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更新日:2023年5月1日

令和5年度浜松市北区のまちづくり(区政運営方針)

北区の将来像

産業と自然が織りなす人にやさしい北区
~豊かな産業と地域資源が融合する田園都市空間の創出を目指します~

北区のまちづくり(区政運営方針)とは

区政運営方針とは、北区のまちづくりの基本方針や地域課題を区民の皆様と区役所が共有するため、毎年度、区長が区政運営の基本的な考え方を区民の皆様にお示しするものです。

あわせて、今年度、北区で実施する主な取り組みを紹介します。

令和5年度の基本方針

北区は、浜名湖や都田川、赤石山脈の余脈の山々が連なり、水と緑と豊かな自然に育まれ、特色ある地域文化と産業に恵まれている地域です。今年は、浜松市を全国にPRする大河ドラマ「どうする家康」の放送もスタートしました。北区には家康公ゆかりの地も数多く存在します。この放送を期に、このような地域資源の活用や新たな魅力を創出するとともに、この魅力を全国に向け発信し、地域の活性化につなげてまいります。

また、引き続き、「竜宮小僧(※)」の精神による市民サービスの向上と、住民の皆様が安心して暮らせる地域づくりに努め、今年度は下記の4つを中心に持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。
※竜宮小僧とは?
北区引佐町久留女木地区の棚田に伝わる伝説(困っている人には誰にでも手を差し伸べ、自ら名乗ることもなく、地域に恩恵を与えてくれた)

令和6年1月1日には行政区再編となり、三方原地区が「中央区」、それ以外の地区が「浜名区」として新たにスタートしますが、再編後においても、これまで培われてきた地域文化や産業を基盤とし、豊富な地域資源を活かしたまちづくりを引き継いでまいります。
(1)安全で住みよいまちづくり
(2)市民協働による区民主体のまちづくり
(3)地域資源(歴史文化・自然)を活かしたまちづくり
(4)中山間地域を応援するまちづくり

令和5年度の主な取り組み事業

区役所が主体となって行う事業

1.安全で住みよいまちづくり

◆市民防災意識啓発事業
多様な地形を有する北区の特徴から、平時からの防災意識向上や、自主的な防災活動のほか、災害時の迅速な情報提供体制を構築します。

1.市民への災害時情報伝達手段として、浜松市防災ホッとメールの普及・啓発を行います。
2.自主防災隊との連携を図り、防災訓練の実施による防災意識の高揚に取り組みます。
3.防災活動に必要な資機材の整備を支援します。
4.出前講座を通じて、自助・共助の重要性を広く周知し、大規模災害時における避難体制の整備を図ります。

◆地域高齢者支援・介護予防事業
高齢者が住み慣れた地域で安心していきいきと暮らすことができるよう、地域包括支援センターと連携して、医療・介護・住まい・生活支援の必要な方へのサービスを一体的に提供し、高齢者の生活をサポートします。

◆地域福祉事業
誰もが住み慣れた地域で自立し安全・安心に暮らせる地域づくりのため、各地域の協働センター等に整備された情報発信の拠点施設である「地域ボランティアコーナー」を活用し、さまざまな福祉活動の担い手や団体との連携を図ります。

◆生活習慣病予防事業
区民の皆様が心身共に健康で充実した生活を送れるよう、生活習慣病予防のための健診の受診や、新しい生活様式を踏まえた健康づくりについて周知啓発を行います。

◆子育て支援事業
妊婦・乳幼児健診、相談、訪問等の母子保健事業を充実させ、妊娠から出産・子育てに至るまで切れ目のない子育て支援事業を展開します。

◆交通事故防止対策事業
浜松市において交通事故件数は年々減少していますが、政令指定都市20市における人口10万人当りの人身交通事故件数ワースト1が続いていることから、
1.関係機関と連携して、交通安全教育の推進を図ります。

2.交通事故多発交差点及び危険交差点における注意喚起をを図ります。

3.高齢者が関連する交通事故が増加しているため、運転適性検査器やサポカー体験会などの体験型交通安全教室を実施します。

4.地域の主要箇所や企業進出により交通量が増加している地区での街頭広報を通じ、更なる交通安全対策を図ります。

5.自転車事故削減のめ、中・高生を対象としたスタントマンによる交通安全教育を実施します。

◆北区安全・安心まちづくり事業
区内の犯罪や非行を未然に防止するよう防犯活動に努めるため、小中学生を対象としたポスターコンクールの開催や、各地区における青色パトロール活動事業の推進に取り組みます。

◆防犯灯設置維持管理費助成事業
夜間における犯罪の防止及び交通安全を図るため、防犯灯を設置・維持管理する自治会に対して、補助金を交付します。

◆自治会集会所整備費助成事業
地域住民の福祉の向上及びコミュニティづくりに寄与するため、誰もが安全かつ円滑に利用することができる集会所の整備を行う自治会に対して、補助金を交付します。(2023年度(令和5年度)2自治会の集会所の改修を予定)

◆信頼される窓口業務の実施
「竜宮小僧の精神」で、区民の皆様の立場に立った丁寧で分かりやすい説明、適切で迅速な対応に努め、お客様の満足度の向上に努めます。

◆北区役所サービス向上プロジェクト
若手職員によるプロジェクトチームを組織し、区役所サービスの更なる向上のための研究や取り組みを行います。

◆デジタルの活用による市民サービスの向上
1.行政手続きのオンライン化の推進
(1)戸籍・住基関係証明書の交付申請のオンライン化
(2)課税証明書(市・県民税、固定資産税)等の交付申請のオンライン化

2.書かない窓口の推進
(1)住民異動届(転入・転居・転出届)など届出業務
(2)国保加入・脱退届の届出業務など

3.キャッシュレス決済の推進
(1)証明書交付手数料等のキャッシュレス決済

◆自治体の生産性の向上【区民生活課】
1.デジタルの活用による業務改革の推進
(1)戸籍・住基証明書の受付・発送業務の集約化

◆北区公式Facebook「きたいーら」による情報発信
北区の様々な情報について、Facebookを活用し、タイムリーかつ的確に発信するとともに、多くの方がアクセスしていただけるよう周知に努めます。

2.市民協働による区民主体のまちづくり

◆区協議会運営事業
地域の代表で構成する区協議会を開催し、地域課題の解決に向けた意見集約や、区民の皆様の声を区政に反映させます。

◆市民提案による住みよい地域づくり助成事業
住みよい地域を実現するため、団体からの提案に基づき、市が公益上の必要を認め、団体が主体的に取り組む事業に対し助成します。

◆区民活動・文化振興事業
地域活性化や文化振興のため、市民協働の概念を取り入れ事業を実施します。
1.献上みかん事業
2.北区文化交流祭開催事業
3.北区ふれあいマラソン大会開催事業
4.地域スポーツ育成事業
5.北区直虎ビューポイント事業
6.レガシー伝承事業

◆区課題解決事業
住みよい地域づくりを推進するため、区役所及び各協働センターに配置されているコミュニティ担当職員が、市民協働・コミュニティづくりに対しての啓発や地域活動へのサポートをおこない、地域の課題解決・活性化に取り組みます。

◆区大事業の開催
北区の4大イベントとして、市民がともに楽しみ、互いに親睦と連帯感の高揚を図り、郷土愛を育むことを目的として開催する、4大事業に対する経費を負担します。

◆姫様道中
1952年(昭和27年)に始まり71回目を迎える江戸時代の姫街道の道中行列を再現

◆いなさ人形劇まつり
1989年度(平成元年度)から続く人形劇の祭典上演数及び参加劇団数ともに日本有数の規模

◆三ヶ日花火大会
猪鼻湖の湖上を彩る北区の夏の風物詩

◆北区Deまつり
北区の市民団体が一堂に会し、北区の魅力を幅広く情報発信

◆地域団体による協働センターの管理運営
三ヶ日協働センター及び三方原協働センターにおいて、地域団体による施設の管理運営と生涯学習講座を実施します。

3.地域資源(歴史文化・自然)を活かしたまちづくり

◆地域の歴史を紹介する講座の開催
地域の歴史などを紹介する講座を開催し、北区の歴史や文化を活かしたまちづくりを進めます。

◆文化財保存・活用・継承事業
地域資源を活かしたまちづくりを推進するため北区の指定文化財の保存・活用・伝承を担う団体などを支援していきます。

◆レガシー伝承事業
2023年(令和5年)1月より放送されている大河ドラマ「どうする家康」を契機とした、地域の活性化や新たな魅力の創出につなげるための事業を展開します。
1.軽トラ朝市開催事業(「どうする家康」放送記念)
北区内において生産・収穫される農林水産物や北区内にて製造される食品等の魅力を多くの方に発信・周知するため、軽トラ市を開催し、区内産品の販売促進を図ります。

北区直虎ビューポイント事業
北区の眺望の良さを生かし選定した11箇所の「北区直虎ビューポイント」を広く発信し、市民団体の活動素材としての利用や健康・観光面での活用を促進します。

「北区直虎ビューポイント」一覧
【2018年(平成30年)8月選定】
1.滝沢展望台(市街地を一望する極めて良好な眺望が得られる)
2.井伊谷城跡(井伊氏の居城で「井伊の里」が見わたせる)
3.高山展望台(猪鼻湖を見わたせる極めて良好な眺望が得られる)
4.細江公園(大河ドラマ「おんな城主直虎」で登場した気賀のまちや都田川が望める)
5.久留女木の棚田(大河ドラマ「おんな城主直虎」で登場した「井伊の隠し田」が見わたせる)
【2020年(令和2年)2月選定】
6.富幕山山頂(遠く三河湾まで望める極めて良好な眺望が得られる)
7.三岳城跡(井伊氏の本城で、浜名湖から遠州灘まで見わたせる)
【2020年(令和2年)12月選定】
8.二三月峠展望台(細江町の街並みを眼下に奥浜名湖が一望できる)
【2022年(令和4年)12月選定】
9.尉ヶ峰山頂(浜名湖から遠州灘まで見わたせる)
10.竜ヶ岩山山頂(浜名湖から遠州灘まで見わたせる。)
11.奥浜名湖展望公園(眼下に奥浜名湖、遠方にアクトタワーが望める)

4.中山間地域を応援するまちづくり

◆中山間地域まちづくり事業
中山間地域に生活する市民等が自ら地域課題解決のために発案し、実施する事業のスタートアップ支援として交付金を支給し、地域密着型NPO法人等の活動を支援します。

◆中山間地域交流デラックス事業
都市部の個人や家族、団体等を対象とした中山間地域の自然や伝統、食文化、暮らしなどを体験するオリジナルワークショップを開催し、あらゆる世代間での交流機会を創出します。

◆浜松山里いきいき応援隊
都市部等の人材を中山間地域活性化の新たな担い手として、積極的に誘致し、地域行事や農林作業等への参加・協力を通じて地域の活性化を図ります。
2023年(令和5年)4月現在、引佐地域にて2名の隊員が活躍しています。

◆浜松暮らし促進・移住促進事業
浜松移住コーディネーターによる、移住希望者への適切な情報提供や相談対応及び移住者の受け入れ環境の整備等を協働して実施し、地域への移住・定住を積極的に促します。

◆中山間地域医療提供体制の整備
中山間地域における医療提供体制の向上のため、引佐地域で地域支援看護師を配置し、オンライン診療を実施します。

北区における市の主要事業(一部抜粋)

◆道路ネットワークの強化
安心安全な走行空間や地域活力を創出するための道路整備を進めます。

1.国道257号外金指西バイパス関連事業(細江・引佐町)

2.市道大原2号線道路整備事業(第2工区)(大原町)

3.市道有玉南初生線バイパス整備事業(初生町)R5.3.4開通

◆ビーチ・マリンスポーツ三ヶ日地区基本構想策定事業
ビーチ・マリンスポーツの聖地を目指し、マリンスポーツの拠点施設整備に向けて整備予定地の測量や地質調査に着手します。

◆浜松地域遺産認定事業
浜松市民に身近な文化資源の中から幅広く推薦を求め、指定文化財や登録文化財の制度とは別に、浜松地域遺産として独自に認定することで、後世への継承と地域活性化を目指します。

◆家康プロジェクト推進事業
大河ドラマ「どうする家康」の放送を契機とし、観光誘致により地域経済の活性化を図るため、家康公ゆかりの地を巡る旅行商品の造成をはじめとした事業展開に取り組みます。

 

区政運営方針の詳細につきましては、令和5年度北区区政運営方針(PDF:1,404KB)をご覧ください。

 

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お問い合わせ

浜松市役所浜名区北行政センター (地域振興担当)

〒431-1395 浜松市浜名区細江町気賀305

電話番号:053-523-1112

ファクス番号:053-523-1907

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