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更新日:2022年5月25日
産業と自然が織りなす人にやさしい北区
~豊かな産業と地域資源が融合する田園都市空間の創出を目指します~
区政運営方針とは、北区のまちづくりの基本方針や地域課題を区民の皆様と区役所が共有するため、毎年度、区長が区政運営の基本的な考え方を区民の皆様にお示しするものです。
あわせて、今年度、北区で実施する主な取り組みを紹介します。
北区は、浜名湖や都田川、赤石山脈の余脈の山々が連なり、水と緑と豊かな自然に育まれ、特色ある地域文化と産業に恵まれている地域です。近年ではサーラ音楽ホールの開館や人気漫画で取り上げられた「聖地」が点在する等、新たな魅力にも注目が集まっています。
今年度は、アフターコロナを見据えた大切なターニングポイントとなることが予想されることから、区政運営にあたっては、豊かな自然と地域文化を守りながら、デジタルの力をできる限り活用しつつ、豊富な地域資源や特性を生かしたまちづくりを進めます。
また、「竜宮小僧(※)」の精神による市民サービスの一層の向上と、皆様が安心して暮らせる地域づくりに努めると共に、魅力ある北区で安心して暮らすことの喜びを感じられるよう、次の4つを中心に区政を運営してまいります。
(1)安全安心なまちづくり
(2)市民協働による区民主体のまちづくり
(3)地域資源(歴史文化・自然)を活かしたまちづくり
(4)中山間地域を応援するまちづくり
多様な地形を有する北区の特徴から、平時からの防災意識向上や、自主的な防災活動のほか、災害時の迅速な情報提供体制を構築します。
1.自主防災隊との連携を図り、防災訓練や出前講座の実施により防災意識の高揚を図ります。
2.防災活動に必要な資機材の整備を支援していきます。
3.コロナ禍における新たな避難所運営を確立します。
◆地域高齢者支援・介護予防事業
高齢者が住み慣れた地域で安心していきいきと暮らすことができるよう、地域包括支援センターと連携して、医療・介護・住まい・生活支援の必要な方
へのサービスを一体的に提供し、高齢者の生活をサポートします。
◆地域福祉事業
誰もが住み慣れた地域で自立し安全・安心・に暮らせる地域づくりのため、各地域の協働センター等に整備された情報発信の拠点施設である「地域ボランティア
コーナー」を活用し、さまざまな福祉活動の担い手や団体との連携を図ります。
◆生活習慣病予防事業
区民の皆様が心身共に健康で充実した生活を送れるよう、生活習慣病予防のための健診の受診や、新しい生活様式を踏まえた健康づくりについて周知啓発を行います。
◆子育て支援事業
妊婦・乳幼児健診、相談、訪問等の母子保健事業を充実させ、妊娠から出産・子育てに至るまで切れ目のない子育て支援事業を展開します。また、日常的な感染
予防対策の周知啓発に努めます。
◆交通事故防止対策事業
浜松市において交通事故件数は年々減少していますが、政令指定都市20市における人口10万人当りの人身交通事故件数ワースト1が続いていることから、
1.関係機関と連携して、交通安全教育の推進を図ります。
2.交通事故多発交差点及び危険交差点における注意喚起をを図ります。
3.高齢者が関連する交通事故が増加しているため、運転適性検査器やサポカー体験会などの体験型交通安全教室を実施します。
4.地域の主要箇所や企業進出により交通量が増加している地区での街頭広報を通じ、更なる交通安全対策を図ります。
5.交通事故件数の多い地域対象に、スタントマンによる交通安全教育を実施します(新規)。
◆北区安全・安心まちづくり事業
区内の犯罪や非行を未然に防止するよう犯罪活動に努めるため、各地区における青色パトロール活動事業の推進や、防災ホッとメールの普及に取り組みます。
◆防犯灯設置維持管理費助成事業
夜間における犯罪の防止及び交通安全を図るため、自治会が設置・維持管理する防犯灯事業に対して支援します。
◆自治会集会所整備費助成事業
地域住民の福祉の向上及びコミュニティづくりに寄与するため、誰もが安全かつ円滑に利用することができる集会所の整備を行う自治会に対して、
補助金を交付します。(2022年度(令和4年度)3自治会の集会所の改修を予定)
◆信頼される窓口業務の実施
「竜宮小僧の精神」で、区民の皆様の立場に立った丁寧で分かりやすい説明、適切で迅速な対応に努め、お客様の満足度の向上に努めます。
◆北区役所サービス向上プロジェクト
若手職員によるプロジェクトチームを組織し、区役所サービスの更なる向上のための研究や取り組みを行います。
◆北区公式Facebook「きたいーら」による情報発信
北区の様々な情報について、Facebookを活用し、タイムリーかつ的確に発信するとともに、多くの方がアクセスしていただけるよう周知に努めます。
◆区協議会運営事業
地域の代表で構成する区協議会を開催し、地域課題の解決に向けた意見集約や、区民の皆様の声を区政に反映させます。
◆市民提案による住みよい地域づくり助成事業
地域の課題解決や魅力増進のため、市民団体の提案に基づく取り組みを積極的に支援します。
◆区民活動・文化振興事業
地域活性化や文化振興のため、市民協働の概念を取り入れ事業を実施します。
1.献上みかん事業
2.北区文化交流祭開催事業
3.北区ふれあいマラソン大会開催事業
4.地域スポーツ育成事業
◆区課題解決事業
市民協働の観点のもと、協働センターを核とした地域課題解決に取り組みます。
◆区大事業の継承実施
まちづくりを担う基幹事業を支援し、北区のプロモーションを推進します。また、コロナ禍においても伝統を継承できる工夫を模索します。
1.姫様道中
1952年(昭和27年)に始まり70回目を迎える江戸時代の姫街道の道中行列を再現
2.いなさ人形劇まつり
1989年度(平成元年度)から続く人形劇の祭典
上演数参加劇団数ともに日本有数の規模
3.三ヶ日花火大会
猪鼻湖の湖上を彩る北区の夏の風物詩
4.北区Deまつり
北区の市民団体が一堂に会し、北区の魅力の醸成を幅広く情報発信
◆地域団体による協働センターの管理運営
三ヶ日協働センター及び三方原協働センターにおいて、地域団体による施設の管理運営と生涯学習講座を実施します。
◆地域の歴史を紹介する講座の開催
地域の歴史などを紹介する講座を開催し、北区の歴史や文化を活かしたまちづくりを進めます。
◆文化財保護保存継承事業
地域資源を活かしたまちづくりを推進するため北区の指定文化財の保護・保存・伝承を担う団体などを支援していきます。
◆直虎レガシー伝承事業
2023年(令和5年)放送予定の大河ドラマ「どおする家康」を契機とした、地域の活性化や新たな魅力の創出につなげるための事業を展開します。
1.三方が原の合戦を紐解く
「三方が原の合戦」マップを作成し、有識者による講演会を開催します。
2.その他
豊富な地域遺産を活用し、生涯学習講座において直虎に関する歴史講座や、地域資源を紹介する展示を設けます。
◆北区直虎ビューポイント事業
北区の眺望の良さを生かした選定した「北区直虎ビューポイント」を広く発信し、市民団体の活動素材としての利用や健康・観光面での活用を促進します。
また、区協議会の委員と共に、新たなビューポイントの活用方法を検討します。
◆中山間地域まちづくり事業
中山間地域に生活する市民等が自ら地域課題解決のために発案し、実施する事業のスタートアップ支援として交付金を支給し、地域密着型NPO法人等の活動を支援します。
◆中山間地域デラックス事業
都市部の個人や家族、団体等を対象とした中山間地域の自然や伝統、食文化、暮らしなど、魅力ある体験をパッケージとしたオリジナルワークショップを開催し、
あらゆる世代間での交流機会を創出します。
◆浜松山里いきいき応援隊
都市部の人材を中山間地域活性化の新たな担い手として、積極的に誘致し、地域行事や農林作業等への参加・協力を通じて地域の活性化を図ります。
2022年(令和4年)4月現在、引佐地域にて隊員が活躍しています。
◆浜松暮らし促進・移住促進事業
浜松移住コーディネーターによる、移住希望者への適切な情報提供や相談対応及び移住者の受け入れ環境の整備等を協働して実施し、地域への移住・定住を積極的に促します。
◆中山間地域医療提供体制の検討
中山間地域に指定されている引佐地域において、将来にわたる医療提供体制の在り方について、医師会、自治会、市などで組織する部会を立ち上げ調査、研究を行います。
◆道路ネットワークの強化
安心安全な走行空間や地域活力を創出するための道路整備を進めます。
1.国道257号外金指西バイパス関連事業(細江・引佐町)
2.市道大原2号線道路整備事業(第2工区)(大原町)
3.市道有玉南初生線バイパス整備事業
4.通学路整備要望、生活道路の安全対策
◆ビーチ・マリンスポーツ三ヶ日地区基本構想策定事業
ビーチ・マリンスポーツを推進するため、事業化計画に基づき、次なる「大会誘致ゾーン」の整備エリアとして三ヶ日地区に着目し、マリンスポーツの拠点整備に向けた検討を進めます。
◆浜松地域遺産認定事業
浜松市民に身近な文化資源の中から幅広く推薦を求め、指定文化財や登録文化財の制度とは別に、浜松地域遺産として独自に認定することで、後世への継承と地域活性化を目指します。(北区の地域遺産認定文化財69件)
区政運営方針の詳細につきましては、令和4年度北区区政運営方針(PDF:951KB)をご覧ください。
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