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更新日:2021年1月5日

令和2年度第7回北区協議会 議事要点

開催日時 令和2年11月25(水曜日)午前10時00分~12時00分

開催場所 引佐協働センター2階会議室1・2

次第

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 議事
    (1) 報告
     ア 行政区再編の協議の経緯について
    (2) 協議
     ア 第6期障がい福祉実施計画(案)・第2期障がい児福祉実施計画(案)策定に伴うパブリック・コメントの実施について
     イ はままつ友愛の高齢者プラン(案)のパブリック・コメントの実施について
  4. その他
    (1) 地域の情報等について
    (2) 次回の開催について
  5. 閉会

2 あいさつ

3 議事

(戸田会長)
本日の会議の議事録署名人に13番 立岩惠子委員、14番 辻村幸則委員を指名する。

(1) 報告

ア 行政区再編の経緯について
【髙林行財政改革・大都市制度調査特別委員会委員長・鈴木副市長があいさつ、内藤企画調整部長が資料に基づき説明】
(増田委員)
浜松市の住民投票の投票率は55.6%とかなり低い。問題意識が市民の中に浸透していない。今後、行政において再編におけるロードマップや検討内容を多くの市民へ公開することが必要であると感じる。
(鈴木副市長)
区の再編については行政当局と議会にて協議し、市民に対して必要な説明を実施し、進めていくべきと考える。
再編を進めるにあたり、重要視しなければならないことは市民サービスが滞らない事、市民サービスが全区同様の水準で提供されるという事である。区役所が無くても協働センター等でサービスがしっかり提供でき、現在のサービスが確保されることが前提である。また、地域の活動拠点、災害時の対応拠点、コミュニティ拠点などが引き続き継続して確保されれば、区役所でなくても、それ以外の建物、拠点で確保できるという事になるならば問題ないという認識を市当局として持っている。現在の形式が変更され、機能が多少変わる場合は、説明会または報告会にて、ご意見なりご要望を承った中で具体的な話としてしっかりまとめていく必要性がある。
今後は、ご要望を承った中で具体的な内容をまとめ、その都度こうした機会を活用し説明または報告をしながら、具体的イメージを皆さんに共有していただき、確認しながら進めていきたいと考える。
(神間委員)
議会と当局が互いに協議をしながら話をした経緯があり、慎重な審議をされてきたという事は承知している。中山間地域においては、住民サービスの低下がさらに進むのではないか、という話を聞いた事がある。協議会や自治会長に説明をしたことが全市民へ説明をした事になってしまっている。自治会長は1年で交代する所もあるため、末端の住民まで伝わるかと言えば伝わらないと思われる。
この問題を住民にしっかり考えてもらうには、議会と当局が一住民にまで情報が伝わるようにしてもらわないといけない。市民に説明する方策をお持ちか教えていただきたい。
(髙林委員長)
大変申し訳ないが、80万人市民一人一人に理解を求める説明の場は、非常に難しいと思っている。今後の議論についてはかなりの頻度で説明会をあげていきたいと思っている。議員であるので各会派の皆さまに協力をしていただき、説明会を進めていきたいと思う。
(鈴木副市長)
行政としては議会と共通認識を持って説明する事が前提条件になるので、行政当局はいろんな機会を捉えて説明していく。
(神間委員)
もっと情報の発信をして頂きたい。例えば議会と当局が新聞の1面に特集を組んだり、別冊で新聞に折り込みをしたりしてやって頂きたい。
(伊藤委員)
住民投票では、どう投票していいか分からなかった。今の話では、行政サービスは区を再編すれば不便が無くなるという風に捉えられる。現市長は区を再編するということで当選している。住民投票では3区案、その後2区案を提案されたが市民の意見を取り入れた案であったのか。そのような提案が市民を無関心にさせる要因に繋がっているのだと思う。
(鈴木副市長)
住民投票では、3区案を出させていただき投票をお願いした。3区案に対しては反対が多く否決され、新しく特別委員会を立ち上げてもう一回協議しましょう、という事でリスタートされた。市としては今まで提案してきた区の形、内容、数ではなくて、区役所の建物・拠点は継続させ、一体的な浜松市として地域性の大きな違いのある天竜区と、その他の区の2区として改めて提案させていただいた。今の段階ではゼロベースで合区にこだわらず、いろんな形の不具合を解消するため、線引きをやり直しする事も含めて、新しい区割り案を考える審議が進められつつある。
(野澤委員)
行程3は市民が一番知りたがっている所だと思う。3-2の区再編のメリット、デメリットをなぜ広報はままつに載せないのか。いろんなOA機器を使った道具が主流になっているが、もう少し自分の目や耳で市民が知る機会を与える方法があるのではないか。自治会連合会の会長は、北区会議に出てある程度内容は知っているが、一般の自治会長はこういった話を全然知らない。一般市民はもっともっと知らないのではないか。市民側は特にデメリットを知りたい。今後のあるべき姿、方向性を聞きたい。
(髙林委員長)
区の再編のメリット、デメリットについては各委員、いろんな意見を持っている。完全なる合意はできなかったが、概ねメリットについては行政効率の向上であり、デメリットについては住民サービスの低下が懸念される。要するに区の再編をした時に区役所が減るため、住民サービスが低下するのではないかという事が大体の意見であった。住民サービスには土木や防災、福祉等いろいろな面があるが、それについて区役所が減れば住民サービスが行き届かなくなるのではないか、という話はあった。市民の皆様への周知については努力していきたい。今後は住民投票があるとは思わないが、皆様から意見をいただく事については、たくさんしていただくように努力していきたい。
(鈴木副市長)
これから不具合を見直し、改善するような事も含めた新しい線引き、区割り案が具体的に協議されてくる事になる。そうした時に、初めて区のメリット、デメリットの説明をさせてもらう事ができると思う。平成17年に12市町村が合併し、急に大きな市となり、組織の運営をできるだけ効率的にし、行政サービスを見直す課題が多く出た。一時的に増えてしまった職員や施設を整理しながら、借金もある程度圧縮を図りながら、10年間整理縮小してきた。今の浜松は一定規模の内容のスリムな行政基盤ができた状況である。これからは、ただ職員を減らすとか借金を減らす事ではなくて、新しい行政ニーズに対応し、新しい行政サービスを提供する為のコストを投じなければならない状況になっている。コロナ禍における健康を重視した事業、災害対策に必要な建設投資も含めながら、具体的な提案にある程度のまとまりが出たら、多くの皆さんに説明させていただく事ができる、またそうした事をしなければいけないと思っている。
(立岩委員)
過ぎた事だが、住民投票で再編をするか、しないかということで私のまわりでは「設問2さえ無ければ悩まなかった」という声が多く聞かれた。「おかしいよね。あれって困る。どういう風にしたらいいの」という話が選挙の投票の時まで続いた。今でもそれを言う時がある。今後はもっとわかりやすいものにしていただきたい。
(冨永委員)
これは市議会への苦情であるが、なぜここまで来るのに10年もかかったのかという思いがある。内容も議論も含めて、一般市民にわかりやすいような方法を取っていただきたい。以前、自民党案で5区案が出た時期があったが、市議会側で案を提案していただけるのか。行政だけが案を示しているように我々には聞こえる。市、議会一体となってやるという方向に決まったのだから、スピード感を持った上で事に当たっていただきたい。
(髙林委員長)
私が委員長になってから24回委員会を開いた。異例なスピードでやってきた。今後は更なるスピード感を持ってやっていきたい。勿論、丁寧な議論も必要だと思っている。去年の統一地方選挙の前の委員会の場面では、当局の方からいろんな案が出され、それに対して協議をして参った。議会はチェック機能であるのでそういうスタンスでやってきたが、今期になってから議会も提案する。具体的に、議会から組織についても物を申していきたいと思っている。私の経験では、議会と当局が同じ場所にいて皆様に説明する事はかつて無かった。今後も、議会と当局は丁寧な議論をして皆様に周知徹底していきたい。
(冨永委員)
今後もそうあっていただきたい。よろしくお願いします。
(戸田会長)
質問、意見があったが行程4に移るという事で、行程1から3の経過報告を取りまとめた資料が欲しかった。「ホームページを見てくれればわかる」とのことだが、一般市民はあの内容すべてを読まない。噛み砕いた資料が欲しかった。今後も他の地域で説明会があると思うが、行程1から3についてまとめた資料を添付して欲しい。

(2) 協議

ア 第6期障がい福祉実施計画(案)・第2期障がい児福祉実施計画(案)策定に伴うパブリック・コメントの実施について
【障害保健福祉課より説明を行った】
(野澤委員)
案について。3年ごとに案を出す訳ですね。
(夏目障害保健福祉課長補佐)
第3次浜松市障がい者計画という平成30年から令和5年までの6年間の計画があり、その内の生活支援に位置付けられた実施計画の前半分が今年度で終わるため、残りの3年間分の計画案をお示しする。国の方針で変わるかもしれませんが、令和元年度の実績から後半3年間での見直しをし、実績に合った形のものを計画として策定していく。
(野澤委員)
第6期障がい福祉実施計画(案)の中に「計画の評価体制」とあるが、こういったチェックをしたらこういった事が問題であり、今回の案にはこういった事を盛り込みました等の報告は今まで聞いた事が無い。計画しました、実施しました、チェックしましたでは途中経過が分からない。口頭でもいいから説明はないか。
(夏目障害保健福祉課長補佐)
障害者施策推進協議会や、障がい者自立支援協議会の中で検討させていただいている。計画の策定にあたっては、両協議会の中で話し合いを繰り返しており、今年度は障害者施策推進協議会を2回、障がい者自立支援協議会を数回開き、そちらへ諮りながら進めてきた。パブリックコメントの案の中には問題点等を考慮した課題解決などの記載はしていないが、協議を踏まえ、そういった事を考慮してこの計画案を作成させていただいている。
(戸田会長)
見直しをかけるという事であれば、1ページでも構わないので説明資料の添付という形で、変更点や修正箇所の記載などがあれば皆さんわかりやすいと思う。
(夏目障害保健福祉課長補佐)
貴重な意見をありがとうございました。分厚い資料を投げかけただけという形になって申し訳ございませんでした。ご意見を参考にもう少しわかりやすくしたいと思う。

イ はままつ友愛の高齢者プラン(案)のパブリック・コメントの実施について
【介護保険課・高齢者福祉課より説明を行った】
(川出委員)
プラン案はいつ時点で決定されたのか。
(徳田介護保険課長)
介護保険の運営協議会については10月30日には報告して了承を得た。社会福祉審議会高齢者福祉専門部会については10月23日に報告した。
(川出委員)
今年初めて敬老会事業に関する各自治会における意向調査をやっていただいた。その部分はこの中に反映されているのか。
(亀田高齢者福祉課長補佐)
計画については全体的な方向を示したものである為、敬老会の見直しまではこのプランには記載していない。今回いただいた意見を下に今後3年ぐらいかけて方向性を検討し、自治会連合会と相談して進めていきたい。
(川出委員)
一般市民が一番関心あるのは、分厚い冊子の5ページのこれまでの方向転換と見直し実施状況という部分の敬老会祝い金、敬老会開催、バスタクシー券はずっと無いが、そういったものが今後も継続して行っていけるのかを知りたい。対象年齢を2年ごとに上げ今年は77歳だが、今後も継続していく、継続するなら対象年齢をどのように引き上げていくのかを知りたい。
(亀田高齢者福祉課長補佐)
敬老会については今回のプランでいくと3年間変更の予定はない。
(川出委員)
概要版の8ページの成果目標について。重点施策4として施設の関係の充実を図るという事で令和4年、令和5年それぞれ18床を設けて合わせて36床にするという事だが、区というのはどこの地区の施設に追加するのか。
(徳田介護保険課長)
グループホームを整備するという事で、厚い冊子の59ページ右側に認知症対応型共同生活介護という事でそれぞれの数字が出ている。総床数が変更になっている所がある。
(川出委員)
差し引きすればわかるが各社会福祉法人等でも施設の充実を図るという事で動いていると思うが、将来的には高齢者人口も減ってくるという中で、今現在は右肩上がりで施設が充実を図られている状況にあるが、行政サイドとしては施設の充実を図るのは民間であるが、いずれは共倒れをするような状況も生まれるように思うが、どのように考えているか。
(徳田介護保険課長)
なるべく最低限の所を見計らって今後の人口の推移、高齢者人口の推移、それに合わせて一定の割合で対象者が増えたり減ったりしていくのは見計らった形で作らせてもらっている。今現在の施設の空床数もその中で見込みながら必要が無い種類の施設については、大きく整備はしていかない形で考えている。10年後、20年後を見据えた形での整備になるので、慎重にやらせていただきたいと思う。
(冨永委員)
6つの重点施策について、これが全部現実に実行されると、我々も数年後にはサービスを受ける側になるのでありがたいと思っているが、現実としては人員とか施設の問題、三方原地区においても高齢者施設は出来たが介護職員がおらず、フル活動が出来ない施設が見受けられる。そういった面で全体的に今までやってきた中で、計画に対してどの程度成果が出ているのか、わかる範囲で教えて欲しい。この3年間で目標を達成出来そうな内容なのか危惧する所があるが、どう考えているか。
(徳田介護保険課長)
施設で介護人材が不足している状況は十分承知している。この問題は全国的な大きな課題である。それに対してできるだけの施策を打ち出していきたいと思う。今年度に関しては新たに介護職員になられた方の奨学金の返済補助や、職員として就職しても大丈夫なような環境にしていきたいと思っている。ただ、全国的な問題なのでできる限りの施策は展開させていきたい。施設自体の計画はどれだけ成果があがっているかについては、今までうちの方で計画的には入居系、その中で生活していく施設については市の方である程度計画を立てさせてもらい、施設の方を民間に整備していただく形を取っていた。今現在、概ねそれぞれの施設の入居者は8割、9割で適当な数字で推移していると思っている。今回の目標で入れさせていただいたのは、認知症の関係の施設については今後増えていき、市民の中での対象者も増えていくのではないかと考えた。高齢者の人口比率でベッド数が少ない地区を優先的に配置していくという考えで計画している。当然、その区域でなければ入れないとい訳ではないが、近い所に入った方が皆さんも入りやすいかなという部分もあって設定させてもらった。
(冨永委員)
ありがとうございました。

4 その他

(1) 地域の情報等について

(前原委員)
三ヶ日まちづくり協議会として、「三ヶ日っていいなポスター展」というのをやっている。投票期間は11月30日から1月10日までである。北区役所の1階に投票箱を設置する。浜松磐田信用金庫の中川支店、市外、県外の人にも投票していただこうという所で浜名湖サービスエリアにも2ヶ所投票箱を設置する。

(2) 次回の開催について

次回の開催について12月23日水曜日10時00分より、北区役所3階31・32会議室で開催することで了承された。

5 閉会

(峰野副会長)
以上で、令和2年度第7回北区協議会を終了する。

令和2年度第7回北区協議会会議記録

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