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更新日:2021年6月29日

令和3年度 第1回北区協議会 議事要点

開催日時 令和3年4月27日(水曜日) 午前10時00分~11時53分

開催場所 北区役所 3階 31・32会議室

次第

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 議事
    (1) 報告事項
     ア 令和2年11月以降の行政区再編の協議の経緯について【調査法制課】
     イ 令和3年度 浜松市北区区政運営方針について【区振興課】
     
  4. その他
  5. (1) 地域の情報等について
    (2) 次回の開催について
  6. 閉会

2 あいさつ

3 議事

(戸田会長)
本日の議事録署名人に石原和代 委員、 伊藤忠和 委員を指名する。

(1)報告事項

ア 令和2年11月以降の行政区再編の協議の経緯について

【行財政改革・大都市制度調査特別委員会 髙林委員長より説明を行った】

(神間委員)

 私は、持続可能な自治体運営をする為には区の再編は必要だと考える。区の協議会の委員として、私達の立場は各地域や各団体のインフルエンサーであると説明を受けた。今日、区の再編の説明をいただいている資料も新聞欄に記載されているが、詳しい資料は私達へ配られた物だけである。前回副市長へ区再編の経緯について市民に対し、どのように周知していくのか質問したら、「これは市議会議員の仕事です」と返事をいただいた。区協議会委員として、私達も何かしていかなければいけないと感じている。私達は市民に対しどの程度まで周知すれば良いかお聞きしたい。

(髙林委員長)

 各自治会連合会と各区協議会の皆様に説明をした。最後にいつもお願いしている事がある。自治会連合会の会長の皆様には、単位自治会の皆さんにお伝えをしていただきたいという事と、区協議会の皆様には団体の代表でいらっしゃるので、団体に戻った時に説明をしていただきたい。しかし、直接聞いている委員の皆様は理解していただけるかもしれないが、本日聞いていいただいた事をそれぞれ戻られお話していただくときに、解釈の違いで間違った説明をされることに不安があるのは事実である。東区協議会では「単位自治会にも説明に来て欲しい」という話もあった。 「約束はできないが考えてみます」と答えた。もし要望があれば、今回の経緯説明は議会がしてきたもので、説明責任は議会にある。議会が工夫、知恵を出してなるべく多くの方に説明していきたいと思っている。

(神間委員)

 北区協議会委員発案で説明会を開くのも手である。北区協議会からお願いして、どなたかに説明に来ていただくのも一つの手であると思う。口頭だけで説明すると間違う事もある。資料もある程度負担を強いられる事になる。自主事業としてやるのはどうかと考える。

(髙林委員長)

 今回の経緯説明については我々議会に責任がある。区の協議会として我々に指示を頂ければ、喜んで説明したい。

(野澤委員)

 6つの区割りのたたき台の説明があった。6つの案が最終ではないと最後におっしゃっていたが、新しい区割り案が出る可能性はあるのか。

(髙林委員長)

 6つの案をたたき台として協議し、線引きは移動する事がある。可能性という事であれば他の案もあり得る。

(野澤委員)

 6つのたたき台の案が出たが、資料1の協議事項と優先順位の中で、浜松市民の一番の関心事は市民サービスに関することだと思う。6つのたたき台の案に関してそれぞれのメリット、デメリットが分からない。説明資料にメリット、デメリットを記載する事はできないか。

(髙林委員長)

 適正な行政拠点配置について、区役所や行政センター、協働センターを各案でどこにするかという事をまず当局から示してもらい、各案のメリット、デメリットを我々の方で協議していきたい。

(野澤委員)

 そのことがスケジュールのどこに入ってくるのか分からない。行政拠点配置、区役所や行政センターをどこに置くかということがあり、市民は初めてメリットデメリットが分かる。スケジュールを明確にした方が理解しやすいと思う。

(髙林委員長)

 ご意見として承る。なお、条例の設定は令和5年2月だが、区割りの最終案の提示は、半年は必ずかかると思っている。当局と議会がそれぞれに案を出し合って決めていく事になるので議会側としては丁寧にやりたい。

(立岩委員)

 資料3について、「北区の一部」というのが3ヶ所出てくるが、どこを指しているのか。

(髙林委員長)

 No.6について、都田地域と三方原地域は黄色の中に入っている。No.7についても同様である。No.6とNo.7の違いは緑色の部分である。No.6は天竜区が単独、No.7は浜北区と天竜区が統合する案である。

(冨永委員)

 6案の選択にあたって天竜区を単独にする、複合にするという所が最初に掲載されていると思うが、天竜区をどちらにしていいか判断がつかない。どういう風に考えて単独にしなければいけないのか、複合でもいいのかを教えて頂きたい。

 また、2区案の所に18万人以上の人口を確保する案という事で、人口のバランスを考えるとあったのを記憶しているが、人口についてはここに出てくるだけで3区案4区案については人口の記述が無い。ここはどのような基準で区を割ったのか教えていただきたい。

(髙林委員長)

 人口バランスについての区割りは難しいことが分かった。天竜区については単独がいいか複合がいいかという事は、現段階では判断が出来かねる。各案に単独と複合を入れ、なぜ天竜区を別扱いしているのかという事であるが、天竜区は人口減少、超高齢化、災害が頻発している区である。福祉の面でも他区と違い、手が届かない部分が多々ある、天竜区は、他区とは違った政策を考えないといけない面で、単独施策を考えていくという考えもあれば、他の区と一緒になって交流を図ったらどうかという意見もありこのような案となっている。

(冨永委員)

 そういう事ならば、なおさら天竜区単独かどうかという事を大前提に振りかざさない方がよろしいのではないか。まず1番目におっしゃることが、天竜区の重要性は何なのかと誰でも思うと思う。人口面でも他の区割り案では考えられないという事であれば、人口をあまり前に出さない方がいいのではないかと思う。

(髙林委員長)

 ご指摘ありがとうございました。

(戸田会長)

 前回、区の再編の説明の中にコストが出ていたと思うが、たたき台の中でそこは考慮しているのか、まだこれから検討していくのかどちらか教えていただきたい。

(髙林委員長)

 コストについては各案ごとに当局から示していく予定である。区の数が2と4では区長、副区長、人件費等がかなり違う。コスト面では人件費がクローズアップされているが私はそうは考えていない。2から4区案の中でいろんな状況が出てくる。

(戸田会長)

 2区案を含め天竜区を単独にするか複合にするかについて、天竜区の置かれている立場を重点的に説明していただかないと単独案、複合案が理解できていかないと思う。

(髙林委員長)

 今回は、たたき台であるので次回は、事細かな説明をさせていただく。

 

 

イ 令和3年度 浜松市北区区政運営方針について

 【区振興課より説明を行った】  

(前原委員)

 三ヶ日地域の30代、40代の若者達が、学校や商店を通じ、手持ち花火を子ども達に分けたり、場所は明かさずに花火の打ち上げを行ったりした。この資金は、町内の各商店が事業所に寄付をお願いして集め住民の評価も高かった。本年も三ヶ日花火大会が中止されるようであれば、代替事業として三ヶ日花火大会の市負担金を充てこの取り組みを行えないか。

(堤まちづくり推進課長)

 三ヶ日花火大会の負担金は交通安全に関する経費、トイレ等の清掃に関する経費、ごみの処理等に関する経費等を目的としたものである。このため、ご提案の事業に負担金を充当することは難しいが、実行委員会とも協議させていただきながら、何かいい解決方法があれば調整していきたいと思う。

(神間委員)

 若手職員を育てる視点から、髙田前区長が「若手職員がきたいーらという公式フェイスブックホームを作った。そしてこれを広めたいという事で頑張っている」という事を言った。今日きたいーらを見たら、212人の方がきたいーらに登録している。しかし、212人の中に北区の職員はあまりいないと思う。1日20件ぐらいの方が、いいねを押している。自分の所から自ら率先してやるという事が若手を育てる、応援していく事になると思う。職員達はせっかく作ったのに周りの人は誰も登録してくれない、と悩んでいると思うが、今後どのように応援していくのか、担当者でなくて区長に聞きたい。

(石田北区長)

 きたいーらについては、私もFacebookをやっていなかった。北区に来て初めて登録した。これについては、髙田区長の時から若手職員の発案で始めた事業である。 

私は区の職員に対しての強制は難しいため、良かったら登録して下さいと各課長を通じて周知していきたいと思う。北区の情報を発信しているサイトでもあるので、そこは常に北区の情報を自分達が敏感に感じ取るのは大事だと思っている。 

SNSの使い方には十分注意をしなければいけない。使う本人が注意をしなければいけない部分があるので、そういった部分を守った中で、閲覧するだけなら問題無いが、情報を書き込む事によってリスクが出てくる。そういった事もしっかり話した上でやりたい。若手の職員には自分達の課で携わっていうイベント等、積極的にきたいーらを通じて発信していくように今後しっかりと徹底していきたい。強制は出来ないのでお願い程度となる。

(鈴木委員)

 一昨年、細江神社の打ち上げ花火を担当をしたが、100発の花火を出す書類を作成して北消防署に持って行った。窓口業務の方が大変素晴らしい対応だった。それから昨日長寿保健課の窓口で3人の職員の方に対応していただいた。大変対応が良かった。北区の職員として竜宮小僧の精神を意識していただく事が大事だと思う。職員の対応は市民との最前線だと思う。

(野澤委員)

 令和2年度北区区政運営方針と今年度を見たがそんなに変わりない。大きく変わっていないという事は、去年の運営方針に対する効果確認が十分でなかったと私は見てしまう。運営方針があっていろんな活動を北区で行っていくと思うが、効果の確認は数字化できるという効果が良い。前年度の目標に対する効果の確認、出来なかった事に対する改善があると非常に分かり易い。

(柴田委員)

 先ほど職員の対応が良かったと話があったが、私は逆で職員の対応が良くなかった。コロナワクチン接種の通知が、80歳以上の方に市から送付された。私の家にも届いた。対象者が認知症で近くの病院に入院している。区役所に来てどうしたらいいか受付で話をした。健康づくり課へ行ってくださいという事で行った。そこでもわからず、結局資料に入っているフリーダイヤルに電話して下さいという対応だった。このような対応は、竜宮小僧の精神がしっかり行き届いているか非常に疑問であった。わからない事はface to faceで話をしないと、電話では伝わらない事が多いのではないかと思う。区役所の中で細かな所がわからないなら、市として最低、皆さんから質問のあるようなQ&Aを取りまとめておいて、それに対する返答ができるようにしてほしい。「ここじゃわかりません」では、何の為の区役所なのか分からない。今後の対応をよろしくお願いする。

(成瀬委員)

 令和3年度北区区政運営方針で、今一番問題になっている事はコロナであると思う。区の中でも問題が出た場合に、臨機応変に対応しなければいけないことが一番の大きな問題だと思う。昨年からコロナが続いている状況の中で、運営方針の中に補足的にも一行ぐらいあってもいいのではないかと思う。

(石田北区長)

 コロナに関しては区役所でも取り組んでいる事がある。それは窓口での感染予防対策であるとか、イベント等についてはそれぞれの実行委員会でやっていただいている。区政運営方針については、どちらかというと予算に紐づいた事業の中で、今年度取り組んでいく事業を記載させていただいている。今の時勢を考えれば「コロナ」という言葉が多少入っていても良かったと思う。所々では、2ページの安心安全まちづくりの市民防災意識啓発事業の所に「コロナ禍における」という言葉が入っている。昨年と大きな違いが無いというのは、基本的には区役所自体のやる事が毎年度、そんなに大きく変わるものでは無いためである。今後コロナについても来年度、どのような状況になっているかというのは読めない部分があるが、その状況を見ながら、本日意見を頂いたコロナという視点を取り入れる部分があれば、盛り込んでいきたい。

(立岩委員)

 直虎ビューポイント事業について、今は見晴らしのいい所まで行くのに整備もされていて、眺望はいいと思っているが、孫が「あの木が邪魔で見えないね」と言う所があった。確かに大きな木がこの先、1年2年で邪魔になって見えなくなっていくことが予想される。そういうものを整備する費用はこれからすごく大切になる。 

整備もずっと続けていかなければならないため、そういう事も考えながら事業を進めていただきたい。

(川出委員)

 市道沢上灰の木原線道路整備事業について、いつ完成するのかを教えていただきたい。また、新東名下りの浜松インターからフルーツパークへ下る道路の側面が崩壊してからもう2年経っている。フルーツパークへの行き来等で、地元の人達もかなり利用している。開通時期を教えて欲しい。

(伊藤北土木整備事務所副技監)

 市道沢上灰の木原線道路整備事業ついては、今年度の開通を目指して進めている。道路の側面の崩壊については、今年の6月末の開通を見込んでいる。具体的な日程等が決まったら地元へ報告させていただく。

 

4 その他

(1) 地域の情報等について

(大野委員)

 浜松市が政令市になる時に、クラスター型のまちづくりをするという事で、膨大な資料をいただいた。クラスターとはこんなものだ、という事で本当のブドウの房のような地域活性を見込んだまちづくりという資料を沢山いただいた。今回、浜松市はデジタルスマートシティを目指すという事で、ようやくブドウ型の市民サービスが細かにできるようなまちづくりが出来るのではないかと考える。これもまた区の再編に絡んでくると思うが、市民サービスが例えば、今まで区役所に来なくてはできなかったものが自宅で半分できるようになるとか、学校単位でいろいろな書類が受け取れるようになるとか、そういう大きな夢も出てくると思う。また、職員もデジタルでやって頂ければ、事務の改善につながるとともに、もっと細かなところに手が回ると思う。是非これからはデジタルスマートシティの進行状況をこの会議で発表していただきたい。

(神間委員)

 北区協議会は、行政職員が諮問、報告、協議案件を私達に話した事実を作り、私達は了解したような形式的な会議の場所とするのではなく、私達が議員を選んで、市の方針を託していくのが本来の形である。大野委員が言われた素晴らしい提案は北区協議会にしかできない事だと思う。自分達の中で区の再編も含め、勉強会をし北区協議会委員主催で市民に向けて、ディスカッションをするのも必要かなと思っている。そのことを先ほどの休憩中に髙林委員長に言ったら「議会はよろこんで来ます。議会がしっかりと説明する」と言ってくれた。本日傍聴されていた戸田議員や加茂議員、神間議員そして久米議員と斎藤議員もお越しになってくれると思う。 

我々の出来ない部分をフォローして頂けると思う。

(伊藤北区区振興課副主幹)

 委員の勉強会という形での開催であれば、中区では区協議会終了後に委員の有志で地域の課題について発案者が会議長となり勉強会を実施している例がある。この勉強会は、発案者が資料等を揃え、自身が会議長となり進める方法で実施している。ただし、中区協議会としての開催ではない。

(戸田会長)

 北区協議会として開催が可能か否かも踏まえ、事務局と調整することとする。

(2) 次回の開催について

 次回の開催について、5月26日水曜日10時00分より、北区役所3階31・32会議室で開催することで了承された。

【事務局より】

(伊藤北区区振興課副主幹)

 渥美委員の辞職について、3月30日付けで、一身上の都合により辞任届けが提出された。これに伴い、北区協議会は本年度から24人の委員になっている。補充することも可能であるため意見をお伺いしたい。

(戸田会長)

 欠員が出来たが、補充しなくても良いと考える委員は挙手をお願いする。

【挙手多数により欠員のままとする】

(峰野北区区振興課長補佐)

 東京オリンピック聖火リレーについて、区の自治会連合会で承認を頂きながら、関係自治会には回覧で示す。6月23日に、聖火リレーが北区細江町内を走る事になっている。西気賀小学校前からプリンス岬を1周して国道362号線を横切り、西気賀駅で天浜線に乗り気賀駅へ行く。みをつくし文化センターの駐車場がゴールというルートになる。これに伴い国道362号線の西気賀駅前で横切るので交通規制をするといったチラシである。静岡県のオリンピック・パラリンピック推進課が問い合わせ先になっている。県警で交通規制はやっていく。8時30分から9時40分まで通行止めになるように見えるが、実際はランナーがスタートして西気賀駅で電車に乗るまでを考えている。今後のコロナの状況、ランナーの状況により変更もあり得る。

(石原委員)

 この時間だと6月23日の北区協議会に三ヶ日から来られないので、日程を変更する等お願いしたい。

(伊藤北区区振興課副主幹)

 区の振興課の職員も配備になると考えられる。次回の開催日案内通知へ時間の変更、若しくは日にちの変更のお知らせをする。

5 閉会

 以上で、令和3年度第1回北区協議会を終了する。

令和3年度第1回北区協議会会議記録

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電話番号:053-523-1168

ファクス番号:053-523-1907

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