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更新日:2021年8月31日

平成28年度 第4回北区協議会 議事要点

開催日時平成28年7月28日(木曜日)午後1時30分~3時22分

開催場所北区役所3階31・32会議室

次第

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 議事
    (1)協議事項
    ア遠州灘海浜公園について
  4. その他
    (1)地域の情報等について
    (2)次回の開催について
    日時平成28年8月25日(木曜日)午後1時30分から
    会場北区役所3階31・32会議室
    (3)その他
  5. 閉会

1開会

2あいさつ

3議事

(佐藤会長)
本日の会議の議事録署名人に7番佐藤雅義委員、9番柴田喜久秧委員を指名する。

(1)協議事項

ア遠州灘海浜公園について
【スポーツ振興課並びに公園課から、資料に基づき説明を行った。】

(石原委員)
大規模スポーツ施設を建設することについては賛同するが、海の近くに防災拠点施設を建設する理由について説明を求める。
(奥井公園課長)
浜松市沿岸域防潮堤整備により津波に対する安全性が確保できることや、国道1号線と隣接するアクセス環境から、防災拠点として位置づけている。
(石原委員)
津波が防潮堤を乗り越えた場合に、浸水により近隣の幹線道路が利用できないことが想定されることから、防災拠点としての機能に疑問が残る。
(山下委員)
野球場の収容人数は2万2千人程度との説明であったが、収容人数の規模の算出根拠について説明を求める。
また、野球場の候補地は自動車によるアクセス環境が悪いと思われるため、遠州灘海浜公園の中田島地区等の活用も検討してはどうか。
(奥井公園課長)
野球場の収容人数は県の構想によるもので、県営草薙球場と同程度としている。
野球場の候補地は、JR高塚駅から約2kmの立地でシャトルバスの運行が可能であることや、国道1号線にも隣接していることから、アクセス環境も良好であると考えている。なお、候補地の要件として都市公園区域内で約10haの土地が必要であることから、遠州灘海浜公園の中田島地区の活用は不可能である。
(青山委員)
新たな野球場の必要性は認められるが、候補地については津波被害を想定し、慎重に選定されたい。
(奥井公園課長)
候補地がある西区においては、緊急避難場所の確保の観点から、多数の賛成意見をいただいている。適地の選定にあたっては今後、市議会特別委員会での議論を経て決定する。
(鈴木弘委員)
地震や津波の発生時に、沿岸域にある野球場に避難することは理解し難く、候補地の選定に疑問が残る。
新たな野球場が建設された場合の、四ツ池公園野球場の跡地利用についての構想はどうか。また、本基本構想に対する浜松市の考えはどうか。
(奥井公園課長)
候補地は、遠州灘海浜公園(篠原地区)や国道1号線の利用者が、発災時に避難することができる環境であることから適地とした。
四ツ池公園野球場の跡地利用については、現状では構想はないが、ビルド&スクラップ方式による施設整備の観点から、新たな野球場の完成後に廃止する方針である。また、本基本構想に対する浜松市の考えについては、昭和62年から静岡県に対して篠原地区への野球場の建設を要望してきた経緯がある。
(鈴木義男委員)
新たな野球場の建設に係る概算事業費について、市と県の負担割合はどうか。
(奥井公園課長)
野球場の建設費用は、原則静岡県が負担する見込みであるが、詳細については調整中である。
(鈴木義男委員)
新たな野球場の建設そのものには賛同するが、建設時期について、交通安全対策や市有の老朽施設の改修等、他に優先すべき施設整備があると思われることから賛同できない。また、候補地の選定には安全性の観点から疑問が残る。
(奥井公園課長)
意見として伺う。
なお、候補地については、静岡県が示す野球場建設用地の要件が都市公園区域内であり、浜松市における都市公園区域内の未利用地は篠原地区しかないことから選定したものである。
(大野委員)
本構想に係る用地の取得状況はどうか。また、防潮堤が整備された場合においても浸水の可能性がある土地であることから、候補地には適さないと思われるがどうか。
(奥井公園課長)
候補地のうち市有地を除く民有地25haについて、用地が選定され次第、買収する予定である。なお、候補地は津波に対する減災効果が望める地域であり、静岡県が示す要件に合致する用地が他にないのが実情である。
(山内委員)
静岡県が示す要件に合致する用地が他にないという理由だけで、候補地を選定することについては反対である。
(土井委員)
今後予定される大型スポーツ施設調査特別委員会の議論を経て、市民の理解が得られるような野球場が建設されることを期待する。
(柴田信行委員)
候補地は風が強く、野球場には不向きであるとの意見も聞き及んでいるがどうか。また、候補地は津波災害特別警戒区域に指定されているかどうか。
(奥井公園課長)
候補地は、野球シーズンにおいてはプレーに影響が無い程度の風況で、野球場としての利用は可能であると考える。また、候補地は津波災害特別警戒区域に指定されていない。
(山田素男委員)
西区や南区の住民にとっては避難時の交通面での制約があり、沿岸部であるからこそ避難地が必要であると思われる。沿岸部に住む市民にとって必要な防災施設と、全市的に必要な大型スポーツ施設では、その必要性や立地条件が異なるものと思われる。
(渡瀬委員)
全ての市民が満足できるような構想とするためには、防災施設とスポーツ施設を切り離して調整することも必要である。例えば、野球場は新東名高速道路が開通しアクセス環境が向上した山間部に設け、沿岸部には必要とされる防災拠点を設けてはどうか。
(奥井公園課長)
新たな野球場用地を確保しようとする場合、農地法等の規制から困難な状況である。適地の選定については今後、大型スポーツ施設調査特別委員会の議論を経て調整する予定である。
(山本健司委員)
候補地は野球場の適地かどうかは判断できないが、沿岸部の住民の避難施設としては適地であると思われる。
(大西委員)
避難所機能をもつ新野球場を建設するのであれば、想定される災害に十分対応できるような施設とするべきである。他地域の状況をみると、発災時に国道1号線が機能するかどうかは疑問である一方、都市公園区域外に新野球場を建設した場合には、市費負担が増加することも想定したうえでの慎重な協議が必要である。
(山下委員)
避難所の設置にあたっては、地域防災の観点から、住民等の避難シミュレーションを経た避難計画が必要であると思われるが、対象地域の高齢者等の災害弱者の割合はどうか。
(奥井公園課長)
資料を持ち合わせていないため、回答できない。
(小枝委員)
これまでの報道や他の区協議会の意見から、本構想に対しては個人的には反対であるが、避難施設を必要とする西区や南区の住民の意見も尊重するべきである。全ての市民がおしなべて幸せを感じられるような施策とされたい。
(奥井公園課長)
西区では、野球場の建設により生活の安心度が増すとの意見が多い。こうした意見等も参考に今後、大型スポーツ施設調査特別委員会で検討していきたい。
(鈴木弘委員)
新聞報道によると、大型スポーツ施設調査特別委員会での議論が進まないとのことであるが、状況について説明を求める。
(奥井公園課長)
大型スポーツ施設調査特別委員会による議論が始まったばかりである。次回の開催は未定であるが、引き続き議論していく。

4その他

(1)地域の情報等について

【地域の情報等について、意見交換を行った。】

(青山委員)
農作物の有害鳥獣対策に必要な、狩猟免許の取得・更新や、電気柵等の防御策に対する市の支援の状況はどうか。

【小出副区長兼区振興課長から、資料に基づき説明を行った。】

(細田委員)
地域に設置されている同報無線の難聴地域に対する市の対応はどうか。また、同報無線は全市的に設置されているものかどうか。
(黒柳区振興課補佐)
同報無線の難聴地域に対する市の対応については、次回の北区協議会で報告する。なお、同報無線の設置状況については、全市的に設置されているものではない。
(石原委員)
今後の議事の参考とするため、他の区協議会における議事資料の提供を求める。
(鈴木義男委員)
三ヶ日地域で発行した「かわら版三ヶ日」と、三ヶ日花火大会について紹介する。
(山本健司委員)
浜松市市民活動表彰制度による表彰を経て、受賞団体の活動が活発化したり、活動の励みになったりしている例が見受けられる。他の市民団体への波及も認められることから、今後の本制度の積極的な活用を望む。

(2)次回の開催について

次回の開催について8月25日木曜日に、北区役所3階31・32会議室で開催することで了承された。

5閉会

(山本副会長)
以上で平成28年度第4回北区協議会を終了する。

平成28年度第4回北区協議会会議記録

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浜松市役所浜名区北行政センター (地域振興担当)

〒431-1395 浜松市浜名区細江町気賀305

電話番号:053-523-1168

ファクス番号:053-523-1907

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