浜松市国民宿舎奥浜名湖の事後評価結果

浜松市国民宿舎奥浜名湖

令和6年4月1日～令和11年3月31日

名称：ヤタロー・共同グループ
所在地：浜松市中央区丸塚町169番地（代表：株式会社ヤタロー）

(1)選定会議の構成

委員長：山本治之（浜松市浜名区長）
副委員長：佐藤一郎（浜松市浜名区副区長）

委員：堤信弘（浜松市浜名区副区長）

委員：山本佳弘（浜松市浜名区まちづくり推進課長）

委員：鈴木義昭（第三者委員＝運営面）

委員：吉武久子（第三者委員＝利用面）

委員：鈴木あゆみ（第三者委員＝利用面）

(2)評価日時

令和7年6月16日（月曜日）

午後2時～午後5時

(3)評価点

74.4/100点

ア

施設の性格や目的の理解

イ

提案が市の施策に沿ったものであること

小計

ア

事業の具体的取組み方（機能性）

イ

施設の運営体制・職員の配置（責任性・実行性）

ウ

適正な管理・モニタリング（規律性）

エ

安全管理・緊急時への対応（安全性）

オ

市民サービスの向上

キ

環境・地域等への配慮（社会貢献）

ク

平等利用（平等性）

小計

ア

団体の物的・財政的能力（経営の健全性）

イ

施設の運営実績（団体の能力）

ウ

団体の地域貢献（地域の活性化・地域連携）

小計

ア

収支状況の妥当性

小計

合計

(5)利用状況

利用料金等収入×5%を市への納付金とする。

(6)事業執行（管理運営）に対する全体的な評価

• 宿泊利用については、浜名湖花博20周年を記念した「花満開宿泊プラン」、旬の素材や地域の食材を使用した「松茸会席プラン」、「すっぽん会席プラン」、ランチメニューでは売り切れになる日があるほど人気の牡蠣カバ丼など、四季折々の魅力あふれる商品を販売し、利用者アンケートでも好評を得ており、集客に寄与している。
• 景観維持に力を入れており、雑木の伐採や玄関前・ロビーに花を配置し、サービス面だけでなく心地よい癒やしの空間の提供にも努めている。
• 前年比の収入が向上した点は、企業努力の結果として評価できる。
• 利用者のニーズをつかみ利用者数の増加につなげていることは評価できる。
• 宿泊者数の増加に力を入れ成果を上げている。
• 職員による様々な企画や学生を巻き込んでの事業、周辺施設との連携を考えた取り組みなどに尽力している。

(7)来年度の事業執行（管理運営）に対する要望、指導事項等

• 引き続き、地域の食材・食文化の提供など、地産地消に積極的に取り組み、観光施設としての付加価値を高めていく必要がある。民間事業者の特性を活かした多様なサービス提供に期待する。
• 奥浜名湖の魅力と合わせた国民宿舎のPRや、若年層など新規利用者の増加に向けた事業展開、また、行政や地域のイベント等と連携した企画を積極的に行うことで集客率・売上向上に期待する。
• 「産官学連携」を目指し、今後も浜松学芸高校とのコラボによる商品開発や、常葉大学との「国民宿舎奥浜名湖活性化プロジェクト」を継続するとともに、令和7年度のオープン55周年をより幅広い地域や年代の方にPRする機会と捉え、新規利用者だけでなくリピート客増加にも努めていただきたい。

1

提案した業務及び自主事業の不実施

2

労働基準監督署からの是正勧告書などの法令違反

3

重大な事故又は不祥事

4

加入すべき保険の未加入

5

事業報告書の記載不足、重大な誤記載等

6

事業報告書の提出期限超過

合計