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更新日:2023年12月19日
English(Site of Newly Discovered Tower)
Português(Descobertas recentes na escavação da torre do Castelo)
2018年に浜松城の天守曲輪で発掘調査を行った。
発掘調査の結果、天守曲輪南東角は石塁幅が広く、また、階段がつながっていたことがわかった。
また、この近辺には、大量の瓦が廃棄されていることもわかった。
発見された瓦の制作方法や文様などから、この瓦は堀尾氏が在城していた時代(1590-1600)に作られたと推定される。
このことから、1600年頃の天守曲輪南東角には、瓦葺きの建物として櫓があった可能性が高い。
しかし、その後描かれた17世紀の絵図には、その場所に櫓は存在していない。
このことから、この櫓は、17世紀の早い時期に取り壊されたと推定される。
徳川政権(1603-)が始まった初期に、豊臣政権の重臣だった堀尾氏の建物が取り壊されたということは、時代の変化を表す象徴的な出来事であった。
天守曲輪遺構推定図(櫓) | 発見された櫓の礎石 | 廃棄された大量の瓦と出土した瓦 | 櫓イメージ図 |
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