緊急情報
ここから本文です。
更新日:2023年11月24日
ユニバーサルデザイン(Universal Design=UD)の基本は年齢、性別、身体能力、国籍に関係なく誰もが快適に利用できる環境を整えることです。
市民の皆さんが利用することの多い公共建築物においては、誰もが安全・安心で快適に利用できるような施設整備が求められています。
そこで、本指針は、このような理想に近づくためにどのような配慮が必要かを明確にし、施設整備等のハード面と、施設を管理する側の気配り、マナー、思いやりなどのソフト面の両面からの対策方法を示すことにより、市民へのサービス向上を図ることを目的とするものです。
公共建築物ユニバーサルデザイン指針は、浜松市ユニバーサルデザイン計画及び浜松市ユニバーサルデザイン条例(平成15年4月施行)に基づき、誰もが快適に利用できる公共建築物の整備を誘導していくための指針として位置づけられます。
公共建築物ユニバーサルデザイン指針の位置づけ
本指針は、公共建築物の新築・改築・改修を計画・設計する際に、誰もが快適に利用できる環境を整えるためのユニバーサルデザインに配慮すべき指針として活用されるものです。
施設整備に関するハード面に対しては、新築・改築する建築物について、施設用途や利用者属性などを考慮し、本指針に基づいて計画・設計・建設を行います。
また、既存建築物を改修する場合には、ユニバーサルデザインに関する整備方針や優先順位などを十分検討したうえで、本指針に基づいて計画・設計・改修を行います。
ソフト面に対しては、施設管理者を対象に、本指針の周知やユニバーサルデザインに関する教育を行うとともに、施設を利用する市民へのユニバーサルデザインに関する意識啓発を図るものとします。
本指針は、施設の利用者である市民の幅広い参画により、使いやすさのアイデアや提案をいただきながら指針づくりに取り組む必要があるとの考え方から、公募市民や市民団体、専門家の参画による「公共建築物UD指針策定部会」を設置し、事例の研究やワークショップによるきめ細かな配慮指針の検討を行いながら作成しました。
また、幅広く市民ニーズを反映するため、ユニバーサルデザインに関してこれまでに実施した市民意識調査結果を指針に反映するとともに、市民への情報公開と意見募集、意見集約を図るため、ホームページや広報等によるパブリックコメントを実施しました。
パブリックコメントとは、市が計画や条例を制定するとき、案の段階で市民の皆さんに公表し、寄せられた意見を考慮しながら最終案をつくりあげていく一連の手続きのこと。
ユニバーサルデザイン指針の策定体制と市民参画
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください