緊急情報
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更新日:2025年10月5日
10月は里親月間です。この機会に、里親について考えてみませんか。
家庭での生活が難しいこどもたちを、市の委託を受けて、元の家庭に戻れるまで、または自立するまでの間、自分の家庭に迎え入れ、育てる人のことを里親といいます。市のアンケートでは里親制度を「知らない」「名前は知っている」が7割を超えるなど、十分に知られていない状況が確認できます。里親について詳しく知りたい人は、ぜひ問い合わせてください。
数日から数カ月の短期間、またはそれ以上の一定期間、養育する里親。週末などに児童養護施設のこどもを定期的に受け入れる「ショート・ルフラン」を含みます。
法的な親子関係を結ぶことを前提として養育する里親
11月15日(土曜日)10時~11時30分
会場:浜北文化センター(浜名区貴布祢)
申込:【電話・ホームページ・Eメール】11月14日(金曜日)締切
説明会の詳細や里親の情報はこちらへ
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/jidosodan/soudan/jiso/satooya.html
2年前から里親をしている宮澤さん夫婦に、活動の様子を教えてもらいました。宮澤さんは現在、ショート・ルフラン里親として定期的にこどもを受け入れています。こどもが暮らす児童養護施設の里親支援専門相談員と一緒に話を伺いました。
宮澤歌子さん、輝明さん
輝明さん:私たちの場合は、だいたい月に1回、1泊2日で受け入れています。公園に行ったり、家でテレビを見たり料理をしたり。徐々に打ち解けてきて、「みそ汁を作りたい」、その次は「豚汁を作りたい」などと、やってみたいことを言ってくれるようになりました。
放課後、宿題と夕食の時間だけ受け入れたり、小学校の参観会などに参加したりしたこともあります。
“親戚のおじさん”のように接すると良いと研修で言われて、まさにその通り、特別なことはしていません。
歌子さん:説明会で、里親には期間や役割などさまざまな種類があることを知りました。50、60代の私たちでも、できる範囲で受け入れることができます。
輝明さん:地域に困っているこどもがいるなら手助けしたいという気持ちで里親を始めました。今はそれに加えて、こどもの得意分野を応援して伸ばしてあげたいと思っています。里親をすることで、みんなが幸せに暮らす未来につながっていけばいいなと思います。
里親支援専門相談員:自然体の家庭の中で過ごす経験が、こどもたちの将来につながります。気負わず受け入れてもらえるとうれしいです。
※子育て応援コラムでは、こども基本法の基本理念を踏まえて、ひらがな表記の「こども」を使用しています
児童相談所 【電話】053-457-2703
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