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更新日:2025年7月5日
7月1日、さまざまな歴史や文化を持つ12の市町村が1つの市となり歩みを始めて、20年を迎えました。この20年、私たちの暮らしはどのように変わり、また、変わらなかったのでしょうか。
この特集では、20年の歩みを年表で振り返るとともに、市民の皆さんにこれまでの思い出や、20年後の未来について聞きました。
西暦 | 和暦 | できごと |
---|---|---|
2005 | 平成17年 | 12市町村合併 新「浜松市」誕生 |
2006 | 平成18年 | 新しい市の花・木・鳥が決定 (花:ミカン、木:マツ、鳥:ウグイス) |
2007 | 平成19年 | 政令指定都市へ移行 |
2008 | 平成20年 | 平成の名水百選に阿多古川が選出される |
2009 | 平成21年 | 古橋廣之進記念浜松市総合水泳場「ToBiO」がオープン |
2010 | 平成22年 | 外国人学習支援センターがオープン |
2011 | 平成23年 | 市制施行100周年 |
2012 | 平成24年 | 新東名高速道路 御殿場~三ヶ日間が開通 |
2013 | 平成25年 | 中央区舞阪町舞阪に市内初の津波避難タワーが完成 |
2014 | 平成26年 | 浜名湖花博2014開催 |
2015 | 平成27年 | 出世大名家康くんがゆるキャラ(R)グランプリを獲得 |
2016 | 平成28年 | 当時の浜北区役所が「なゆた・浜北」に移転 |
2017 | 平成29年 | 大河ドラマ「おんな城主直虎」に沸く |
2018 | 平成30年 | 「二俣城跡」「鳥羽山城跡」が国の史跡に指定 |
2019 | 令和元年 | 科学館(みらい~ら)がリニューアルオープン |
2020 | 令和2年 | 浜松市沿岸域に総延長17.5キロメートルの防潮堤本体が竣工 |
2021 | 令和3年 | 市民音楽ホール(サーラ音楽ホール)が開館 |
2022 | 令和4年 | 浜松市デジタルを活用したまちづくり推進条例を施行 |
2023 | 令和5年 | 大河ドラマ「どうする家康」に沸く |
2024 | 令和6年 | 3区制(中央区、浜名区、天竜区)スタート |
2025 | 令和7年 | 合併20周年 |
皆さんはこの20年をどのように過ごしてきたのでしょうか。20年の思い出を振り返ってもらうとともに、これから先の20年をどう過ごしていきたいか、20年後の未来がどうあってほしいかなどを伺いました。
下山 健太さん
(天竜区佐久間町中部)
今年度、20歳を迎える下山さんに聞きました。
「今は高校の教員を目指して学業に取り組んでいます。佐久間地域の出身なので、過疎地域の現状をよく理解している人材として、教員を目指す友人たちと互いに切磋琢磨していければと思っています。
幼稚園や小学校が統廃合し、地域の少子化や人口減少を実感しています。現在、佐久間町には幼稚園から高校(分校)までそれぞれ1つずつしかありません。子供たちの学習の場が20年後も残り続け、地域の皆さんが私たちに掛けてくれた「がんばったね」「ありがとう」の声がいつまでも響くような温かい地域であってほしいと願っています。」
伊澤 渚さん
(中央区和合町)
合併する2005(平成17)年に広報紙の取材を受けていた伊澤さんに聞きました。
当時の広報紙
「合併を機に、勤務地の異動範囲が広がり、さまざまな場所を訪れることが増えました。その中で、1つの市になっても、それぞれの地域の歴史や文化は色濃く残っていることを感じました。三ヶ日みかんのおいしさを生み出す生産者の技術や、浜松まつりの熱気などは、合併がなければきっと知らないままだったと思います。
今は、中央区に住みまちなかの便利さを感じつつも、週末には実家のある天竜区に戻り、豊かな自然の中でリラックスする時間を大切にしています。20年後も、地域ごとの異なる魅力を感じられる浜松市であってほしいです。」
写真左:田力(たぢから) とよ子さん
(浜名区引佐町白岩)
写真右:野末 ゆめさん
(浜名区引佐町井伊谷)
浜名区引佐町横尾に江戸時代から伝わる横尾歌舞伎。指導者の田力さんと、横尾歌舞伎少年団の野末さんに聞きました。
「200年以上続く横尾歌舞伎、その中で私たちが関わる三番叟(さんばんそう)(※)は40年以上の歴史を持っています。合併で暮らしに変化があっても、地域に根差した伝統が変わらず続いていることは私たちの誇りです。特に、世代を超えた「人と人とのつながり」が現代でも息づいていることは、地域にとって大きな財産だと感じます。
毎年10月の定期公演では、100人以上を収容できる会場がいっぱいになるほどの観客が集まります。この光景を、10年先、20年先にも見られるよう、より多くの人に横尾歌舞伎の魅力を知ってもらいたいと思っています。」
※三番叟:天下太平や五穀豊穣(ほうじょう)を祈って演じられる舞踊
浜松市で生まれ、浜松市で育ち、浜松市で青春時代を送り、浜松市で子育てをしました。
これまで当たり前に過ごしてきたこの環境が、実はとても恵まれた環境だったことを、歳を重ね、改めて実感しています。
「浜松市民で良かった!」と感じてくれる人が、これからもっと増えていく未来を期待しています!
合併20周年、おめでとうございます!
合併20周年おめでとうございます。
佐藤小学校時代バスケをしに雄踏へ、釣りに舞阪へ、佐久間に川遊びへ…。
浜名高校とのサッカーの試合も忘れられない人生のワンシーンです。
思い出いっぱいの街が合併して20年。月日が経つのは早いですね。
この先もやらまいか精神で街の発展と子どもたちの未来のため、一致団結して頑張っていきましょう!
このたびは合併20周年おめでとうございます!
当時11歳だった私は生まれ育った浜松市が大きく変わる瞬間に、新たな生活への期待に胸を膨らませていたのを覚えています。
豊かな文化と歴史、そして人の温かみに満ちた浜松市が、これからも発展していくことを心から願っております。
浜松市やらまいか大使としても、故郷の魅力を広めるために一層励んでいきたいと思います!
このたびは20周年誠におめでPon!Pon!
生まれ育ったここ浜松を誇りに思うと同時にたくさんの人たちに魅力をシェアしていけたらと思います!
シェアハピお仕事お待ちしてます!
シェシェシェシェシェア!!
「20年後に伝えたい、あなたの浜松」を写真に収め、応募してみませんか。
受賞者には豪華賞品を用意しています!
応募期間:8月20日(水曜日)~10月15日(水曜日)(予定)
最新情報は、ホームページを確認してください。
https://photo2025.city.hamamatsu.shizuoka.jp/(別ウィンドウが開きます)
合併20周年を記念して行う事業の一覧を市ホームページで公開しています。 また、広報はままつ8月号から、地域の人へのインタビューを通して旧12市町村それぞれの魅力を紹介する新しい連載企画がスタートします。
今年は、合併20周年という節目の年。それぞれの地域に根付く歴史や文化、多様な地域資源に目を向けてみてはいかがでしょうか。
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