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更新日:2024年11月5日

【特集】協働センターから地域をもっと元気に!(広報はままつ2024年11月号)

あなたの地域への想(おも)い、コミュニティ担当職員に伝えてみませんか

市内には、協働センター・ふれあいセンター・支所(※)が50カ所あり、全てに地域と行政をつなぐパイプ役のコミュニティ担当職員(通称コミ担)を配置しています。
コミ担は、皆さんからの相談を受け付け、一緒に地域づくりを進めています。

※この特集では、協働センター・ふれあいセンター・支所を総称して「協働センター」と呼びます

地域の皆さんとコミ担が今年の「篠原地区ボッチャ大会」について話し合いをしています(篠原協働センター)

地域の皆さんとコミ担が今年の「篠原地区ボッチャ大会」について話し合いをしています(篠原協働センター)

子供食堂「さなるだいにんぐ」では、地域の皆さんが食事を配る準備を行います(佐鳴台協働センター)

子供食堂「さなるだいにんぐ」では、地域の皆さんが食事を配る準備を行います(佐鳴台協働センター)

2023(令和5)年の「篠原地区ボッチャ大会」には幅広い世代の参加者が集まりました(篠原協働センター)

2023(令和5)年の「篠原地区ボッチャ大会」には幅広い世代の参加者が集まりました(篠原協働センター)

地域の皆さんと一緒にコミュニティ担当職員が地域づくりに取り組んでいます

地域の課題は、少子高齢化や人口減少、地域のつながりの希薄化など、地域を取り巻く環境の変化により多様化・複雑化しています。
協働センターは地域の拠点として、地域づくりの機能などを担っており、全ての協働センターに地域の相談窓口となるコミュニティ担当職員(以下、コミ担)を配置しています。
市内では、地域の皆さんとコミ担が協働して地域ごとに特色ある活動を行っています。

協働センターの機能

地域づくり

各協働センターのコミ担が、地域の声に耳を傾け、地域づくりをサポート

窓口サービス

戸籍・住民票の届出・証明書発行などの行政サービスの提供
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/siminkj/sinsei/jyumin/madoguchi_search6.html

生涯学習

生涯学習講座の開催
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shogaigk/lifelong/01_02/index.html

私のまちの地域づくり、コミ担がサポートします!

住民とコミ担が一緒に地域づくりに取り組んだ事例と、2024(令和6)年度コミ担の意気込みを紹介します。

Case1 春野支所

「どうする家康」の盛り上がりを春野地区全体に!~史跡巡りウォーキング~

2022(令和4)年に地域の皆さんから、春野地区が大河ドラマ「どうする家康」ゆかりの地であることを生かして地域をもっと盛り上げたいと相談がありました。
地域の皆さんと話し合って、同年から家康公ゆかりの史跡をめぐる「史跡巡りウォーキング」を開催することに決め、家康公ゆかりの史跡「堀之内(ほりのうち)の城山(しろやま)」周辺の草刈りや雑木の伐採など、イベントで立ち寄る場所の整備を進めました。
昨年の「史跡巡りウォーキング」には、6歳から50代まで、春野地区内外の幅広い年代の人が参加しました。
企画の立案や準備作業を通じて地域の交流が進み、地域への愛着も深まったと感じています。

「どうする家康」の盛り上がりを春野地区全体に!~史跡巡りウォーキング~

村松 崇央(むらまつ たかひさ)
(コミ担就任2年目)

村松 崇央

「春野地区には五感に響く心地いい自然、古くから伝わる伝統文化が、今も変わることなく受け継がれています。当地区ならではの「資産」を生かし、地域の皆さんの考え方を尊重して、良好な関係を築きながら地域の良い所を発信したいです。」

今月の表紙

「史跡巡りウォーキング」の企画に積極的に関わった、春野地区のまちづくりに取り組んでいる「TEN GOOD PROJECT(テングッドプロジェクト)」のメンバーとコミ担が秋葉山表参道九里橋付近(天竜区春野町領家)を歩きながら地域資源の活用について相談しました。

Case2 佐鳴台協働センター

食を通じた地域活性化~さなるだいにんぐ~

近年、子供会の縮小や統合、地域の運動会の終了、コロナ禍などにより多世代や多文化の交流機会が減っていました。
2021(令和3)年から、地域の皆さんの提案で子供食堂を開催し、弁当の配布や、協働センター内での食事を通じて、若い世代と食堂運営に携わる地域の皆さんとの交流が進みました。現在は、食事の調理補助や食材の支援など、地域の皆さんが主体となって企画・運営し、「さなるだいにんぐ」という名称で月に1回開催されています。開催日には、佐鳴台協働センター内に子供の笑い声が響いています。

食を通じた地域活性化~さなるだいにんぐ~

諏訪部 高央(すわべ たかお)
(コミ担就任1年目)

諏訪部 高央

「地域の皆さんと交流を深めながら、地域のことをもっと学びたいと思います。相談を受けたときは、真摯(しんし)に向き合い、地域課題の解決に向けて努力しています。」

Case3 篠原協働センター

3世代交流の促進~篠原地区ボッチャ大会~

篠原地区では、核家族化が進んでいるところに、コロナ禍で地域の行事が中止となってしまいました。
年齢・性別・障がいの有無・競技経験にかかわらずプレーできるボッチャ(※)を通じて、子供・親・シニア世代の交流を進めたいという思いから、2023(令和5)年に「篠原地区ボッチャ大会」が始まりました。今年は昨年以上の参加者応募があり、より良い大会になるよう、実施に向けて地域の皆さんと話し合いをしているところです。

3世代交流の促進~篠原地区ボッチャ大会~

長谷川 光洋(はせがわ みつひろ)
(コミ担就任1年目)

諏訪部 高央

「これまでの勤務経験から得た防災などの知識を生かし、地域に入り込みたいと思います。昨年、体育館が人でいっぱいになった「篠原地区ボッチャ大会」を恒例イベントにできるよう地域の皆さんをサポートしたいです。」

※ボッチャ…白いボール(目標球)に向かって赤・青の6球ずつのボールを投げたり、転がしたりして、いかに白いボールへ赤・青のボールを近づけるかを競う球技

【三ヶ日地区】住民とコミ担に聞きました!

地域づくりに積極的に関わっている「三ヶ日まちづくり協議会」の外山昭博会長と、三ヶ日支所のコミ担に、三ヶ日地区のまちづくりについて聞きました。

外山 昭博(とやま あきひろ)会長、松浦 佳代子(まつうら かよこ)

左:三ヶ日まちづくり協議会 外山 昭博(とやま あきひろ)会長
右:三ヶ日支所 コミ担 松浦 佳代子(まつうら かよこ)

三ヶ日地区では、2024(令和6)年の「防災フェスタ」開催をきっかけに、地域の皆さんとコミ担が協力して地域の防災意識を高める活動を続けています。

防災フェスタを始めたきっかけは?

コミ担 コミ担として、普段から地域の皆さんとの会話を大切にしています。
全国各地で大雨が降ったり、地震が起きたりした後に、地域の人と「もしこの地域で災害が起きたら、自分たちはどうしたらいいんだろう」と何気ない会話を交わしたのがきっかけです。地域の皆さんと一緒に、防災について考えたり、学んだりしたいと思いました。

外山さん 三ヶ日まちづくり協議会は、各世帯に「オレンジ手ぬぐい」を配布し、「我が家は全員無事ですよ」というサインとして災害時などに玄関先に掲げる活動などを行っています。実際に災害が起こった時にどう行動すれば良いか分からない人も多いと感じていたので、まずは防災に関する体験を通じて、防災を身近に感じてもらうのが良いのではないかと思いました。

防災フェスタではどんなことをしましたか?

コミ担 三ヶ日地区ゆかりの人たちに協力をお願いしながら、防災に関する催しの企画・運営を行いました。

外山さん 企画を検討する中で、たまたま三ヶ日まちづくり協議会のメンバーに、防災食の知識がある人がいたのでこれは!と思いました。

コミ担 防災食の催しについて相談をしている時に「防災食を試食する催し以外に、いざという時のことを地域のみんなで考える座談会を開くのはどうだろう」と提案がありました。たくさんの催しを企画したかったですし、人の輪も広げたかったので、三ヶ日地区のいろいろな人に声をかけました。

家庭にあるツナ缶などで災害時においしい食事を作る方法を学んだ防災食体験

家庭にあるツナ缶などで災害時においしい食事を作る方法を学んだ防災食体験

外山さん 支所の隣に北消防署の三ヶ日出張所があることから、緊急車両の試乗体験もやりましたね。

多くの家族連れでにぎわった北消防署三ヶ日出張所での緊急車両の展示

多くの家族連れでにぎわった北消防署三ヶ日出張所での緊急車両の展示

地域にどんな影響がありましたか?

松浦 佳代子

コミ担 消防署に救急救命講座をお願いしたのですが、防災フェスタ終了後、三ヶ日地区のある自治会から消防署に「防災フェスタでやった救急救命講座を、ぜひうちの自治会でもやってほしい」と依頼があったそうです。地域の皆さんの防災への関心が高まっていくのをうれしく思いました。
他にも、新聞紙で簡単に作れるスリッパ作成体験や、ダンボールベッド・簡易トイレの利用体験などを行い、当日は子供から高齢者までおよそ200人が集まりました。

救急救命講座では、AEDの使用方法などについて消防署の職員から指導を受けました

救急救命講座では、AEDの使用方法などについて消防署の職員から指導を受けました

今後、取り組みたいことはありますか?

外山さん 引き続き、地域住民の防災意識を高める働きかけを続けたいです。三ヶ日まちづくり協議会が年4回発行している三ヶ日地区の情報誌「かわら版三ヶ日」には、防災に関する記事を必ず掲載しています。

三ヶ日地区に全戸配布されている「かわら版三ヶ日」

三ヶ日地区に全戸配布されている「かわら版三ヶ日」

コミ担 防災フェスタに参加した人が、学んだことを防災訓練などの場で伝える取り組みを進めています。また、防災に限らず、ちょっとした気遣いや見守りを通じて地域のつながりを深め、地域の課題を共有しながらみんなが笑顔で暮らせるまちづくりを進めたいです。

これから協働センターやコミ担にどんなことを期待しますか?

外山さん

外山さん 協働センターの職員は、市民にとって、一番身近な行政の職員です。これからも、協働センターは地域の人が困っていたら温かく相談に乗ってくれる場所であり続けてほしいです。

コミ担 今後も地域の皆さんが相談しやすいような雰囲気作りに努めます。三ヶ日地区以外に住んでいる皆さんも地域で取り組んでみたいことや解決したい課題について、協働センターにいるコミ担へ気軽に相談してみてください。

市ホームページで、協働センターの所在地や営業時間などを確認できます

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shisetsu-annai/kyodo-center/index.html

協働センター 地域づくり以外の機能

生涯学習

楽しみや生きがいを見つける講座を開催しています

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/shogaigk/lifelong/01_02/index.html

窓口サービス

居住区に関係なく、各種証明書の取得などができます。協働センターによって、できる手続きが異なります

https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/siminkj/sinsei/jyumin/madoguchi_search6.html

【祝】富塚協働センター 優良公民館「優秀館」受賞!

優良公民館「優秀館」とは?

2024(令和6)年2月、富塚協働センターが第76回優良公民館表彰の「優秀館」を市内協働センターで初めて受賞しました。「優秀館」に選ばれたのは全国に1万4,000ほどある公民館の中で6館のみです。

富塚協働センター 優良公民館「優秀館」受賞

地域の輪が広がる取り組み!
富塚協働センターを中心とした地域づくりの魅力

2020(令和2)年から始まった「あおぞら協働センター」の取り組みや若年層の地域づくり参画について、前富塚地区自治会連合会会長の井口隆夫(いぐちたかお)さんに聞きました。

「あおぞら協働センター」は、住民の「最近の子供は外で遊ばない」「世代間交流が少ない」という声を受けて始まりました。ほぼ毎週、佐鳴湖北岸の公園で、大きな白いパラソルの下、アーティストによるさまざまなワークショップが開催され、老若男女が集まっています。自由に出入りできる雰囲気で、地域の輪が広がっていることを実感しています。
若者が地域づくりに参加していることも富塚協働センターの特長です。5年前に登録制の若者ボランティアサークルができ、イベント運営や自主企画の開催などを行っています。
ボランティアサークルに参加しているおよそ40人の若者は、中学生だったころに富塚協働センターのイベントにボランティアで参加したことがある若者たちです。これからも、富塚協働センターが地域のつながりを作る拠点であり続けてほしいと願っています。

「あおぞら協働センター」に集う参加者

「あおぞら協働センター」に集う参加者

問合せ

この特集についての問合せは、市民協働・地域政策課(【電話】053-457-2094)へ。

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お問い合わせ

浜松市役所市長公室広聴広報課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2021

ファクス番号:053-457-2028

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