緊急情報
ここから本文です。
更新日:2024年1月5日
2024(令和6)年1月1日、行政区が7区から3区になり新しいスタートを切った浜松市。
今回の特集では、市民の皆さんに「浜松がこんなまちになったらいいな」というテーマで、新しくなった浜松市への思いを聞いてみました。
スポーツが盛んなまちにしてほしい!!
(浜名区・難波大翔さん)
自転車で走りやすいまちになってほしいです!!
(浜名区・大久保和音さん、花音さん)
子供たちも、高齢者も、みんなで気軽に集まれる小さい公園が増えてほしい。
(浜名区・髙橋武さん)
地域のみんなで協力して育児ができる浜松市に!!
(中央区・入江さんご家族)
全ての人が、自分が持っている可能性を開花させることができる公平な社会になってほしい。
(中央区・マギダ アルベスさん)
区ごとで助け合い、世界に誇れるまちになったらいいな。
(中央区・岡田勇輝さん)
浜松には海、山、街から次々と生まれる独自の文化があります。文化発祥の地・浜松としてさらなる発展を目指したいですね。
(天竜区・進藤博行さん)
子供たちの笑顔があふれるまちに!!。
(天竜区・塩見さんご家族)
今の生活に不便がないので、住みやすい浜松を維持してほしい。
(天竜区・太田大貴さん)
どんな国籍の人も活躍できる「多文化・多言語大都市はままつ」になってほしい。
(中央区・アルバレズ アントニさん)
犬が安心して散歩できて、事故が少ないまちになってほしい。
(浜名区・髙木亮さん)
どんな世代の人も市全体を行き来しやすい交通手段が整備されたらいいな。
(浜名区・大城里美さん)
近くに大きな図書館ができるといいな。
(中央区・鈴木さんご家族)
どんな年代の人でも気軽に行けて、楽しむことができる娯楽施設ができてほしい。
(中央区・岡崎諒さん)
文化や自然が守られ、次の世代に継承していくことができるまちになってほしい。
(中央区・古川竣大さん)
公共機関などへの住所変更手続きは、希望する場合を除き、ほとんどの場合必要ありません。
行政区の再編について、再編前後の町字名対応表やQ&Aなど詳しくは区再編ガイドブック(広報はままつ11月号と同時配布)や市ホームページでお知らせしています。
行政区の再編について:https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/kikaku/kuseido/index.html
区再編ガイドブック:https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/ksh/guidebook/top.html
問合せ:区再編推進事業本部【電話】053-457-2123
天竜区
人口:25,551人 世帯数:11,893世帯 面積:943.84平方キロメートル
浜名区
人口:155,927人 世帯数:63,282世帯 面積:345.77平方キロメートル
中央区
人口:608,000人 世帯数:280,167世帯 面積:268.45平方キロメートル
合計
人口:789,478人 世帯数:355,342世帯 面積:1,558.06平方キロメートル
※人口・世帯数:2023(令和5)年12月1日現在 住民基本台帳により算出
面積:国土地理院令和5年全国都道府県市区町村別面積調から令和4年版
浜松市統計書「町別面積、人口」における三方原地区の地区別面積を加除し算出
未来を担う若者たちは、浜松の未来をどう見ているのでしょうか?
ボランティアなどの社会貢献活動に積極的に参加している市内の大学生4人に集まってもらい、各々が感じるままに浜松市への思いを語ってもらいました。
鈴木さん 工業だけでなく、第1次産業から第3次産業まで盛んなことが魅力だと思います。一方で、比較的新しい職業であるグラフィックデザインの仕事など、デザイン関連で就職する場合は浜松を離れてしまう人が多い印象があるので、今よりもっと就職先の候補が増えるといいなと思います。
江部さん 私は大学で観光について学んでいます。浜松には魅力ある観光施設がたくさんあるので、もっとたくさんの人が訪れてくれるとうれしいです。紙で発行される観光マップでは、更新に時間がかかり、最新の施設が掲載されていない場合があるのがもったいないと感じています。ホームページやSNSなどを活用して、新しい観光施設を多くの人に知ってもらえる仕組みができるといいなと思います。
浅野さん 僕は高校生の頃から和太鼓の演奏活動をしていて、いろいろな地域のイベントに参加する機会があります。浜松では、皆さんが思っている以上にたくさんの魅力的なイベントが行われていると思います。しかし、地域に根付いたお祭りなどは他の地域の人はなかなか知る機会がないと思うので、住んでいる地域に関係なく人が集まるようなイベントが今よりもっと増えるとうれしいです。
加藤さん 浜松に長く住み続けるためには、市内で働ける環境が整っていることが必要だと思います。就職活動をしている中で、魅力ある企業がたくさんあることが分かったので、僕は卒業後も浜松で働き、浜松に住み続けたいと思っていますが、市外や県外の人が浜松を就職先として考えたときにどのように見えているのか気になります。
鈴木さん 市外、県外からの移住者が増えているという話を聞いたことがあります。浜松の魅力や、行政などが行っている移住や就職に関する支援をもっと知ってもらえれば、浜松に住みたいと思う人が増えるのではないでしょうか。SNSの発信では、興味がある人以外には情報が届きにくいと思うので、興味がない人にも知ってもらえるようなきっかけづくりが必要だと思います。
江部さん 私が所属している「NPO法人わたぼうしグランドデザイン」では、大学生が中心となって社会課題の解決に取り組んでいます。活動の一つとして、中山間地域における伝統芸能の継承を目的とした活動に参加し、天竜区春野町豊岡の勝坂神楽や、浜名区引佐町川名の川名ひよんどりなどで実際に舞を踊らせてもらっています。見に来てくれる人はたくさんいますが、少子高齢化により担い手が不足しているのが現状です。伝統芸能を継承していくことは、浜松に長く住み続ける人を増やすことにもつながると思うので、鈴木さんが言ったように、よりたくさんの人の目に留まるように発信の仕方を工夫していく必要があると思います。
加藤さん 僕は旧北区の出身で、子どものころに伝統芸能を見る機会はありましたが、実際に体験したことはありません。伝統芸能を次の世代に残していくためには、若者世代が気軽に体験できる機会が増えるといいのかなと思いました。
浅野さん 浜松は自然豊かな地域もあれば、都市機能が発達している地域もあり、どんなライフスタイルを送りたいかによって住む場所を選べることが強みだと思います。僕は旧中区の出身ですが、将来は浜名区や天竜区の自然豊かな地域に住んで、中央区の中心市街地で仕事するというライフスタイルもいいなと思っています。
鈴木さん 私のいとこが子育てする様子を見ていて、身近に相談できる人がいるといいなと思いました。近年は核家族化が進んでいて、浜松でも地域のつながりが希薄になっていると思うので、いわゆるご近所付き合いが活発になると、気軽に相談できて、安心して子育てしやすいまちになると思います。
加藤さん 地域のつながりを取り戻すためには、行政などが地域の人が集まれる場を用意するのも一つの手段かなと思います。例えば子育て世代を対象としたイベントなど、ターゲットを絞って集まれる場を設けるのが良いと思います。また、年代別などで効果的な情報発信の方法も考える必要があると思います。
浅野さん 僕は旧中区に住んでいますが、昨年は旧西区や旧浜北区の秋祭りにも参加させてもらいました。いくつかの秋祭りに参加して、ご近所付き合いも地域ごとにさまざまだと感じました。小学校や中学校の子供たちが積極的に秋祭りに参加している地域もあり、学校を通して地域とつながりを持つことも子供たちにとって重要なことだと思いました。
加藤さん 区が再編される前は、7区それぞれに特色があるのはいいことでしたが、他の区や他の地域で開催されているお祭りやイベントに参加しづらかったり、同じ市民だけど心の距離を感じたりすることがありました。今回、区が再編されて3区になったことをきっかけに、区ごとの境という意識がだんだんと薄くなって、今までより市全体で一体感を感じられるまちになったらうれしいです。
江部さん 例えば小学校の授業などで、住んでいる地域の伝統や文化について学ぶ機会はあると思いますが、他の地域について学ぶ機会はあまり多くないと思います。3区になったことをきっかけに、中心市街地の人たちが中山間地域について学んだり、その逆だったり、自分の住む地域以外の文化について触れる機会が増えると、市全体の一体感が生まれ、今よりもっと活気あるまちになっていくような気がします。
浜松学院大学 3年
江部 舞(えべまい)さん
常葉大学 3年
浅野舜也(あさのしゅんや)さん
常葉大学 3年
加藤太一(かとうたいち)さん
静岡文化芸術大学 4年
鈴木美香(すずきみか)さん
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください