更新日:2024年1月30日
(3-10)消費生活について|(3)SDGsの達成に向けて
問29 あなたは、「エシカル消費※」をご存じですか。(1つだけ○を付けてください)
※ エシカル消費とは、人や社会、地域、環境に配慮した製品やサービスを選んで買い物をすることです。
- 「名称や内容も知っている」が6.5%、「名称だけは知っている」が15.2%、「名称も内容も知らない」が77.4%となった。「名称や内容も知っている」と「名称だけは知っている」を合わせた『知っている』は21.7%となった。2022(令和4)年度との比較では、『知っている』は0.5ポイント減少となった。
- 年代別でみると、『知っている』は50歳代の26.3%が最も高く、次いで40歳代の25.2%となった。「名称も内容も知らない」と回答した割合は70歳以上で87.3%と唯一8割を超えた。
- 職業別でみると、『知っている』は農林水産業の29.2%が最も高く、次いで勤め人の25.0%となった。「名称も内容も知らない」と回答した割合は無職で8割を超えた。
【年代別】
【職業別】
問30 あなたは、フェアトレード※商品を買ったことがありますか。(1つだけ○を付けてください)
※ フェアトレードとは、開発途上国で作られた作物や製品を「適正な価格」で「継続的に取り引き」する「貿易のしくみ」により、立場の弱い小規模生産者や労働者の生活改善と自立を目指す取り組みです。
- 買ったことが「ある」が20.4%、「フェアトレードは知っているが、買ったことはない」が19.3%であり、この2項目を合わせたフェアトレードについての『認知度』は39.7%となった。一方で、買ったことが「ない」は59.3%となった。2022(令和4)年度との比較では、『認知度』は4.8ポイント低下した。
- 問29の「エシカル消費」の認知度の低さもあり、8割弱で購入経験がないという回答となった。認知度は60歳代以上や、無職といった属性で4割を下回り、特に低くなっている。
- 年代別でみると、『認知度』は40歳代の52.5%が最も高く、次いで30歳代の48.9%となった。40歳代以上は年代が高いほど低くなる傾向がある。「ない」と回答した割合は70歳以上の78.9%が最も高い。
- 職業別でみると、『認知度』は学生の72.1%が突出して高く、次いで勤め人の43.7%となった。「ない」と回答した割合は学生を除いた職業で5割を超えた。
【年代別】
【職業別】
問31 浜松市がフェアトレードタウン※であることをご存じですか。(1つだけ○を付けてください)
※ フェアトレードタウンとは、市民団体や商店・企業・行政などが連携し、「まちぐるみ」でフェアトレードの輪を広げていく自治体のことです。
※ 2020(令和2)年度調査、2019(令和元)年度調査では、「知っている」に集約されている。
- 「名称や内容も知っている」と「名称だけは知っている」を合わせた『知っている』は15.6%となり、「名称も内容も知らない」の83.2%を大きく下回った。2022(令和4)年度との比較では、『知っている』が2.4ポイント低下した。
- 年代別でみると、『知っている』は50歳代の20.3%が最も高く、次いで40歳代の18.0%となった。「名称も内容も知らない」と回答した割合はすべての年代で7割を超え、30歳代の85.8%が最も高い。
- 職業別でみると、『知っている』は農林水産業の25.0%が最も高く、次いで学生の23.3%となった。「名称も内容も知らない」と回答した割合はすべての職業で7割を超え、無職の89.4%が最も高い。
- 2019(令和元)年度から2021(令和3)年度にかけて増加傾向だった認知度に歯止めがかかり、問29の「エシカル消費」の認知度と同様に、浜松市がフェアトレードタウンである認知度も全体で約2割と低くなっている。
【年代別】
【職業別】
【問31と問30の設問間クロス集計】
- 問30の購入経験別にみると、『知っている』の割合は、購入経験が「ある」の場合では40.4%、「フェアトレードは知っているが、買ったことはない」では34.5%となっている。一方で購入経験が「ない」では1.3%にとどまった。
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