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更新日:2024年2月29日

令和5年度「市長と話そう」開催記録3

開催日

令和6年2月21日(水曜日)

グループ名

静岡文化芸術大学 引佐耕作隊

参加人数

5人

グループからの活動紹介

 浜名区引佐町久留女木にある「久留女木の棚田」では、地元耕作者の減少や高齢化によって耕作放棄地が増加しており、これを解決するために、地元耕作者らにご指導いただきながら学生主体で耕作放棄地を再生し米作りを行っています。

 棚田は、米を生産する以外に水を涵養する、美しい景観をなすといった多面的な機能を持っています。棚田で収穫した米の販売によって、棚田の多面的機能を地域住民のみならず都市住民にも伝えています。

 棚田米の購入によって、外部の人による「通い農業」で棚田の保全モデルを確立することを試み、久留女木を通じて中山間地域における魅力創出の在り方、さらには都市農村交流の可能性について模索しながら、1年を通して活動しています。

懇談の様子

 静岡文化芸術大学 引佐耕作隊の皆さんから、久留女木の棚田での米作りや今後の目標についてお話しいただきました。

 グループから「棚田を維持していくには、地元耕作者以外の方々にも棚田に関わってもらう必要があると思います。外部の方が入っていきやすい環境や、もっと棚田についての情報を得られるような環境づくりが求められていると思いますので、私たちもその環境づくりに取り組んでいきたいです。」との提言に、市長は「久留女木は農業が盛んな浜松にとって宝だと思っています。いつまでも米作りを継続して行えるよう、また、久留女木の棚田が持つ多面的機能を維持し発揮できるよう、皆さまのご活躍に期待しています。」と伝えました。

 

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