緊急情報
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更新日:2024年1月26日
開催日 |
令和6年1月17日(水曜日) |
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グループ名 |
静岡文化芸術大学 文化政策学部 伝承文学ゼミ |
参加人数 |
8人 |
私たちはこれまでに天竜区水窪町(2014年度~2016年度)、龍山町(2017年度)、春野町(2018年度~2023年度)において民間口承文化財(民話)の採録調査を実施してきました。調査は年間で20数日に及びます。
主に高齢者の方たちから彼らが伝え聞いた伝説や昔話を聴き取り、それらを方言のまま、語り口調のままに活字化します(翻字)。「方言のまま」「語り口調のまま」にこだわるのは、それが文化財だからです。さらに、そうした民話を伝えてきた地域の解説を書き添えて、年度ごとに書籍として刊行しています。私たちが目指しているのは、その土地に生きた人々の誇りと気高さの記録です。
私たちの取り組みは、テレビ、ラジオ、新聞等にも紹介され、また学術的成果としても日本昔話学会等で高い評価を受けています。
静岡文化芸術大学 文化政策学部 伝承文学ゼミの皆さんから、北遠地域での民話採録調査の中で、印象に残ったことや苦労したことなどについてお話しいただきました。
グループから「来年度は新しい地域(熊)での調査が始まります。4年生の先輩方がサポートしてくれたように、来年度もいいものができるよう、全力でサポートしていきたいと思います。また、現在、今年度調査したものを書籍として制作中なので、自分たちが満足できる形で出版できたらと思います。」との提言に、市長は「皆さんの北遠地域での活躍がその地域の方にも喜ばれていると思います。ぜひこの活動を続けていただき、地域を盛り上げる一助としていただければと思います。」と伝えました。
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