緊急情報

サイト内を検索
ホーム > 市政 > 広聴・広報 > 広聴 > 中学生未来VOICE > 2025(令和7)年度「中学生未来VOICE」会議録 > 拠点ネットワーク型都市構造の形成【シン・トランスポート計画グループ】

ここから本文です。

更新日:2026年1月16日

拠点ネットワーク型都市構造の形成【シン・トランスポート計画グループ】

個人発表

〇司会

私たちシン・トランスポート計画グループは、拠点ネットワーク型都市構造の形成をテーマに提案をします。生活の拠点や地域をつなぎ、安心・安全で住みやすい環境を支える公共交通について着目しました。それでは、最初にグループメンバーからの提案をします。

 

〇生徒

私からの提案は、若い人やお年寄りの人でも利用しやすい公共交通です。私の家は比較的駅から近く、バス停などがたくさんありますが、金銭的な理由や行き先に興味がないという理由であまり利用しません。なので、私は夏休みなどの旅行シーズンで、18歳以下のバスの料金を半額にするイベントや、バスが止まる場所を増やして、どの年代の人でもバスを利用しやすい、バスに乗りたいと思ってもらえるような企画をしてもらいたいです。

 

〇生徒

麁玉地区は、市街地からつながる公共交通がありません。そのため僕たちのような移動制約者は、少し不便な生活をしています。そこで、浜北駅を拠点とした東西を結ぶ循環バスが通ってほしいです。

今、旧浜北区にはコミュニティバスが走っています。しかし本数も少なく、その存在があまり知られていません。なので、その存在が僕たち学生にも届くように、本数を増やすとともに広報動画をつくり学校で流すなど、今ある公共交通をより使ってもらうための活動をやってみたらどうでしょうか。

 

〇生徒

私は年をとっても住み続けられるまちにすることを提案します。浜松市は広いので、バスや電車が通っていない地域もあります。よって、お年寄りは病院やスーパーに行ったりするのが大変です。車がないと行けない人もいます。

そこでバスの本数を増やしたり、バス停までが遠い場所は、その地域をタクシーなどが巡回したりしてくれるようにしてほしいです。そうすることで、お年寄りの方は車を使わなくても、自分が住む地域で安心して健康に長く暮らせるのではないでしょうか。

しかし、今はバスの運転手も人材確保が難しいと聞いています。そこが課題だと思います。

 

〇生徒

私は、誰もが気楽にさまざまな場所を行き来できる公共交通があったらいいと思っています。そのために、バス停が遠くお年寄りの方が多い地域で、大通りのバス停まで巡回する小さな車があったらいいと思っています。

また、例えとして、交通ではないですが、浜松市で行われている子育て支援のファミリーサポート制度の「おねがい会員」と「まかせて会員」のように、駅・バス停などが近くにない地域で気軽にライドシェアをし、助け合える制度があったらいいと思います。将来的にはアプリをつくり、簡単に利用できるようにしてはどうでしょうか。

 

〇生徒

私は、現在鉄道が抱えている問題として、買い物を目的に電車を利用する際、電車の移動時間で買い物をする時間の余裕がなくなってしまう点や、他県に行かれて利用者が少ない点があると思います。

そこで、電車を気軽に使えるようにするため特急・快速の本数を増やし、電車の利用者には駅近くの商店で使える割引券を配るなどの、鉄道会社と商店街の連携を行ってみてはどうでしょうか。この2点が実現できれば、より電車の需要が高まり利用者が増えると私は考えました。

 

〇生徒

赤ちゃんがいる家庭や高齢者、小中学生が気軽に安く、そして安心して利用できる公共タクシーがあったらどうでしょうか。周りに気を遣ったり遠慮したりせずに病院や買い物、習い事や塾の送り迎えを自分で行くことができると思ったからです。

また、音楽のまち浜松を盛り上げていくため、公共交通機関に積極的に音楽を取り入れてほしいです。電車やバスの中、駅のホームやバス停などに音楽を取り入れ、それが話題になれば日本中に浜松市の魅力を知ってもらえると思うからです。

 

〇生徒

河輪地区では、国道150号線を通るバスが唯一の公共交通機関です。しかし、私の家ではほとんどバスを利用していません。両親はそれぞれ車を運転していますし、私は自転車を使っています。利用者の減ったバスは便数を減らしていますが、友達や近所の人から「不便になった」という声は聞こえてきません。

一方で、河輪地区の南側にあたる三新町や長田町は、150号線のバス停からも遠いため、運転免許を返納したり、車を持たなかったりする高齢者のお宅では、買い物や通院に困っているとのことです。一時期コミュニティバスなども検討されたようですが、運行には至りませんでした。現在、三新町では、ボランティアの方が買い物を手伝うために車を出しているそうです。

今後、高齢者世帯はさらに増えますが、コミュニティバスのような大がかりな対策よりも、ご近所の高齢者を助ける地域の活動を、市役所と協働で充実したものにしていけば、いわゆる交通弱者を助け、広い意味で公共交通を補うことになるのではないかと考えます。

 

〇生徒

中学校の2年生に、公共交通機関を利用する際の問題点と欲しい交通システムについてアンケートをとったところ、いつでも、どこでも、誰でも、好きなときに使える交通システムが必要だと分かりました。

例えば、UberTaxiを田舎にも走らせてみるのはどうでしょうか。しかし、タクシーは料金が高くガソリンがもったいないという課題があるため、自動運転や電気自動車、AIを活用していけば、より良い交通システムをつくっていくことができると思います。

6

総括発表

〇司会

最後に、シン・トランスポート計画グループの総括の提案をします。

 

〇生徒

私たちのVOICEまとめです。私たちは誰もが、いつでも、どこでも、気軽に気楽に使える交通システムや、自家用車を持たなくても暮らせるまちを創造しました。東西方向のバスを走らせたり、私たち18歳以下を対象に運賃を半額にしたり、商店街との連携や、地元学生デザインによるラッピングで地元愛を向上させたり、音楽のまちならではの車内ミュージックや観光アナウンスなどなど、いろいろなアイデアを出し合って実現できたらよいと思います。

特に電車やバスがない地域では、私たちを含め移動制約者の方々が移動するのに困っています。個別コメントにもあったように、ライドシェアやボランティア送迎なども取り入れたらよいのではないでしょうか。これからもたくさんの利用者を運ぶ鉄道やバス路線、地域を結ぶコミュニティバス、そしてライドシェアなど、どれも私たちにとって大切なトランスポートです。鉄道会社やバス会社だけでなく、私たちも利用者として、協力者として支えていきたいです。

そして、私たちは交通の未来を想像しました。大阪万博で披露された空飛ぶタクシーや、玄関口に待機していたライドが、ボタン1つで目的地まで送迎してくれる乗り物など、あったらいいなと思います。誰もがいつでもどこでも気軽に気楽に使える交通システム、自家用車を持たなくても暮らせるまち、移動制約者だけでなく、みんなが楽しく快適に外出できる未来が来ると信じています。

 

〇司会

これでシン・トランスポート計画グループの発表を終わります。ありがとうございました。

意見交換

〇市長

シン・トランスポート計画グループの皆さん、大変熱心なご提言、ご意見をいただきありがとうございました。安心・安全、そして住みやすい環境を整えていくうえで、公共交通が必要であるということ、改めて皆さんの意見からも感じます。

それで皆さんからは、主なところで言いますと、誰もがいつでもどこでも気軽に気楽に使える交通システムや、自家用車を持たなくても暮らせるまちをつくりたいというご意見、ご提言をいただきました。それについて浜松市の取り組みなども含めて、コメントをさせていただきます。

浜松市は、全国でも2番目に大きな市であるということで大変広いというのがあります。その中で公共交通ということで言えば、まず鉄道は東西方向には東海道線が走っていると。南北方向には遠鉄(赤電)が走っている。また、郊外部を環状に天竜浜名湖鉄道が走っていて、忘れていけないのは佐久間から水窪まで飯田線、これも浜松市の貴重な大事な鉄道です。そういった鉄道網があって、そのうえでその間を結ぶように路線バス網が張り巡らされているのが、浜松の公共交通の体系ということになっています。ただ、残念ながらこの広い市域ですので、公共交通機関が行き届いていない、公共交通網から外れている交通空白地帯というものが生じているのも事実です。

特にここ数年、路線バス撤退で新たに公共交通がなくなってしまった地域も生じていることから、地域、それから市も、交通事業者の皆さんと連携して地域バスを運行するなど、移動手段の確保ということに努めています。

公共交通を担っていただいている交通事業者の皆さんにおかれては、ここ数年、燃料費や人件費といったものが高止まりしてしまっている、加えて人手不足から運転手が足りない厳しい環境に置かれた中でも、経営安定を進めるために経費の節減、そのための減便や路線廃止が起こってしまっていることは仕方がないところもあると思っています。

ただそういった中でも、交通事業者の皆さんの経営努力もあり、車を持たない学生の皆さんに対しては通学定期券の割引の充実をしていただいていますし、60歳以上の免許証を返納した方には、初回に限って定期券を半額にするといった、免許を持たない世代の皆さんへの配慮を考えた経営も行っていただいています。

そういった中ではありますが、公共交通機関の利用者というのは年々減ってきてしまっていることもあって、路線バスの減便、廃止、言ってみれば負のスパイラルに陥っているところもあるわけです。

浜松市としては公共交通網の再構築ということで、基礎計画である利便増進実施計画の策定に向けて、遠州鉄道の鉄道線、基幹となる鉄道を軸に、そことうまくバス路線をつないでいくといったバス路線の再編を実験的に行っていく。交通結節点の強化も含めて、各種事業をこれから進めようとしています。

地域バスの必要性、今後の方向性についても、これまでの利用状況などを踏まえて検証して、各地域の特性に合わせて、より良い移動手段を検討していかなければいけないと思っています。また、既に地域においては、庄内地区では日本版のライドシェアの導入もしていますし、スズキ、遠州鉄道と組んで、自動運転の実証運転も毎シーズン進めています。

こういったことも踏まえ、これからの公共交通はさまざまな課題の解決に向けて、市、交通事業者、そして利用者の皆さんとともにしっかりと進めて行かなければいけないと思っています。これから電車・バスの維持、そして電車・バスがない地域での移動の足の確保を考えると、交通事業者と併せて交通機関を利用する人も一緒になって考え、また一緒になって公共交通を支えなければいけないと思います。

これからも皆さんのさまざまなアイデア、また自ら率先して公共交通を利用していただくことで、この公共交通機関をしっかり残していく、守っていくことを取り組んでいただけたらと思っています。

せっかくの機会ですので、皆さんからお話を伺いたいと思います。今日のご提案の中でも学生デザインのラッピング車両やラッピングバスを走らせて地元愛を向上させる、音楽のまちならではの車内ミュージックや観光アナウンスをしたらどうか、といったアイデアをいただきました。皆さんは公共交通をあまり利用されないかもしれませんが、こういったサービスがあったら公共交通にぜひ乗ってみたい、こういう電車やこういうバスだったら、電車やバスに乗ることを目的に利用してみたいなど、そういったアイデアが他にもあったら、ぜひ教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

〇生徒

やっぱりその電車とかバスとかにしかないものを目当てに来ると思うので、デザインとかが一番重要かなと思います。今だったらアニメとかが有名なので、そういうアニメとかを取り入れられたらいいなと思います。

〇市長

実は今この市役所の下にもありますけれども、エヴァンゲリオンは遠鉄赤電も天竜浜名湖鉄道もラッピング電車、列車が走っていて、それを目当てに大変多くのお客さんも来てくれている。ぜひ次はこういうアニメを取り上げてほしいみたいな提案があれば、また言ってみてください。

〇生徒

今映画でやっている「鬼滅」とか、そういう有名なものだったらみんな見に来るかなと思います。

 

〇生徒

車両のラッピングという部分では、浜松がロケ地になっているアニメとかドラマとかとのコラボがあったら聖地巡礼とかで、浜松市外の人とかも利用する機会になるかなと思います。

〇市長

天浜線だと「ゆるキャン△」はラッピングの列車が走っていました。聖地巡礼と併せて乗ってくれているお客さんが多いみたいです。そういったものを探して、またやってもらえるようにします。

 

〇生徒

ラッピング以外にも、普段使う車内アナウンスでいろんな場所のことが流れたりするんですけど、今まで言ってくれたようなアニメとかと合わせた内容の話をしたら、乗っている人とかも興味を持ってもらえるかなと思います。

〇市長

次は何駅です、だけではなくて、ゆかりの話などもしてほしいということですね。

 

〇生徒

市長はどの程度公共交通機関を利用しますか。

〇市長

私もどちらかというと車での移動が中心になってしまって、あまり乗る機会がないというのが正直なところです。出張で新幹線などは使いますけど、東海道線や赤電や天浜線は、なかなか乗る機会がないです。今度、長野県の飯田で会議がありますが、そこへ行くときには行きか帰りかどちらかで飯田線に乗ってみたいなと思っています。

〇生徒

現在、移動手段はさまざまあると思うのですが、これからの浜松市で主流にしていきたい移動手段みたいなものはありますか。

〇市長

おそらく最終的にはこれからの時代、自動運転のバスなどのモビリティですね。そういったものが中心になってくる。かつ自動運転もオンデマンドで呼んだら来てくれるみたいです。そういう時代がいずれ来ると思っています。そうなれば本当に便利に、自分が運転できなくても、公共交通機関にアクセスできるということになるのですが、ただ、今日、明日、それが実現できるわけではないので、そこまでの間にどうやって公共交通網を維持していくかということを、しっかり考えていかなくてはいけないと思っています。

 

〇生徒

市長があったらいいなと思う交通システムとか乗り物を教えてください。

〇市長

先ほどちょっと触れましたが、自動運転で呼んだらすぐ来る、そういうバスなのか、サイズが小さいものになるかもしれませんが、そう遠くないうちにはできあがるのではないかなと思っています。

さらに言うと、いずれ空を飛び回る車というのも出てくるでしょう。大阪関西万博でも遠州の技術を使った空飛ぶ車のデモンストレーション飛行をやってくれていますが、そういったものが実用化する日も近い。それが公共交通として飛び回る時代というのが、そう遠くない時期に、皆さんが大人になる頃には来るのではないかなと期待しています。

 

〇市議会議長

餃子で有名な宇都宮市にはLRT、それから最近では広島の路面電車が新しくなりました。LRTというのは簡単に言うと、普通の道路を走る電車。そういうのを15年ぐらい前に議会でも非常に話題になったのですが、せっかくだからLRTについて皆さんも調べてもらって、また感想を聞かせてもらいたいと思います。

〇都市整備部長

まず率直な感想として、本当に皆さん地域のことを分析し理解し、なんとかしたいという気持ちがすごく伝わった提案だというところが、第一印象です。皆さんからいただいた意見は、今市長からもあったように、できるだけ早く実現しようということで取り組みをしています。

一方で、交通事業者の皆さんなど、場合によっては地域の大人の方々が一生懸命頑張って活動しています。先ほどの提案にもあったように、分からない、知らないというところが問題だというのもあるので、そういった活動やスタンスを情報発信していける取り組みはすぐにできることだと思いますので、やっていきたいなと思っています。

今後もこれからを支える皆さんと話をしていくことも大事ですから、そういった取り組みもぜひ機会をつくっていきたいと思っています。その際はぜひご協力をお願いします。

6group

2025(令和7)年度「中学生未来VOICE」会議録

このページのよくある質問

よくある質問の一覧を見る

お問い合わせ

浜松市役所市長公室広聴広報課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2021

ファクス番号:053-457-2028

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?