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更新日:2026年1月16日

活力ある地域経済の振興【農林水産業の呼吸グループ】

個人発表

〇司会

私たち農林水産業の呼吸グループは、活力ある地域経済の振興をテーマに提案をします。生産、販売、担い手の強化と消費者への安定した供給ができる農林水産業について着目しました。それでは最初に、グループメンバーから提案をします。

 

〇生徒

現在、日本そして浜松市では、仲買人を通して消費者へと届けられていますが、この仕組みだとこの前の米騒動のように、消費者に届けられるときには値段が高くなっていってしまうこともあります。そのことを踏まえ、私は生産から消費者へ無駄をなくして、みんなにしっかり届く仕組みを作っていただきたいと考えています。

そのような仕組みを実現していくために、浜松市が主催となり直売所祭りを開催していくのはいかがでしょうか。直売所祭りを開催することで、生産者が見える安心・安全なものであることを皆に伝えることができます。そして生産者には利益、消費者には安く、を叶えることができます。

 

〇生徒

私たちの中学校では、野外活動を経て総合的な学習の時間に第1次産業についてお互い発表しました。それを受け私は市内の農林水産業には2つの課題があると考えました。

まず1つ目は、新たな輸入製品のたびに価格競争が起こり利益を上げられないことです。それを解決するためにAIやICT、ロボット技術などを利用し、人の手が必要ないこと、それらがやった方がいいこと、例えば気温コントロールなどを、今から省くことがいいのではないかと思いました。現在、多くの従事者は高齢な方々であるため、使い方がわからない人も多いと思われます。そんな方々に向けたコールセンターを開いてみるのもいいのではないでしょうか。

2つ目に、職業について知られていなことによる担い手不足があると考えられます。安心・安全な品質が多くの消費者に伝わるよう、コマーシャルや広告に有名な市由来の芸能人やインフルエンサーなどを起用して発信するのはいかがでしょうか。これによって幅広い年齢層の方にも伝わると考えます。

 

〇生徒

1つ目は、跡継ぎ問題や不安定な気候といった農業の課題を解消するための、AIを使った農業を提案します。機械を使うことで、適切な気温や日の光を保つことができます。また、機械は農業の経験が浅い人でも扱うことができると思うので、跡継ぎ問題の解消にもつながると考えました。

2つ目は、天竜ヒノキに触れる体験です。ヒノキを使ったDIYなどを親子で体験してもらうことで、浜松の自然への理解や興味が深まり、次世代の林業の担い手を少しでも増やすことができるのではないかと考えました。

 

〇生徒

浜松市の特産品を発信するため、ふるさと納税を使ったらどうでしょうか。地元の特産品を返礼品としてパッケージングし、季節ごとにセットを変えます。浜松市にかかわる多くの人が浜松市の特産品を知らないという課題を解決でき、地域外の人に購入してもらうきっかけとなります。そして、ASEAN向けの地域特産品プロモーションです。この活動も浜松の特産品が知名度を上げることにつながると考えました。

最後に宿泊施設との連携です。例えば春は田植えと山菜採りなどの体験パックを組み合わせます。この活動で若者にも浜松の農林水産業に触れてもらうことで、跡継ぎに困る農家さんたちもいなくなると思います。

 

〇生徒

浜松市の現状として、若い人が減少し農林水産業を続けていくのが難しくなっています。そのため、私からは若い人の担い手を増やす、これからも安定した供給をしていくために、2つのアイデアを提案します。1つ目は、農業体験会の実施です。具体的には、浜松市の小中学生に学校の校外学習などを通して、実際に農家を訪ね農業体験をしてもらいます。体験後には浜松の農産物を味わってもらい、おいしさを知ってもらいます。このように農業体験をもっと活発にすることで農業に関心を持ってもらい、若い人の担い手を増やしていったらどうでしょうか。

2つ目は、給食での積極的な地産地消です。具体的には、学校で月に1回ほどすべて浜松産の食材を使ったメニューを出してもらいます。定期的に、そしてすべて浜松産にすることで、浜松の農業、水産業がこれからも安定して供給ができるようにしたらどうでしょうか。

 

〇生徒

インターネットの活用を目的として、浜松の農林水産業を知ってもらうことが一番大切だと思いました。なので、市全体でアピールすることが大切です。その解決策として、もっと収穫体験などの体験イベントを行うことができたら、おいしさを知ってもらったり収穫の楽しさを知ってもらったりすることで、担い手不足の解消にもつながっていきます。

そのために団体や地域に市が支援金を送り、生産者の負担がなくなることでイベントの開催が可能になります。支援金を送りたくさんの人が体験できるものをつくってほしいです。

 

〇生徒

僕から2つ提案させていただきます。

1つ目は、地域ブランド品開発コンテストの実施です。地元農産物を使った新しい加工品やレシピを考案し商品化を目指すコンテストです。これを行うことで地域への愛着と創造性を育むことができると思います。

2つ目は、農業塾の開設です。若者や農業初心者を対象に、農業経営の基礎から販売戦略までを学べる、実践的で現役農家とも交流機会を設けた塾を開設してほしいです。これを行うことで、生産、販売、担い手の強化ができると思います。

 

〇生徒

私は浜松市の伝統漁である「たきや漁」を、何十年後も続く浜松市民に愛される漁にしたいと考えています。

そこで、現段階の改善点である船頭の後継者不足と知名度の低さを改善する案として、子どもの体験に一部補助金を出すことと、市でチラシを作り小中学校に配布することをお願いしたいです。そうすることで小中学生の認知度が上がり、「補助金が出るなら」ということで体験に行く人が増えると思います。このような状態になると「船頭になってみたい」という小中学生が増えるため、船頭の後継者不足を解決することができます。

加えて小中学校では、将来の夢に関する話をする場面がとても多いです。こういった場面で「たきや漁の船頭になりたい」という人が出てくると、「たきや漁って何だろう」という疑問が自然に湧いてきます。そのため知名度の低さも解決することができます。

このような点から、子どもに対する補助金を出すことと、市でチラシを作って小中学校に配布することをお願いしたいです。

 

〇生徒

1つ目です。市内の耕作放棄地を利用し、公共施設として作物の栽培工場を建設してはどうでしょうか。これにより気候変動に対応しやすく、清潔で若者が参加しやすい農業にすることができます。

2つ目です。市街化区域農地への農業をしている農家に補助金を出してはどうでしょうか。これにより農家の輸送費を抑え、安価で新鮮な野菜を販売または輸出することができます。

3つ目です。米の品種である「にこまる」と「やらまいか」で品種改良した米を推進してはどうでしょう。これにより気候変動に強く化学肥料の少ない、農家の負担が少ない米を広めることができます。

3

総括発表

〇司会

最後に、農林水産業の呼吸グループの総括の提案をします。

 

〇生徒

私たちのVOICEまとめです。まず現在の浜松、日本では担い手不足、作物の安全性が見えづらい、値段が高騰していることなどが課題となっています。そこで提案が4つあります。

1つ目、中高生をターゲットとし、SNSなどインターネットを利用した宣伝と、販売を強化することです。2つ目、AIなど最先端技術を利用したスマート農業の推進。具体的には、高齢農家などへの機械の利用指導、耕作放棄地を使った植物工場の建設を提案します。3つ目、若手に向けた体験イベントを実施し、そのイベントをSNSで宣伝をすることです。4つ目、学校給食などでのふるさと給食の頻度を増加させることです。

この4つの提案を通して、若い世代が農業に興味を持ち、浜松の農林水産業が活発になる。そして、より安心・安全・安価な食物を届けられるという結果が得られると思います。

 

〇司会

これで農林水産業の呼吸グループの発表を終わります。ありがとうございました。

意見交換

〇市長

農林水産業の呼吸グループの皆さん、熱心なご提言をいただきました。ありがとうございます。テーマとなった活力ある地域経済の振興を図るうえで、浜松は「ものづくりのまち浜松」と言われていますが、実は農林水産業も浜松においては一大産業になります。農林水産業の発展を図ることは、活力ある地域経済の振興に間違いなくつながっていくということを、改めて皆さんの発表からも感じました。

さまざまなご意見、ご提言をいただいた中で、総括的に4点ご提案をいただきましたので、それについて今、浜松市でどういった取り組みをしているのかをご紹介をさせていただきます。

まず1点目、中高生をターゲットとしたSNSなどのインターネットを活用した宣伝・販売の強化についてです。浜松市では、市の公式Instagram「はまのう」で、浜松市の農林水産業に関する情報を週に1回程度発信をしています。この「はまのう」Instagramは2022年に開設し、現在9,000人余りのフォロワー数となっていて、さらなるファンを獲得していきたいと思っています。今日を機会に、ぜひ皆さんにもフォローをしていただければと思っています。

この「はまのう」を通じて2024年度からは、生産者や加工業者の皆さんとのコラボキャンペーンなども行っています。引き続き連携による相乗効果で、新しい浜松の農林水産物のファン獲得をしていけるよう効果的な情報発信に努めていきたいと思っています。

また、併せて中高生の皆さんをはじめとする若い世代の皆さんが、将来の職業ということで農林水産業をぜひとも選んでいただけるように、コンテンツの発信も積極的にしていきたいと思っています。

2つ目、AIなどを使った最先端技術を活用したスマート農業の推進についてです。浜松市では、2020年度から2021年度にかけて、天竜区の春野町でスマート農機を活用した、中山間地域におけるビジネスモデルの確立に向けた実証実験を行ったところです。

また、浜松市内にはさまざまなテクノロジーの活用によって、誰でも高機能・高品質・高単価の農産物を生産できる仕組みづくりに取り組んでいる企業もいくつか出てきています。村櫛町の保令地区では、耕作放棄地を活用した次世代園芸施設の整備が完了することになっていて、この村櫛保令地区では、巨大な農産物の生産工場みたいなものが立ち上がるということになります。

このようにさまざまな形でAI、あるいは最先端技術を活用した農業の取り組みが進んでいますが、これからもAIなどの最先端技術を含めて、特に農家の皆さんの高齢化が進んでいますので、高齢化した農家の皆さんの負担軽減にもつながるような省力化の取り組みについて情報発信をしていきたいと思っています。

春野町で行った実証実験の結果ですとか、また今進んでいるテクノロジーを活用した生産方式の仕組み、こういったものをぜひ市内に広く展開を図っていきたいと思っています。加えて耕作放棄地などの植物工場、そういった農業用施設を誘致するために、まず一定規模の優良農地の確保ということについても進めていきたいと思っています。

それから3点目として、若者を対象とした体験イベントの実施、そしてSNSを活用した宣伝などについてです。現在でも浜松市では、小学生の皆さんを対象として夏と冬に、浜松・浜名湖地域の農業、水産業、畜産業、地域資源を学ぶ体験プログラムを実施しています。

静岡文化芸術大学の学生の有志の皆さんには、引佐町の久留女木の棚田の保全に取り組んでいただいており、毎年棚田で収穫したお米の販売なども実施していただいていますが、来年は「全国棚田サミット」が浜松で開催されることもありますので、棚田での生産活動、こういったものも来年に向けてぜひ振興を図っていきたいと思っています。

昨年は浜松で「全国お茶まつり」が開催されました。全国お茶まつりでは、浜松のお茶が産地賞と、農林水産大臣賞という全国1番を獲得したということがありますので、産地賞、農林水産大臣賞を獲得した浜松のお茶、そのお茶づくり体験ということも、ぜひ特色ある農業体験ということで発信をしていきたいと思っています。

このような体験メニューを拡充すること、併せて体験していただいた方々に、体験談をSNSで積極的に発信していただくということ。そのようなことを通じて、多くの皆さんのところへ農業の楽しさを発見していただくきっかけづくりを進めていきたいと思っています。

4点目、学校給食におけるふるさと給食の頻度を増やしてほしいというご提言もいただきました。毎年6月にはふるさと給食週間、それから毎月1回ふるさと給食の日を設定しています。皆さんも楽しみにされているのではないかと思っていますが、地元の食材、あるいは地域の食文化を生かした給食の献立を毎月、ふるさと週間で展開しています。

この給食で取り扱う食材というのは、安定的に必要量の確保が見込めるということ、栄養摂取量と食材費のバランスを考えなければいけないということで、複合的に検討していくわけですが、学校給食で地元産のもの、地産地消を進めるということは、この地域の子どもたちにとって、また、この皆さんが将来、浜松の次代を担っていくことになることから、皆さんの食育や郷土愛といったものを醸成することに加えて、地域産業の活性化そのものにもつながっていくということで、大変重要な取り組みだと思っています。

今後も未来を担う子どもたちに、心も体も潤う給食を届けられるように、生産者の皆さんとの協力、あるいは関係者の皆さんとの連携、そういった体制をしっかりつくっていきたいと思っています。

いずれにしても、浜松における一大産業である農林水産業の振興を図るうえで、若い世代の皆さんに農林水産業に興味を持ってもらうということが、何よりも重要となってくると思っています。これからも浜松の農林水産業の発展のために、若い皆さんと一緒になって振興を図っていきたいと思っていますので、皆さんには今日をきっかけに、さまざまな形でアイデアを出していただく、また協力をしていただくよう、お願いいたします。

私からのコメントとしては以上ですけれども、この際ですので、いくつか皆さんにお聞きしたいと思います。

浜松、例えば農業でいいますと、全国の市町村の中でも6番目の農業産出額を誇るということで、農業地域であることは間違いない。加えて市内では170品目も作られています。そこで、皆さんの一押し、一番好きな浜松の農産物は何なのかをぜひ教えていただきたいと思います。

併せて、ご提言にもありましたふるさと給食。皆さん楽しみにしているのではないかと思いますが、ふるさと給食の中では、皆さんはどれが好きですか。あるいは皆さんが好きな農林水産物を踏まえて、どんなふるさと給食を出してほしいですか。そういったことについてもぜひ教えていただきたいと思います。

今日は教育長、校長先生も並んで座っていますので、今日ここでご提案をいただくと、もしかしたら採用をしてもらえるかもしれませんので、ぜひ積極的にご提言をいただければと思います。よろしくお願いします。

 

〇生徒

ウナギが好きです。ウナギの蒲焼きとか、そういうのがふるさと給食でもたまに出るときがあって、結構刻まれていることがあるので刻まずに出してほしいです。

〇市長

大きいウナギがのったうな重みたいなものが食べたいようですね。教育長も校長先生も食べたがっています。やり方については考えてみたいと思います。

 

〇生徒

僕はミカンが好きです。ふるさと給食だと冷凍されたミカンとかが出てくるんですが、三ヶ日で作られたおいしいミカンが食べたいなと思います。

〇市長

旬の時季に旬のものを食べたいというのもあるわけですね。秋から冬にかけて一番ミカンがおいしい時季においしいミカンを食べるのもいいですね。

 

〇生徒

僕はとにかく肉が好きなので、みっかび牛とか牛肉もいっぱい給食で出してくれると、とてもうれしいです。

〇市長

みっかび牛は三ヶ日みかんも食べて育っているので、おいしいですから、ぜひそういったものも出してもらえるようになると良いですね。

 

〇生徒

市長の好きな地元の食材は何ですか。

〇市長

いろいろありすぎて、これとなかなか言えないです。今ぐらいの時期だと三方原馬鈴薯がおいしいです。冬になるとタマネギもおいしいですし、浜松が全国的にも生産量が上位であるミカンは先ほど言ったとおり全国1位の生産量を誇っていますし、中華料理で使うチンゲンサイも確か1位だったと思います。

本当にいろんなものが作られている。かつ浜松は日照時間も長く、土も良く、水も豊富ということで、栄養価が高い野菜がいっぱいとれるので、浜松産のものをたくさん食べていると健康で長生きできる。そのようなことも言われています。

私はいろいろなものが好きですけど、皆さんも好き嫌いなく浜松産のおいしいものをたくさん食べて、ぜひすくすくと成長していって、いつまでも長生きで頑張っていただければと思います。

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