更新日:2023年6月21日
第1回 区版避難行動計画策定会議(天竜区)
※会議資料は、地図や写真が入っているためサイズが大きいものがあります。ご注意ください。
次第
~区の災害特性と災害の基礎知識を知り、避難行動計画に掲載したい内容を考える~
- はじめに
- 自己紹介 資料1(PDF:98KB)
- 策定会議の目的と全体スケジュールについて 資料2(PDF:165KB)
- 策定会議の目的と避難行動計画の活用イメージの確認
- 全体スケジュールの確認
- 区の災害特性と災害の基礎知識について 資料3(PDF:10,069KB)、資料4(PDF:6,085KB)
- 自然条件(気候、地形・地質など)
- 社会環境(人口・世帯、災害に関する施設配置、自主防災隊の状況など)
- 過去の災害履歴と想定される災害
- 災害の基礎知識
- 「避難行動計画」に掲載したい内容について 資料5(PDF:60KB)
- 避難行動計画(概要版)のイメージ
- 過去の災害体験や区の災害特性等を踏まえ、避難について、市民として「知りたいこと」「不安なこと」、市民に「知らせたいこと」などを考えます。
- 各自の意見を出し合い、参加者で意見を共有します。
- 次回の予定(現地調査について)
要旨
【日時】 平成24年5月9日(水曜日)午後3時~5時
【場所】 天竜区役所
1 概要・要旨
- 策定会議の目的と全体スケジュールの確認する
- 区の災害特性と災害の基礎知識について知る
- 「避難行動計画」に掲載したい事項について検討する
- 第2回策定会議は、平成24年6月11日(月曜日)午後1時~4時に開催
2 避難行動計画に掲載したい事項
[1]災害の基礎知識
- 地震発生に伴う火災
- 降雨量と河川水位の関係(自宅の浸水位)
- 各河川の避難水位の明記
- 二俣川、阿多古川の水位(天竜川のバックウォーター)の考え方
- 増水した河川に近づかない
- 山崩れ・土砂災害
- 山崩れ予兆(大雨時、沢の水が濁る、小石が流れて来るのは山崩れ証拠)
- 過去に発生した土砂災害の記録、地名の由来などを若い世代に伝える
- 自宅の地盤状況
- 発生が想定される災害の内容と規模
- 倒木被害
[2]その他の知識
- 避難所の利用方法(開け方)
- 備蓄品の種類・量
- 災害時の非常持ち出し品
(雨具、手袋、ヘルメット、懐中電灯、長袖、長ズボン、3日分の食料・水など)
- 避難所に持参する食料
- 自治会による自主避難
- 水防団の位置確認
- 急病人の対応
[3]意識啓発
- 避難経路を決めておく
- 火災は予防第一、火災報知機と消火器の設置の徹底
- 気象情報や同報無線に対する注意
- 家庭内でリーダーを決める
- 早めの避難行動の呼び掛け
- 近隣への声掛け(避難勧告時など)
- 想定外を想定した対応の必要性
- 1人ひとりが避難所へ行く
[4]情報収集・伝達
- 降雨量の状況や河川の水位状況、河川の氾濫状況等の情報
- 道路(生活道路)の不通情報
- 土砂災害の発生情報(位置、規模、交通の可否)
- 気象情報の入手方法
- どこに、何を連絡すればよいか
- 自主防災隊への連絡方法
- 家族との安否確認の方法
[5]発生前の減災の方法
[6]災害発生後の対応
- 地震を感じたら直ちに消火行動
- 自分の身の守り方
- 避難するタイミング(自己判断基準)
- 危険な場所には近づかない
- 家族の安否確認後は持ち場を離れる
- 孤立集落の対応
- 時間帯別(昼夜)の避難行動
[7]防災マップ
- 避難地・避難所
- 身近で安全な場所(家族で共有化)
- 長期間の避難を想定した避難所
- 地すべり・急傾斜地崩壊危険区域等
- 道路名称を記載
- 地名の明記
[8]高齢者・要援護者の対応
- 高齢者・独居者世帯の確認
- 要援護者の支援
- 安心キットの活用
- 各家庭玄関に避難所を示す準備あり
- 1人暮らし高齢者の避難方法
[9]今後の課題(ソフト対策)
- 減少した地域協働センター職員による災害時の対応
- 救護支援体制
[10]今後の課題(ハード対策)
- 指定避難所の安全性
- ダム、橋梁などインフラの安全性
- 山崩れに伴うダムの堰き止めと崩壊
- 地域協働センターにおける情報把握
- 災害時リーダーの必要性(各地区における防災エキスパートの養成など)
- インフラ(電気・ガス等)の復旧対策
3 保留・課題となった事項
- 第2回策定会議の現地調査は、水害と土砂災害の現場として下阿多古地区周辺にてルートを再設定する。

各区の策定会議の進行状況