緊急情報
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更新日:2025年4月21日
浜松市未来ビジョンの実現に向けた将来の理想の姿(30年後)
【実現を目指す1ダースの未来 : 07、09】
10年後の目標(政策の柱)
インクルージョン*1の考え方の普及に取り組み、住民が互いに支え合う地域づくりにより、高齢の人、障がいのある人などすべての人の活躍の場を広げます。
活躍の場を求めている高齢の人に対しては、就労支援を進めるとともに、ボランティアなどの社会貢献活動に参加しやすい仕組みを構築します。これによって、高齢になっても住み慣れた地域で、いつまでも生きがいを感じながら安心して暮らすことができる地域社会を目指します。
心身に障がいのある人には、働くことで、生きがいを感じることができる就労環境を提供します。また、障害福祉サービス事業所などで働く職員の質の向上やグループホームなどの計画的な整備によってサービスを充実しつつ、関連団体と連携し、障がいのある人に対する市民の理解を深め、地域での支え合いの基礎を固めます。
また、病気や介護の予防に重点を置き、心と体の健康を維持しながら、いきいきと暮らし、快適で質の高い生活を送ることができるよう支援します。介護などが必要な人に対しては、医療・介護機関の連携を一層強化し、在宅などの必要なサービスが円滑に提供できる体制を整備します。
医療水準の向上のため、市内の病院と診療所が相互に連携し、救急時なども安心できる医療体制を維持するとともに、地域に貢献できる有能な医療スタッフの育成を支援します。
地域での支え合いの仕組みづくりを促進するため、すべての地区に地区社会福祉協議会が設立されるよう支援します。また、地域のNPO、福祉団体等が相互に協力し、地域課題の解決に連携して取り組みます。
移動や生活に支援が必要な人の情報が災害時にも速やかに活用できる仕組みを構築し、平常時の見守りと災害時の支援を一貫して実施します。
(基本政策)
(基本政策)
*1 インクルージョン:包み込むという意味で、障害の有無などにかかわらず、すべての人が社会の中で生活し、そのニーズに応じた地域生活支援を受けられるようにしていくこと。
*2 コミュニティソーシャルワーカー(CSW):地域住民などからの相談に応じ、福祉課題の解決に向けた取り組みや行政への提言などを行う、地域福祉活動などを支援するための専門的な福祉コーディネーターのこと。
*3 はままつあんしんネットワーク:一人暮らし高齢者や高齢者世帯など、日常生活に不安を抱える高齢者等が、住み慣れた地域や家庭で安心して生活できるよう、市民の支え合いの心で見守り、支援する仕組み。
*4 災害時避難行動要支援者:災害時において、家族以外の第三者の支援がなければ避難所等への避難行動が難しい障がいのある人や、要介護者、一人暮らし高齢者などのこと。
*5 浜松市ささえあいポイント事業:介護施設や高齢者宅などで行ったボランティア活動に対して換金できるポイントを付与する事業。
*6 地域包括ケアシステム:在宅の介護や生活支援を必要とする方に対して、「医療」、「介護」、「予防」、「住まい」、「生活支援サービス」を切れ目なく、有機的かつ一体的に提供することを目指した仕組み。
*7 アウトリーチ:生活に困難さを抱えた方の自宅などへ出向いて相談及び生活支援を行い、入院や入所だけに頼らない地域生活の実現を目指す取り組み。
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