緊急情報
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更新日:2025年4月21日
浜松市未来ビジョンの実現に向けた将来の理想の姿(30年後)
【実現を目指す1ダースの未来 : 03、04、12】
10年後の目標(政策の柱)
天竜川、浜名湖、遠州灘、南アルプスなどの豊かな自然は、多様な動植物をはぐくんでいます。この豊かな自然の恵みを次の世代へ引き継ぐために、自然環境と共生するまちづくりを推進するとともに、市民生活に環境への負荷を抑える活動を取り入れ、温暖化防止を促進します。環境に配慮したライフスタイルが定着し、安心して暮らせる住み心地よさが多くの方に認識されるよう、環境のブランド力向上を目指します。
全国トップクラスの日照時間を活かした太陽光発電や木材資源等を有効に活用するバイオマス発電*2などの再生可能エネルギーの導入を一層拡大するとともに、住宅・工場・事業所などのエネルギーの最適利用を推進し、エネルギー自給率を高めます。
ごみ減量や資源化、ごみの適正処理、廃電子機器からのレアメタルの回収など、行政・市民・事業者がそれぞれの役割と責任を果たし、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進する政策に取り組み、ごみ処理や埋立施設の長期的な使用、効果的な活用を実現します。
スマートコミュニティ*3の構築に向け、ICTを活用し、住宅団地や工業団地などの地域単位で、エネルギーの最適利用が進むよう取り組みます。また、エネルギーの地産地消を推進するため、再生可能エネルギーを活用した安定・安価な電力供給体制を構築します。さらに、地域産業の活性化に向け、発電・省エネルギー・電力供給など、成長産業として期待されるエネルギービジネスの創出を推進します。
(基本政策)
(基本政策)
*1 再生可能エネルギー:太陽光、風力、水力、バイオマスなど、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるもの。
*2 バイオマス発電:バイオマスを燃料とした発電。バイオマスとは、生物資源(bio)と量(mass)を組み合わせた言葉であり、間伐材、生ごみ、下水道汚泥などのバイオマス(動植物に由来する有機物である資源(化石燃料を除く))を活用し、発電すること。
*3 スマートコミュニティ:住宅団地や工業団地など、一定のエリアで、エネルギーを無駄なく賢く活用する次世代の社会システム。
*4 生物多様性:生きものの豊かな個性とつながりのこと。様々な自然環境の中で多種多様な生物が存在し、それらがすべて直接的・間接的に支えあって微妙なバランスを保ちながら生きていること。
*5 し尿処理:家庭や事業所等から収集したくみ取りし尿や浄化槽汚泥を、衛生的に施設で処理すること。
*6 最終処分場:廃棄物は、資源化又は再利用される場合を除き、最終的には主に埋立処分される。埋立処分を行う施設が最終処分場であり、家庭ごみなどを埋立てる「一般廃棄物最終処分場」では、陶器類等の燃えないごみや焼却施設から排出される焼却灰等が埋立てられる。
*7 ガスコージェネレーション:都市ガスやLPガスを燃料に、電気と熱をつくることができる自家発電設備。
*8 エネルギーの地産地消:太陽光やバイオマスなど、地域でつくった電力をその地域内で消費すること。
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