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更新日:2024年1月1日

浜松市生きものパートナーシップ協定の締結実績

大和ハウス工業株式会社×特定非営利活動法人浜松市東区の自然と文化を残そう会(協定第2号)


本市中央区豊西町に位置する「十湖池ビオトープ」は、江戸時代末期、天竜川支流の豊川(現:豊田(とよだ)川)の氾濫によりできた池で、俳人松島十湖が所有していた土地が含まれていたことから、十湖池と呼ばれるようになりました。当時の十湖池は3,000平方メートルほどあり、湧き水が豊富でドジョウ、フナ、ホタルなどが生息し、松島十湖は池が見渡せる自宅にて、たびたび句会を開いていました。

その後、農業用水路の整備や宅地造成などにより、地下水が減少し、池は枯れてしまいますが、愛されてきた池を忘れてほしくないと、1999年、松島十湖のひ孫にあたる松島知次(ともじ)氏が地元住民らの協力の元、現在の十湖池ビオトープとして復活させたものです。

現在の十湖池ビオトープには、絶滅危惧種のカワバタモロコやミナミメダカをはじめ、多くの生物が生息し生物多様性が維持された貴重な場所となっています。また、十湖池ビオトープとその周辺には、松島十湖とその門徒が残した句碑が数多く残っています。

大和ハウス工業株式会社浜松支店様は、CSR活動に熱心で活動場所を探しておられたことから、本協定にエントリーしている特定非営利活動法人浜松市東区の自然と文化を残そう会様が管理している十湖池ビオトープでの活動をご紹介させていただいたところ、ご快諾いただき、本協定を締結する運びとなりました。

協定締結に伴い、大和ハウス工業株式会社浜松支店様は十湖池ビオトープ保全のため、草刈、樹木剪定、落ち葉拾いなどのための労働力を特定非営利活動法人浜松市東区の自然と文化を残そう会様に提供します。

本協定により、十湖池ビオトープの保全及び本市の生物多様性の保全・向上に資することが期待されます。本協定が生物多様性の向上につながるよう、大和ハウス工業株式会社浜松支店様、特定非営利活動法人浜松市東区の自然と文化を残そう会様、本市の3者で取組を進めてまいります。

 

 
協定の概要
締結者 大和ハウス工業株式会社、特定非営利活動法人浜松市東区の自然と文化を残そう会、浜松市
協力項目 大和ハウス工業株式会社は、十湖池ビオトープ保全のため、草刈、樹木剪定、落ち葉拾いなどのための労働力を特定非営利活動法人浜松市東区の自然と文化を残そう会様に提供します。

所在地

浜松市中央区豊西町(十湖池交差点南、中央区豊西町1871付近)

総面積

約1,000平方メートル

設立者

松島知次(ともじ)氏(松島十湖ひ孫)

管理者

特定非営利活動法人浜松市東区の自然と文化を残そう会

発祥

江戸時代末期、天竜川支流の豊田川の氾濫により3,000平方メートルほどの池が誕生した。池の一部が俳人松島十湖の土地が含まれていたことから、十湖池と呼ばれるようになった。

ビオトープ設立

農業用水路の整備や宅地造成などにより、湧き水が減り、枯れてしまった池を取り戻すため、知次氏を含む地元住民により復活させた。

文化の継承

十湖池ビオトープとその周辺には、十湖と門人の残した句碑が残っている。また浜松市中央区が主催する十湖賞俳句大会が毎年開催されている。

ビオトープでの活動

カワバタモロコ講話、ミツバチ講話、水生生物観察会、サツマイモ掘り、アメリカザリガニ駆除、シイタケ菌打ち体験 他

代表的な生物

カワバタモロコ(静岡県レッドリストIA類)、ミナミメダカ(静岡県レッドリストⅡ類)、マドジョウ、ヌマエビ、カブトムシ、コクワガタ他

 

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お問い合わせ

浜松市役所環境部環境政策課

〒432-8023 浜松市中央区鴨江三丁目1-10 鴨江分庁舎

電話番号:053-453-6146

ファクス番号:050-3606-4345

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