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更新日:2024年6月3日

特定外来生物「オオキンケイギク」について

オオキンケイギクとは

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オオキンケイギクは、5月から7月頃にかけて鮮やかな黄橙色の花をつける北アメリカ原産のキク科植物です。

1880年代に観賞用として輸入され、荒地でも生育できる強健さから河川敷や道路の法面緑化に重宝されていました。また、園芸植物としてポット苗での販売もされており、コスモスのようなかわいらしい見た目に加え、生育に手間がかからない点から広く流通していました。

しかし、その繁殖力が在来の植物を脅かすとして、現在では外来生物法に基づく「特定外来生物」に指定されています。そのため、オオキンケイギクの栽培、販売、生きたままの運搬・保管などが禁止されています。

オオキンケイギクの特徴

  • 茎の先端に直径5~7cm程の花を1つ付けるhana
  • 花びらは黄橙色で、花の中央部も同じ色をしている
  • 花びらの先端には不規則に4~5つ程のぎざぎざがある
  • 一般的には一重咲きだが、品種によって八重咲きのものもある
  • 品種によって、花びらの付け根が赤茶色のものもある
  • 葉は、茎から対になって生えるhappa
  • 細長いへら状をしており、最も幅がある部分で1cm程度
  • 葉の両面に荒い毛が生えている
  • 縁はなめらかで、ぎざぎざしていない
その他
  • 開花時期は、5~7月
  • 多年草(冬に枯れても地中に根を残し、春に再び花を咲かせる)
  • 高さは30~70cm程

オオキンケイギクを駆除するときは

オオキンケイギクを駆除するときのポイントをご紹介します。一度の抜き取りで完全に駆除することは難しく、毎年、根気強く駆除を続けることが重要です。

1.根ごと抜き取り、土は払わない

オオキンケイギクは多年草のため、地中に根が残ると翌年また生えてきます。根ごと抜き取る、またはスコップ等を使用して周囲の土ごと根を抜き取ると効果的です。この時、根に付いた土を払ってしまうと、土に混じった種子や根が地面に落ちて発芽する可能性があります。駆除したオオキンケイギクは土を払わず、袋の中へ入れましょう。

2.袋の口をしっかり縛って密閉させ、枯死させる

駆除したオオキンケイギクを安易に運搬してしまうと、種子を移動させることとなり、更なる拡散を招く恐れがあります。そのため、生きた状態のオオキンケイギクの運搬は禁止されています。駆除後は、袋の口をしっかり縛って密閉させることで種子や根を周囲に落とさない状態にし、2~3日天日にさらすなどして枯死させましょう。

なお、処分のためのオオキンケイギクの運搬・保管は、特定外来生物法の規制対象外です。

3.燃えるごみとして出す

駆除したオオキンケイギクが少量(ごみ袋3袋分まで)の場合は、お住まいのごみ集積所に燃えるごみとして出していただいて構いません。

量が多い場合は、清掃センターなどへ直接ご自身で搬入いただく必要があります。自己搬入については、こちら。

参考資料「オオキンケイギクを見つけたら(駆除方法のご案内)」

上記の駆除方法について、以下のPDFファイルでも確認できます。ご自由にご活用ください。

 

(※写真出典 1.当課職員撮影/2.環境省提供(写真集画像を拡大加工)/3.九州地方環境事業所提供)

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浜松市役所環境部環境政策課

〒432-8023 浜松市中央区鴨江三丁目1-10 鴨江分庁舎

電話番号:053-453-6146

ファクス番号:050-3606-4345

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