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更新日:2025年7月25日
ギフチョウはアゲハチョウ科で、黒と黄の縦じまが交互に並ぶ開張5~6cmのチョウです。成虫が春に見られることから、「春の女神」とも言われます。環境省レッドリスト及び静岡県レッドリストでは絶滅危惧2類に指定されており、市内では枯山等で確認されています。
本市では、「浜松市ギフチョウの保護に関する条例」に基づき、ギフチョウの保護監視活動をしています。なお、「渋川自然環境保全地域」においては、ギフチョウの採取・捕獲・殺傷やヒメカンアオイ(幼虫の食草)の採取・損傷を禁止しており、違反した場合は5万円以下の罰金又は科料に処されます。
海岸に生息・生育する希少動植物の保護のため、占用区域(中央区舞阪町表浜海岸の一部:約17.8ha)への立ち入りを制限しています。
動植物の調査などのため、立ち入る場合は環境政策課への届け出が必要となります。なお、舞阪海岸は、浜名湖県立自然公園第二種特別地域に指定されており、捕獲や採取などが規制されている動植物がありますので留意してください。
浜松市には静岡県最後のタガメの生息地が現存します。しかし、現在では過疎化が進み放棄水田が増え、生息地の中心となるため池が管理されなくなったことから、タガメが生息し、個体数を維持することができる環境が急速に失われつつあります。タガメを保全することは、ゲンゴロウ類やトンボ類など多くの貴重な生き物を保全し、里山の魅力や大切さを伝え、次の世代に受け継ぐことにも繋がります。
絶滅危惧種タガメ 静岡県内最後の生息地と生物多様性を守るために(チラシ)(PDF:771KB)
タガメの生息地の中心となるため池の堤体は長年の風化により劣化・浸食を受け厚さ50cmまで薄くなり、漏水が発生しています。近年頻発する大雨などの自然災害によって堤体に負荷がかかると決壊し、池の水位が下がることで、タガメの生息地が失われる危機に瀕しています。タガメの生息地を保全するために抜本的な対策が必要であることから、土木工事による堤体の補強を行うための費用の調達方法として、クラウドファンディングによる寄附金の募集を行います。皆様のご協力をお願いします。
プロジェクト名: 【絶滅危惧種タガメ】静岡県内最後の生息地と生物多様性を守るために
目標金額: 225万円
募集期間:2024年7月22日(月曜日)~2024年10月19日(土曜日)(90日間)
寄附金の使い道:タガメ生息地のため池の堤体補修工事
SDGs:17.パートナーシップで目標を達成しよう
プロジェクト掲載URL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/3112(別ウィンドウが開きます)
*本プロジェクトは、All in方式のため、目標金額の達成にかかわらず、寄附いただいた金額のすべてを使用し実行します。
*募集期間は延長する場合があります。
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