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更新日:2024年6月6日
生物多様性という言葉は、多くの生き物がつながりあって生きていることを表しています。そして、この世界に生きているすべての「生き物」の間にある「ちがい」のことです。この「ちがい」は、詳しく分けると3つの種類があると言われています。
私たちは、このような多様性から、たくさんの恵みを与えられています。
私たちが生きる土台を与えてくれています。
天竜区の豊かな森林から生まれるおいしい空気・水。
天竜川・都田川は水を運び、海をきれいにしてくれます。
衣 洋服の繊維は綿や羊毛、石油などから出来ています。
食 お米・野菜・魚など生物の恵みが私達の食べ物となっています。しらす・うなぎ・しいたけ・お茶・みかん、などなど。
住 住居を作る木材も自然からの贈り物です。
この地域の自然や生態系を基にして、私達の文化は育まれています。
豊かな森林を利用した天竜美林・林業の発達
山・川・海に感謝するその地域独自のお祭り
私たちの命は、自然によって支えられています。
山の木々のおかげで土砂崩れを防いでくれる
自然の浄化作用・・安全な空気・飲み水の供給
地面を覆う植物による気温上昇の緩和(地球温暖化防止)
残念ですが、私たちは自分たちのわがままやムダづかいによって、この生き物の個性やつながり、そしてそこから生まれる恵みを壊し続けています。現在、生物多様性には人間による4つの危機が訪れていると言われています。
現在は、一年間に約4万種が絶滅しているという危機的な状況です!
このままでは、いろいろな命とつながりあって生きている私達の生活も成り立たなくなってしまいます!!
既に国内で絶滅してしまった種としては、トキやニホンオオカミなどが有名ですが、浜松にもアカウミガメ、ヤリタナゴ、ヒヌマイトトンボ、ミカワバイケイソウなど絶滅が危惧されている生物が多く生息しています。
命のつながりを守っていくために、私たちにできることは何でしょうか?大切なのは、自分の「命」がいろいろな「命」に支えられ、つながっていることを忘れないこと!自分の生活と、自然や生き物とのつながりを忘れずに身近なところから行動してみましょう
自分たちの生活が自然の恵みによって成り立っていることを考えてみよう。毎日の食事の時に、「いただきます」「ごちそうさま」を言ってみましょう。目の前にあるご飯がどんな自然の恵みから自分の所へやってきたのか、考えるきっかけになります。
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