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更新日:2020年5月11日

電気のあれこれ

電気のあれこれ~発電方法の違いを実感しよう~

対象

分野

時期

時間

人数

場所

講師

費用

小6・

中学

エネルギー

通年

50分

(1時限)

40人

(1クラス)

理科室等

1人

無料

【学校の関連学習単元】

  • 中2/理科 電流とその利用
  • 中3/理科 大切なエネルギー資源

ねらい

  • エネルギーの大切さを知り、環境に配慮したエネルギー利用について考える。

実施内容

  • 手回し発電キットの実験を通して、実生活で使用している電気エネルギーが大きいことを実感する。
  • 火力発電と風力発電の模型を用いた実験から、発電の仕組みと発電方法の違いによるメリット・デメリットを学ぶ。
  • 電化製品の普及で生活は便利になった一方で、環境には大きな負荷を与えていることを知り、エネルギー利用について考える。

使用する材料・道具

受講者

◇筆記用具
◇ガスコンロ
◇スタンド

講師

◆手回し発電キット
◆発電模型
◆うちわ
◆ワークシート

講座活用のワンポイントアドバイス

  • エネルギーの大切さや発電の仕組みについて学ぶことができます。
  • 再生可能エネルギーについて考えるきっかけとしてご利用ください。

実施機関

浜松市環境政策課

下記連絡先へ実施日の1ヶ月前までに申し込んでください。また、事前打ち合わせが必要なため、講座実施の2週間前までに講師へご連絡ください。

問合せ・申込先

浜松市環境政策課
TEL:053-453-6149 FAX:050-3606-4345

E-mail:kankyou@city.hamamatsu.shizuoka.jp

プログラムの展開例

時間

内容

指導のポイント

導入

10分

〇電気を作ってみよう

手回し発電キットを使って白熱電球(60W)を点灯することを試みる。

 

〇今日の生活を思い返してみよう

朝起きてから学校へ来るまでにどんなことをしたかを思い返し、生活に電化製品(電気)が欠かせないことを認識する。

 

〇電気について考えよう

電化製品を動かすエネルギー「電気」について考える。

  • 家庭では一日にどのくらい電気を使っているか?⇒約10KWh
  • 電気はどこで作られている?⇒発電所
  • 発電所ではどんな仕組みで発電しているだろう。

 

  • 小学校で手回し発電で豆電球を点灯することを経験しているため、振り返りとして用いる。
  • 普段の生活では用いない豆電球でなく、電球を使って簡単に点灯しないことを実感させて、電気の大切さを伝える。

 

  • 生活の多くの場面で電化製品を使用していることに気づかせ、電気利用について意識を向けるとともに、電気によって便利な生活が成り立っていることを認識させる。

展開
20分

〇発電模型実験

1. 火力発電模型を使って発電の仕組みを学ぶ。

  • ガスコンロに火をつけ、沸騰した蒸気で歯車を回して発電させる。

⇒燃料を使って蒸気でモーターを回転させて発電していることを学ぶ。

 

2. 風力発電模型を使って火力発電との違いを学ぶ。

  • 風車をうちわで回して、発電させる。

⇒火力発電と比較し、一定に発電できないことを学ぶ。

※1.を継続させた状態で、2.の発電模型を並行して実験し、それぞれの特徴を比較する。

 

  • 火力発電模型では、どのくらいの電気を作ることができるか予想させてから、実験を開始する。

⇒例えば、ア豆電球、イLED電球、ウ白熱電球のうちどこまで点灯できるかと投げかける。

 

  • 火力発電・風力発電ともにモーター(タービン)を回して発電するという仕組みであることを説明し、その動力源の違いがあることを紹介する。
  • 風力発電模型を用いて、風力によって一定に発電できないことを気づかせる。

まとめ
20分

〇実験から分かったことをまとめよう

電気を作る方法は様々あることを紹介し、実験から分かったこと、それぞれの長所、短所をワークシートに記入する。

⇒風力、水力、太陽光は、再生可能エネルギーということを学ぶ。

 

〇エネルギー利用について考える。

  • 現状の発電割合を紹介し、暮らしが便利になってきたが、環境への負荷が大きいことを理解する。
  • 火力発電と風力発電(再生可能エネルギー)が環境へ与える影響の違いを気づかせる。
  • 風力以外の再生可能エネルギー(水力や太陽光発電など)についても紹介し、それらの長所・短所があることを考えさせる。

 

  • 海外での再生可能エネルギーの普及状況についても触れる。
  • ドイツやスウェーデンなど広く普及している地域を紹介する。

<参考>

〇まちのエネルギー利用をシミュレーションしよう。

自分のまちに合った発電方法(割合)についてシミュレーションしよう。

例えば、火力・水力・風力・太陽光発電のうち自分ならどのエネルギーを導入したいかを話し合う。

  • 話し合う前には、指導者は、地球温暖化への影響や電力の安定供給(発電量)、エネルギー自給率などの観点を考慮するように説明する。

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このページのよくある質問

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お問い合わせ

浜松市役所環境部環境政策課

〒432-8023 浜松市中央区鴨江三丁目1-10 鴨江分庁舎

電話番号:053-453-6146

ファクス番号:050-3606-4345

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