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更新日:2023年2月20日

男女共同参画推進のための情報誌「ハーモニー」No.23

野末信子さん

京丸園株式会社鈴木緑さん

特集 井伊直虎から学ぶ女性活躍

大河ドラマの主人公として話題の井伊直虎は、女性が表に出ることは少なかった戦国時代に女城主として井伊家存亡の危機を救った女性リーダーです。

井伊直虎はどんな人?<参考>浜松歴女探検隊「井伊直虎物語」より

井伊家に姫が生まれる

時は戦国時代。井伊家当主・直盛のもとに女の子が生まれました。姫は本家の大切な一人娘だったので、許婚が決められていました。父の従弟の亀之丞(後の直親)です。姫はいつか亀之丞の妻となり、井伊家を支えていくことを夢見ていましたが、姫に相次いで悲しい出来事が起こります。

許婚との別れ 出家する

亀之丞の父・直満が、謀反の疑いをかけられ殺害されました。亀之丞も命を狙われ、信濃・市田郷に逃れました。姫(後の直虎)は許婚の帰りを待ち続けますが、消息は途絶えてしまいました。姫はついに龍潭寺・南渓和尚のもと出家し、「次郎法師」という名をもらいました。

女城主・井伊直虎誕生

亀之丞が10余年ぶりに井伊谷に帰ってきました。直盛の養子となり直親と名乗り、別の女性と結婚。その後、井伊家待望の男子・虎松(後の徳川四天王の一人・直政)が生まれます。しかし、直盛、直親らが相次いで亡くなり、井伊家の男
子は幼い虎松ただ一人。次郎法師は虎松の後継人として「直虎」と名乗り、井伊領の領主となりました。

戦国時代の女性たち

戦国時代の「家」は、現在のような核家族ではなく企業体のようなものであり、一つの家の中でさまざまな役割分担がなされていました。表に出るのは男性の役目でしたが、女性の地位も比較的高く、重要な役割を担っていたと思われます。それが証明されるのは、当主である男性に何かあった時です。直虎以前にも北条政子、今川家の寿桂尼など、男性の代わりに女性が指揮を執った例があります。いざとなったときに女性が当主の代わりになれるということは、それなりの地位の女性には知識と教養があり、家臣からも尊敬されていたということが伺えます。
女性が奥に入ってしまうのは江戸時代になってからのことで、それより前の時代には男性と女性の間に差はなく、現代と似ているといえます。
(浜松市市民部文化財課課長 太田好治)

井伊直虎から学ぶ女性リーダーとは 三遠南信地域女性交流会

三遠南信地域女性交流会が平成28年11月10日に引佐多目的研修センターで開催されました。同会は飯田市、豊橋市、浜松市の女性の交流を目的に毎年開催されています。
平成28年度は、「井伊直虎から学ぶ地域における女性リーダーとは」をテーマにグループ討議を行いました。発表では「直虎は進んで領主になったのではないが、やると決めたら最後までやり抜く芯の強さがあった。現代のリーダーにも必要な要素だと思う」「目的を達成するには一人ではできない。直虎のように周囲の協力を得る力が大切」という意見が出されました。

三遠南信地域女性交流会

自由に意見を出し合う参加者たち

ハーモニー編集部が行く 直虎ゆかりの地をめぐる旅

直虎は現在の浜松市北区井伊谷地区で生涯を過ごしました。どんな場所で人生を送っていたのでしょうか。浜松歴女探検隊の皆さんに案内してもらい、井伊家ゆかりの地を訪ねました。

蜂前神社(はちさきじんじゃ)

三方原台地を井の国(引佐町)へと向かう祝田の坂を下りた所に、緑に囲まれひっそりと佇む神社を訪れました。こちらには井伊直虎の花押(サイン)が記された、唯一の古文書が残されています。女性の花押は珍しく、直虎が城主として政を執っていたことを物語っています。直虎直筆の花押を見て、当時の女性でこれほどにまっすぐに、力強く書ける
人がいたのかと驚きました。

古文書は浜松博物館寄託となっています。

蜂前神社花押

龍潭寺(りょうたんじ)

井伊家の菩提寺。山門をくぐり城壁を思わせる石垣沿いを進むと、立派なご神木(なぎの木)が見えます。虎松(直政)の無事を願って実母が植えたと伝えられています。直虎は南渓和尚のもとこの寺で出家し、次郎法師の名をもら
いました。龍潭寺には直虎が書いた「黒印状」が残されています。1つの誤字脱字もない筆跡から、真っすぐ勇敢に生きた女性だったことが感じ取れました。

龍潭寺2龍潭寺1

井伊谷宮(いいのやぐう)

龍潭寺の隣にある井伊谷宮は、和歌に秀でられた「宗良親王」が御祭神で、学業の神様として有名です。
宮司の岡部さんにオリジナルの絵馬を紹介してもらいました。ハートのくり抜きを持ち帰ることができる恋愛成就を願う絵馬、直虎にちなみ「井」を書き込むことができる手鏡守などがありました。激動の時代を強く生き抜いた直虎に想いを馳せながら、絵馬を奉納しました。

井伊谷宮絵馬

井伊谷城跡(いいのやじょうあと)

標高114.9m。大変急な坂を登るので滑りにくい靴がおすすめです。坂を上りきると井伊谷の景色が眼前に広がります。城跡はあまり広くなく、実際の建物がどのように建っていたか想像することは難しいですが、頂上から見渡す景色を直虎がどのような想いで眺めていたのだろうと思いにふけることができます。

井伊谷城跡景色

井伊谷MAP

 井伊谷マップ

浜松歴女探検隊

平成22年に開催された井の国千年祭をきっかけに結成。子供たちに鎧の着付けを通じて、郷土の歴史を知ってもら
う活動をしています。同団体が編集した冊子「井伊直虎物語」は、市内の各小中学校に配布。会長の林浩世さんは、発掘調査を経験され「考古学の世界では男女の壁を感じることなく働くことができました。今は家族の理解、協力のもと活動ができています」と話されました。

 

 浜松歴女探検隊

袋井宿開設四百年記念祭にて、鎧着付けの手伝い

 

現代の直虎 女性活躍インタビュー

直虎の時代から約400年以上が経った現代社会にもリーダーシップを発揮している女性たちがいます。平成27年度農業の未来をつくる女性活躍経営体100選(WAP100)を受賞した、株式会社カクト・ロコと京丸園株式会社のお二人と、浜松市の合併をきっかけに設立された北区女性団体連絡協議会(きたっこ)の元代表に話を聞きました。

CASE1 安心して働ける場所を作りたい

野末信子さん

株式会社カクト・ロコ代表取締役 野末信子さん

―多肉植物を扱うようになったいきさつを教えてください。
テレビ番組で多肉植物が取り上げられ人気が出ましたが、当時は売っているところが少なく欲しくてもなかなか手に入らない状況でした。そこで3年くらいかけて全国の愛好家を周って多肉植物を譲っていただき栽培を始めました。また、多肉植物を普及させるため、北海道から沖縄まで日本全国のホームセンターへ出向いて講座を開いたりしました。

―従業員は何名いらっしゃいますか。
現在従業員は91名、そのうち約8割が女性です。多肉植物のブームにより人が足りない状況で、子育て中の女性の力を借りようと従業員を募集しました。短時間でもその人が働ける時間で働いてもらい、子供の参観会や病気などにも対応できるよう多めに採用しました。体力的にはきつい仕事ですが、寄せ植えなど女性の感性も
活かせる仕事です。

―女性の働き方についてどう思いますか。
女性は子育て第一で動かなくてはいけないときもあります。私は女性でも男性でも、自立した生き方をしてもらいたいと思っています。自分らしさを発揮できて、「あなたがここにいるおかけで」と言われる場所を用意してあげたいです。子育て中でも介護中でも、安心して働くことができる環境を提供できたらと思います。

株式会社カクト・ロコ(浜松市北区)

畜産業からサボテン栽培に転換し、現在は多肉植物の生産・販売をメインに行っている。

CASE2 仕事と生活のバランスを大切にして

鈴木緑さん

京丸園株式会社総務取締役 鈴木緑さん

―女性の雇用を始めたのはいつからですか。
最初のころは、細かい作業は女性、ハウスの管理など中心的な仕事は男性がやるもの、という考えでした。転機は県立農林大学校を卒業した女性を正社員として採用したことです。彼女が働くようになってから、女性でも持てるようコンテナを小さくしたり、高くて届かなかったものを低い場所に置いたりといった改善を重ねていくうちに、男性しかできない仕事がなくなってきました。今は男女関係なく採用しています。

―女性がステップアップできる仕組みがあるそうですね。
短時間のパートからフルタイムのパートになり、次に準社員として経験を積み、最終的には部署をまとめる正社員になります。そうした細かいステップアップの仕組みがあるので、正社員になる際のハードルはそれほど高くないと思います。最初から正社員として入社した人とは違う「経験してきた強み」というのも感じます。

―子育てをしながら働くことについて。
私自身、子供が小さいときからできる範囲で働いてきましたが、仕事を続けてきてよかったと思っています。仕事中は私自身が認められる場所になっていたからです。仕事は生活の一部分だと思います。仕事も子育ても両方全力投球だとすり減ってしまうので、女性従業員にはまず自分の生活をメインに考えてもらい、空いた時間に集中してできる仕事をする、というバランスで働いてもらいたいです。

京丸園株式会社(浜松市南区)

独自ブランドの姫ねぎ、姫みつば、ミニちんげんなどを生産している。

CASE3 次世代の女性リーダー育成が課題

長田育子さん

北区女性団体連絡協議会(きたっこ)元代表 長田育子さん

―「きたっこ」設立の経緯を教えてください。
平成19年浜松市が政令指定都市になり、旧引佐郡と旧浜松市の北地区が合併し北区となりました。しかし、それぞれの地域が独自性を持っていたため、ひとつとなって活動するのが難しい状況でした。当時の北区協議会メンバー20人のうち女性8人が「このままではいけない。何かしよう」と集まったのが「きたっこ」の始まりです。現在では北区の女性団体を中心に交流会や勉強会を開いたり、情報誌を発行したりしています。

―男性との協力関係をどのように築きましたか。
転機となったのは、平成20年に開催された「第1回北区Deまつり」です。「きたっこ」が企画から携わり、出展者を集めたりバザーを開催したりしました。男性にも「一緒に祭りを成功させましょう」と声をかけたところ、皆さん快く協力してくれました。その後設立されたまちづくり協議会では、男性も女性も一緒に活動しています。

―「きたっこ」の今後について。
3年前に会長を引退しましたが、なかなか後任が決まりませんでした。次世代の女性リーダーの育成がこれからの課題だと思います。男性と共に、活動の中心になり活躍する女性が少ないと感じるので、若い女性には積極的に企画から携わってもらいたいです。「きたっこ」は「各地域をまとめる」という最初の目的をある程度達成したと思うので、これからは時代に合った活動をしてほしいと思います。

北区女性団体連絡協議会(浜松市北区)

北区の女性グループのネットワークを生かし、暮らしやすいまちづくりを目指す団体。

農業の未来をつくる女性活躍経営体100選(WAP100)

公益社団法人日本農業法人協会は、女性活躍に向けて先進的な取り組みを実践している農業経営体の情農業イメージ画像報収集を行い、後に続くモデルとなる経営体を「農業の未来をつくる女性活躍経営体100選(WAP100)」に選定し、表彰を行っています。広く世の中に女性が活躍する農業経営体を紹介することで女性活躍推進のトレンド情報を発信しています。

 

男性のチャレンジ!誰もが輝く社会へ!

誰もが輝く社会イメージ男性も女性も個人として尊重され、一人一人が豊かな人生を送ること、これが「男女共同参画社会」です。ここでは、生きがい探しや地域活動に積極的に取り組んでいる男性たちを紹介します。

 

 

和地っ子おやじ会~父親も子育てに関わりたい~

「父親も子育てに参加しよう」という考えのもと、浜松市立和地小学校の父親ら有志が中心となり、親子で楽しめるイベントを企画・運営している「和地っ子おやじ会(大熨和哉会長)」。平成20年に活動を開始し、現在9年目。同じ小学校の子を持つ父親同士で運営している組織は浜松市内では珍しいです。
平成28年11月6日、和地っ子おやじ会では恒例の「ペットボトルロケットを作って飛ばそう」が開催され13家族15名が参加。ペットボトルを切断し、ビニールテープで2つのペットボトルをつなぐ、牛乳パックで羽を作る…など、子供だけで作るにはちょっと難しいことも、家族で協力し、皆楽しく製作できました。最後は完成したロケットをグラウンドで飛ばし、飛距離を競いました。
こうしたイベント参加をきっかけに、父親同士が仲良くなることや家族ぐるみの付き合いが始まることもあり、継続参加につながっているそうです。

ロケットを調整する写真

距離を伸ばそうと羽の位置を最後まで調整したり、お父さんの方が真剣な様子

ロケットを飛ばす写真

親子で協力して、ロケットを飛ばします。オレンジのTシャツは和地っ子おやじ会のメンバー

男のチャレンジ塾~定年後の生き方、再考~

定年後の生き方を考えるきっかけ探しをテーマに、55歳以上の男性を対象とした「男のチャレンジ塾」が、男女共同参画・文化芸術活動推進センター(あいホール)で開催されています。テーマは「料理」「健康」「防犯」「ボランティア活動」など幅広く、計8回の連続講座は、受付開始直後に満員となる人気講座です。取材日の平成28年9月16日のテーマは、「料理」で15人の男性たちが参加しました。
足立美和先生の調理実演が始まると「無洗米の場合の水加減は?」「切干大根はどれくらい細かく切ったらいいの?」と次々に先生に質問をしたり、皆で野菜を切ったり、焼いたりと皆さん真剣です。試食では、「具たくさんでおいしい」「家でもやってみようかな」と満足そうな声が聞こえてきました。参加のきっかけは、「趣味を探しに」「家にいるなら参加してみたらと娘に言われた」「テーマが面白そう」と様々。参加しての感想は「連続講座なのでいろいろな人と知り合えて楽しい」「仲間ができるからいい。他の人も誘いたい」と充実した様子がうかがえました。

話に聞き入る受講生

ゆるベジインストラクター・足立美和先生の話に聞き入ります

調理する参加者

皆で協力しあい和気あいあいと調理する参加者たち

介護・子育て・老後のやりがい、何でも相談しよう

あいホールでは、男性相談員による電話相談「男性の生き方相談」を行っています。相談件数は増加傾向で、平成26年度は77件、平成27年度は109件と前年の約1.4倍になっています。
生きることへの不安や孤独などの他、介護者としての困難、孤立、ストレス、家族や夫婦関係の悩みなどが主なものです。ひとりで悩まず、気軽にあいホール相談室を利用してください。

男性の生き方相談(電話・男性相談員)男性相談イメージ

TEL053-412-0352

木曜 18時~20時/第2第4日曜 18時~20時

働き女子のナイトミーティング

働く女性を対象に、「20代、30代のうちに知っておきたいライフと仕事」をテーマとした「働き女子のナイトミーティング」(全6回)をコミュニティースペースAnyで開催。オープニング交流会の平成28年7月20日は、参加者同士の自己紹介の後、山梨嘉代子先生とゲストの小田木朝子さんのトークセッションがスタート。「結婚する前にやっておいた方がいいこと」について自らの経験などから具体例を交えてお話しされました。その後、仕事やプライベートの課題を整理するワークやグループディスカッションで意見交換を行いました。
参加者のひとりは、「一緒になった席の方たちが自分と同じような悩みを持っていることがわかり、安心感を持ちました。前向きにがんばっていこうと自分自身を見直すきっかけとなりました」と語ってくれました。

質問タイム

山梨さんと小田木さんへの質問タイム。さまざまな質問がありました。

平成28年度男女共同参画作品コンクール 受賞作品

写真の部 テーマ「男性が家事・育児に取り組んでいる写真」

最優秀賞 「ひと休み」大城陽翔さん

ひと休み

優秀賞 「会心の一撃!」春名舞子さん

会心の一撃!

優秀賞 「専属美容師さん」横田奈々恵さん

専属美容師さん

優秀賞 「おやすみの前はパパの絵本タイム」鈴木志穂さん

パパの絵本タイム

テーマ「『男は仕事』『女は家庭』といった考え方にとらわれない自分らしさを発揮したイラスト」(学生対象)

最優秀賞 曳馬中学 平野華穂さん

がまんしないでやろうよ自分の好きな事

優秀賞 浜北北部中学 片桐彩絵さん

自分のやいたい仕事をやろう

優秀賞 北浜中学 市瀬夏鈴さん

自分らしい輝きを

優秀賞 浜松デザインカレッジ 鈴木妃奈子さん

 僕は僕らしく!私は私らしく!

男女共同参画クイズ~君は解けるかな~

□の文字をならべると、男女共同参画に関連する言葉になります。□□□□リボン

クロスワード問題

タテの鍵

1:イスラエルの都市 聖地
2:ドイツの都市、旧西ドイツの首都
3:かみなりを伴う激しい雨のこと
4:イタリアの首都 映画「~の休日」で有名
5:マリーアントワネットが「○○がないならケーキを食べたらいいじゃない」と発言した、フランス国民の主食

ヨコの鍵

6:チェコ共和国の首都・百塔の街の異名を持つ
7:シドニーに次ぐオーストラリア第2の都市 メ○○ルン
8:ブラジルのなかで工業・商業・金融の中心地 首都ではない。
9:インド南部に位置するインド最大の都市で「○○バイ」 
10:神戸市にある区名 源氏物語で明石の君と会う巻の名称

 

クロスワードパズルの答え:パープルリボン

クロスワード答え

【解説】「パープルリボン」は、「女性に対するあらゆる暴力の根絶」のシンボルとして使われています。1994
年にアメリカ・ニューハンプシャー州のベルリンという小さな町で、暴力の被害を受けた人々による集まりから
始まりました。毎年11月25日が女性に対する暴力撤廃日と定められ、11月12日~25日は「女性に対する暴力を
なくす運動」が各地で行われます。

いきいきキラリ 自分らしく、輝く

株式会社第一印刷(浜松市東区)は、平成28年度静岡県男女共同参画社会づくり活動に関する知事褒賞の宣言事業所の部を受賞され、女性が活躍する企業として注目されています。営業として活躍する女性たちに話を聞いてみました。

沢木さん田中さん

株式会社第一印刷 セールス課

沢木由美さん(写真左) 入社10年目/4歳と2歳のママ
田中里美さん(写真右) 入社6年目/第1子を妊娠中

―女性が働きやすい会社と評価されていますが、実際はいかがですか
田中さん:現在、妊娠中ですが、体調が優れないときはフレックスタイム制を利用し、身体に無理のない範囲で仕事を続けています。社長も「まずはお子さんや家族を大切にしてね。」」とよく口にしてくれています。女性だからということで、職種や業務内容に制限がされることはなく、むしろ男女問わず能力で評価してくれるところが女性としたら嬉しいです。
沢木さん:子育て中のメンバーが多く、自分の休みは自分で作るという考え方が社内に浸透しています。子供の行事などで休みを頂くときは、前倒しで仕事を行うなどをしてスケジュールの調整をしています。また、風邪などで急な休みが発生しても、各部署で互いにォローし合える社風です。

―定期的な個人面談では、どんなことを話すのですか
沢木さん:半期に1度、社会保険労務士の先生を交えて本人と社長の3人でのヒアリングがあります。仕事上での不安や困っていることなどの相談をしたり、今後ステップアップしていくための目標や考え方などを話し合ったりできるとても良い機会です。社長は常に私たちのことを気に掛けてくれており、社長とコミュニケーションがとれることでモチベーションも上がります。

―キッズルームは活用されていますか
田中さん:私はこれから利用をさせて頂くと思います。今後、保育園が休みの時に出勤することもあるでしょうから、とても安心しています。キッズルームは防音なので子供は自由に遊べ、PC配線をひくなど室内で仕事ができる環境が整っています。先日、先輩社員も半日ほど利用したようですが、助かったと言っていました。とても便利ですよね。

キッズルーム

キッズルームで遊ぶ沢木さんのお子さんと田中さん

 

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お問い合わせ

浜松市役所市民部UD・男女共同参画課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2561

ファクス番号:053-457-2750

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