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更新日:2016年3月25日

男女共同参画推進のための情報誌「ハーモニー」No.18

【特集】浜松市男女共同参画推進センターを利用してみませんか

1.「浜松市男女共同参画推進センター」ってどのようなところ?

センター外観

浜松市男女共同参画推進センターは男女共同参画を推進する拠点施設です。
男女が互いに人権を尊重し合い、すべての人が性別にとらわれることなく、それぞれの意思によって個性と能力が発揮される男女共同参画社会の実現をめざす拠点としてさまざまな取組みを行っています。

2.センターを利用するのに性別や年齢に制限があるの?

性別や年齢などに制限はありません。
男女共同参画を進める活動場所として、さまざまな方にご利用いただけます。

3.センターではどんなことをやっているの?

「講座の開催」、「交流・活動の場や情報の提供、会議室の貸出」、「相談」などを行っています。各事業のご案内は、「広報はままつ」やセンターのホームページ等に掲載していきますので、お気軽にご利用ください。

講座の開催

自分の能力を活かし自立していくために、女性だけでなく男性や子どもを対象とした講座を開催しています。
また、センターでは、安心して講座にご参加いただけるように、1歳半から就学前のお子さんの託児サービスを行っています。

交流・活動の場や情報の収集・提供、会議室の貸出

センター内には、団体の情報交換・活動など、自由に利用していただけるコミュニティエリアのほか、女性をとりまくさまざまな問題の解決に役立つ図書や情報・資料コーナーがあります。また、30名利用の会議室(有料)もあります。

図書・コミュニティエリア
図書・コミュニティエリア

会議室
会議室

相談室

  • 悩みごと相談【電話】【面接】
    あなたの心の中の心配ごとや不安を、女性相談員がじっくりお聞きします。
  • DV集中相談【電話】
    配偶者や恋人からの暴力に悩んでいませんか?ひとりで悩まないで、まず相談を。
  • 男性の生き方相談【電話】
    男だからといって頑張り過ぎていませんか?あなたの悩み、ストレスなどを打ち明けてみましょう。男性相談員が対応します。
  • 女性のための法律相談【面接】
    離婚・相続・金銭問題など、法的トラブルでお困りの女性のために、女性弁護士による法律相談を行っています。
  • 就労支援相談【電話】【面接】
    あなたの「もう一度働きたい」気持ちを、女性社会保険労務士がサポートします。

相談時間の詳細は、下記のセンターへお問い合わせください。

浜松市男女共同参画推進センターのご案内

〒430-0929
浜松市中区中央一丁目13番3号3階フロア
TEL:053-457-2831
FAX:053-457-2832
ホームページhttp://www.ac.auone-net.jp/~ha-danjo/(別ウィンドウが開きます)浜松市男女共同参画推進センターアクセスマップ
●開館時間
午前9時~午後9時30分
●休館日
年末年始(12月29日~1月3日)
●交通機関のご案内
鉄道:JR浜松駅から徒歩8分
遠州鉄道「遠州病院駅」下車/徒歩2分
バス:遠州鉄道「県総合庁舎」下車/徒歩1分
(バスターミナル10・11番のりば)
く・る・る まちなか西ループ:
「県総合庁舎」下車/徒歩1分
(バスターミナル14番のりば)
※施設に駐車場はありません。
(近隣の駐車場または公共交通機関をご利用ください。)

センター講座紹介:まってました!あんたのこれから

今年度センターで開催された講座のなかから、高齢者が自立し健康で元気に生きるための応援講座を紹介します。この講座は、3回シリーズで開催され、男女合わせて延べ150名以上の参加がありました。

  • (1)楽しく生きる心のケア:山岡功一さん(神経科浜松病院院長)
    現代の社会問題の一つである自殺の現状分析を踏まえ、自殺の原因の一つにあげられる「うつ病」の症状について、身体と精神の両面から学習しました。
  • (2)介護保険の活用~実例から学ぶ介護の実態~:山下いづみさん(地域包括支援センター和合所長)
    地域包括支援センター(介護予防など地域の総合的な相談の拠点)を身近な相談窓口として活用する方法と、互助(近くの人との支え合い)の重要性を学習しました。
  • (3)体力、気力、脳力の衰えを予防する体気脳体操の実技:内山節子さん(NPO法人全日本健康音楽研究会講師)
    運動をすると血液循環がよくなり脳・神経の働きを高めます。この講座では、体力、気力、脳力を高める体気脳体操として、身近な音楽を聞きながら、体を動かすことで脳のトレーニングをする体操を学習しました。

【ちょっとコラム】
国際比較・研究分野における男女共同参画:研究者に占める女性割合の国際比較

グラフ

我が国の研究者に占める女性の割合は、平成22年3月31日現在13.6%にとどまっており、諸外国と比べて低いものになっています。
内閣府男女共同参画局「男女共同参画社会の実現を目指して」より転載

 

平成24年度男女共同参画カレンダー(4月~9月)

男女共同参画って?

家庭や地域、職場など、社会の様々な場面で、性別にとらわれることなく、男女が共に支え合いながら、それぞれの個性と能力を発揮し、共に責任を分かち合うこと。それぞれの役割を性別だけで決め付けないで、「料理は得意な人がする」「重たい荷物は力のある人が運ぶ」といったように、その人の持っている能力が最大限に生かされることが男女共同参画のめざすべきものです。

 

「参加」と「参画」の違いとは?

「参加」は単に仲間に加わることを指しますが、「参画」は企画や方針を決める段階より自らが主体的かつ積極的に関わり、自分の意見を反映させていくことを指します。

カレンダー解説

  • 男女雇用機会均等月間
    国では男女雇用機会均等法の公布日(昭和60年6月1日)を記念して、毎年6月を「男女雇用機会均等月間」と定めています。
  • 男女共同参画週間
    国では男女共同参画社会基本法の公布・施行日(平成11年6月23日)にちなみ、毎年6月23日から29日までを「男女共同参画週間」としています。
  • 静岡県男女共同参画の日
    明治9年(1876年)7月30日、浜松県榛原郡横岡村等(現在の島田市)の女性が、浜松県公選民会の代議員選挙の投票を行いました。これが、我が国の女性の選挙権行使の最初であり、男女平等社会への記念すべき一歩であることから、静岡県では、毎年7月30日を「男女共同参画の日」として条例で定めています。

カレンダー(PDF:331KB)をダウンロードしてお使いください。

男女共同参画 パートナーシップ 委託事業

男女共同参画を市民協働で推進していくため、市内で活動する市民団体から団体の特性を生かした男女共同参画に関する事業企画を募集し、優れた提案に対して事業実施の委託をするものです。ここでは、ファシリテーターズ静岡浜松支部による「中学生の男女共同参画推進授業」を紹介します。

中学生の男女共同参画推進授業

中学生を対象に「性別による固定的役割分担意識」に焦点をあてた出前学習を開催しています。

男女共同参画推進授業の様子

この授業は、男女共同参画を推進する教育・学習の充実を目的として、中学生をとりまく社会にある「(※1)固定的性別役割分担意識(以下、「役割分担意識」といいます)」について考え、「男性だから」「女性だから」という固定的な考え方ではなく、生徒一人ひとりが男女共同参画の視点を持ち、自分の個性や能力に応じた自分の生き方について考える(気づく)ことをねらいとしています。
授業では、各クラスに(※2)ファシリテーターがひとりずつ入ります。生徒は、団体が作成した(※3)ジェンダーに関するチェックシートに記入をした後、「役割分担意識」についてグループ討議を交えてお互いの意見を交換し、グループの意見を発表します。この発表で他者の意見を聞くことによって、互いの意見(賛同また違い)を確認し合います。

 

男女共同参画推進授業の様子 生徒は学校教育の中で「男女共同参画」や「人権」について、既に学んでいます。しかし、この授業を通じて、学校生活や日常のくらしの中で自分たちが気が付かないうちに、「役割分担意識」を作ってしまっていることに気づきます。そして、生徒たちは社会の一員として、それぞれの違いを認め合い、自分の個性や能力に応じた自分らしい生き方を選択することの重要性を学びます。
しかし、社会(メディア)や生徒をとりまく環境が、生徒の持つ「役割分担意識」に、大きな影響を与えるため、私たちは、中学生だけでなく、各世代が男女共同参画意識を持つことの必要性を強く感じています。私たちファシリテーターが蒔いた「男女共同参画の種」が、今後枯れることなく社会や家庭から水や栄養を吸収して、これからの社会を担う生徒たちの心の中ですくすくと成長していってくれることを期待します。

(※1)「固定的性別役割分担意識」とは

「男は仕事、女は家庭」というように、性別を理由として役割を固定的に考えること。

(※2)「ファシリテーター」とは

話し合いにおける「進行役」のこと。

(※3)「ジェンダー」とは

「女だから優しく」「男だからたくましく」といった社会的・文化的に形成された性差のこと。 ◎ファシリテーターズ静岡静岡県主催の男女共同参画推進ファシリテーターズ養成講座を卒業したメンバーで構成され、平成16年より県内にて年間15校以上の小中高生の学習支援をはじめ、各種団体や行政職員の男女共同参画推進研修の講師等を行っています。

都市間交流 三遠南信地域女性交流会

防災シンポジウム:私たちにできること

三遠南信地域女性交流会が、11月2日に豊橋市の「ライフポートとよはし」において開催されました。この交流会は、飯田市、豊橋市及び浜松市の女性団体・グループが情報・意見交換等を通じて、女性の力を活かした地域社会の形成に貢献することを目的に、三市が交代で開催しています。
今年度は85人(うち浜松市32人)が集いましたが、東日本大震災という未曾有の災害を踏まえ、東南海地震に備えての防災や(※)減災についての議論を中心に交流会が行われました。
グループごとの意見交換会で、テーマについて話し合いをした後、シンポジウムにおいて各市の代表パネリストが意見発表をし、最後にコーディネーターによる総括で交流会をしめくくりました。各グループの議論では、女性の視点による意見が数多く出されました。
(※) 「減災」とは
災害時において発生し得る被害を最小限にするための取組みです。防災が被害を出さない取組みに対して、減災とはあらかじめ被害の発生を想定した上で、その被害を低減させていこうとするものです。

テーマ:大地震に備えて個人・地域・地域外で取り組むことは?

◎個人で取り組むこと

  1. 家具の固定をする。
  2. 非常持ち出し品は、家の中だけでなく車の中にも用意しておく。
  3. 現在服用中の薬や常備薬の持ち出し分も用意する。(薬名もチェック)
  4. 家族間では、非常時に集まる場所を話し合い、共通理解をしておく。
  5. ご近所同士は、常にコミュニケーションを取るよう心がける。

◎地域で取り組むこと

  1. 避難訓練に参加するように積極的に声かけをする。
  2. ひとり暮らしの高齢者には、日頃から声をかけコミュニケーションをとっておく。
  3. 中高生には、避難訓練などに積極的に参加してもらい、非常時における地域戦力として期待されていることを意識づける。
  4. 避難所のリーダーには、女性を加える。
  5. 地域住民の人材台帳(元○○、前○○など、技術や経験のある人の登録)を作成し、活用する。

◎地域外で取り組むこと

  1. いざという時の相互支援のために、都市間交流をしておく。
  2. さまざまな災害の学習会に積極的に参加する。
  3. 自分たちの防災活動などを行政を含め外部に発信する。
  4. 生理用品や化粧品など女性特有の必需品の相互調達支援のため、女性団体間など女性同士のネットワークの構築をしておく。

以上が、この交流会で出された主な意見です。これらの意見が大地震に備えるための参考になればと思います。どのグループからも、「命が一番大切、そのためには何をすべきかを考え実践することが大切だ」との意見があがりました。

女性団体の登録募集中!

市内に活動拠点を置く女性団体の活動を支援するため、新たに発足した団体や登録していない団体の登録を随時募集しています。登録女性団体は、三遠南信地域女性交流会に参加できます。
問い合わせ
ユニバーサル社会・男女共同参画推進課まで
TEL 053-457-2561

あなたの声を政策に はままつ女性政策研究セミナー

発表の様子

男女共同参画に関する現状分析を踏まえて、自分の身近な地域の課題や問題についての調査・分析方法の基礎から政策提言ができるまでを学ぶ「はままつ女性政策研究セミナー」が開催されました。
このセミナーには15名が参加され、受講生は、静岡文化芸術大学の森俊太教授による計4回の講座に加え、自主的調査なども行いました。セミナーでは、子育て、教育、地域及び高齢化社会のなかから関心のあるテーマに別れ、グループワークを行い、それぞれ女性の視点からの政策提言書を作成し、最終日の講座で発表をしました。
託児のプロで構成する子育て支援グループ(優サポート・センター<仮称>)の発足、地域高齢者の活用による公民館単位での可燃ゴミ削減運動、高齢者がいつでも立ち寄れる場所(サロン)の普及活動などの具体的な政策提言がされました。

農業のパートナーシップ経営 家族経営協定の締結式

農業における男女共同参画社会の実現を進めるための、重要な取組の一つである家族経営協定の締結式が、10月19日に浜松市北区役所にて行われました。今回の家族経営協定者は23組で、これにより、浜松市内の家族経営協定締結数は、合計141組となりました。
本市では、「男女がともに自立・参画し、高めあう創造都市・浜松」を将来像に浜松市男女共同参画計画(平成20年度から29年度)を策定し、その中で仕事と生活の両立支援の事業の成果を計る目安として、家族経営協定締結農家数を定めています。締結数が最終目標値を超えたため、平成23年度には、新たな最終目標値を設定して、推進を行っています。

「家族経営協定」とは

家族経営協定とは、経営方針や営農計画、役割分担、収益の分配、働きやすい就業条件、将来の経営移譲などを家族間で十分話し合い、取り決めるものです。女性農業者や後継者の主体的な経営への参画や家計と経営の分離を促し、家族みんなで作る共同経営(パートナーシップ経営)を確立する大変有効な手段です。

 

【掲示版】男女共同参画をキーワードに、「楽しい&お役立ち」情報をお届け。あなたの暮らしと地域を活性化します。
浜松市男女共同参画推進センターのホームページ(別ウィンドウが開きます)
静岡県男女共同参画センター「あざれあナビ」(別ウィンドウが開きます)
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お問い合わせ

浜松市役所市民部UD・男女共同参画課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2561

ファクス番号:053-457-2750

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