更新日:2024年9月20日
光ファイバ未整備地域における住民ニーズ調査について
調査の趣旨
デジタル田園都市国家インフラ整備計画の中で「地域においてどのようなデジタル実装が目指されているかを含めた地元ニーズのきめ細かい具体化、整備の必要性や維持の在り方等について関係者間での共通認識の形成が重要である。」とされており、住民の声を把握し未整備地域の解消に向けた調整のために実施したもの。
調査の概要
- 調査期間:令和5年10月〜12月
- 調査世帯数:306世帯(うち有効回答世帯数:238世帯)
- 調査方法:アンケート調査のノウハウを有する事業者に委託し、戸別訪問による聴き取り調査を実施。
- 回答状況:有効回答数=180、未回答・回答拒否=58
調査結果概要
- 回答のあった世帯のうち、約84%が光回線を必要としている。
- 主な利用希望用途は、インターネットを介した情報検索、メールの送受信、SNSや動画サイト、ECサービスの利用などが挙げられる。
インターネットは利用しないが、光テレビや光電話を利用したいという需要もあった。
- 光回線が利用可能となった場合に新たに取組みたい活動は、防災への利用(センサー取り付けなど)、地域情報の発信(HP作成や動画配信)、農業利用やドローン活用が挙げられた。
- 様々な理由により、どうしても光ファイバの整備が困難な場合の代替手段として衛星ブロードバンドの検討状況を伺ったところ、約55%が条件によっては利用したいと回答したが、サービスや料金、利用可能な条件が不明なため利用しないという意見も多かった。
※調査対象世帯数や有効回答数が少ないため、回答者が特定されうる詳細なご意見は割愛し、全体の傾向、回答割合のみ掲載しています。
調査結果の活用
調査結果については、庁内の合意形成や国・通信事業者との個別協議の中で、浜松市が光ファイバの敷設を求める理由、居住者の具体的なニーズ(どのような理由、事情から光ファイバを必要としているかなど)として調整に活用。
※調査対象世帯数や有効回答数が少ないため、回答者が特定されないよう、全体の傾向、回答割合などを参考情報として共有しています。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください