更新日:2024年3月29日
第4章 多様なニーズに対応したがん医療体制の推進/1 地域がん診療連携拠点病院及び地域の関係機関・団体等の連携協力体制
(1)基本的な考え方
- 静岡県保健医療計画との整合性を保ちながら、市内どこでも適切ながん医療を受けられるように、地域がん診療連携拠点病院との連携強化を図ります。
- 地域がん診療連携拠点病院とは、質の高いがん医療を、全国のどこでも提供することを目指して、厚生労働大臣が指定した病院であり、専門的ながん医療の提供、地域のがん診療の連携協力体制の構築、がん患者に対する相談支援及び情報提供等を行っています。
- がんゲノム医療連携病院(※20とは、がんゲノム医療を提供する機能を有するがんゲノム医療拠点病院等と連携してがんゲノム医療を行う病院として厚生労働大臣が指定しています。
- がん患者の社会復帰を促進する事項のひとつに口腔ケアがあり、がん医科歯科連携登録歯科診療所では周術期等のがん患者の口腔ケアにあたっています。
(2)がん医療の提供体制
- 「集学的治療(※21」を担う医療機関は8施設(浜松医科大学医学部附属病院、浜松労災病院、浜松医療センター、浜松赤十字病院、遠州病院、聖隷浜松病院、聖隷三方原病院、すずかけセントラル病院)です。
- 上記8施設について、地域連携クリティカルパス(※22が5大がん(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん、乳がん)全てにおいて導入されています。
- 「ターミナルケア(※23」を担う医療機関は1病院(聖隷三方原病院)、45診療所、91薬局です。
- 地域がん診療連携拠点病院は4施設(浜松医科大学医学部附属病院、浜松医療センター、聖隷浜松病院、聖隷三方原病院)です。
- がんゲノム医療連携病院は4施設(浜松医科大学医学部附属病院、浜松医療センター、聖隷浜松病院、聖隷三方原病院)です。
- 禁煙外来に医療保険対応する医療機関は117施設あります。
- がん医科歯科連携登録歯科診療所として104診療所があります。
- 医療関係者、介護関係者、行政が連携し、がん患者とその家族へのサポート体制を強化しています。

市内地域がん診療連携拠点病院の取り組み事項
市内の地域がん診療連携拠点病院は、それぞれ異なる特長を持ち、人材育成、ロボット支援手術、ゲノム医療等の分野において地域における牽引役となり、地域全体のがん医療のレベルアップに努めています。各病院のホームページは以下です。
【コラム】浜松医科大学医学部附属病院の取組み(PDF:167KB)
【コラム】浜松医療センターの取組み(PDF:193KB)
【コラム】聖隷浜松病院の取組み(PDF:189KB)
【コラム】聖隷三方原病院の取組み(PDF:198KB)
←戻る 次へ→