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更新日:2023年3月27日
建築物にアスベストが使用されているかどうかの調査には、設計図書調査、目視調査、分析調査などの方法があります。
アスベスト含有建材の種類によって、主に使用される建築物等の使用例や使用された期間が分かっています。これらを参考として、当該建築物等の建築年度、仕様書、図面及び修繕などの建築記録を調べ、アスベスト含有建材の種類による主な使用例、使用期間と対比しながら、アスベスト含有建材の使用の有無を確認する調査です。
建築物等のアスベストの使用状況は、建築物等の種類や部位により特定されているので、このことを考慮して、目視によりアスベスト含有建材の使用の有無について点検確認を行う調査です。点検確認にあたっては、次に示す主な建築物等のアスベスト含有建材の使用箇所と種類を参考にアスベストが使用されている可能性の高い箇所を重点的に点検確認するとよいでしょう。
<1>鉄骨造建築物
鉄骨のはり、柱や鉄板床: 吹付け材又は耐火被覆板
空調機械室、ボイラー室や昇降機などの機械室、駐車場の天井壁 :吹付け材
空調設備のダクトなどの継ぎ目: ひも状保温剤
部屋の床: ビニル床タイル
内装制限をうける特殊建築物に該当する建築物の廊下、階段、通路等の天井、内壁、仕切り壁 :耐火被覆板又はアスベスト成形板
<2>鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造建築物
空調機械室、ボイラー室や昇降機などの機械室、駐車場の天井、壁: 吹付けアスベスト
空調設備のダクトなどの継ぎ目: ひも状保温剤
便所、洗面所、厨房などの天井、壁: アスベスト成形板
部屋の床: ビニル床タイル
<3>工場、倉庫
屋根、外壁: 波板石綿スレート
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