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更新日:2023年3月27日

アスベストQ&A/建築編5

2 建築編

(10)分析調査とは、どのような方法ですか。

設計図書調査、目視調査ではアスベスト含有の有無が判定できない場合、必要に応じて、 建材を採取し、X線回折分析などによりアスベスト含有の有無を確認する調査です。
吹き付け材、保温材にアスベストが含有しているかどうか判定に迷う場合、X線回折分析によりアスベスト含有の有無(0.1パーセント(分析計の定量下限値)を超えてアスベスト繊維を含むかどうか)を確認する必要があります。この分析は高度の技術が必要とされ、また、標準的な分析方法が確立されていないことからアスベストの同定に必要な技術、経験を有する分析機関に依頼する必要があります。

検体の採取にあたって、次の点に留意する必要があります。

  1. アスベスト、粉じんが飛散しないように採取する箇所を湿らせてから採取すること。
  2. 採取後は吹付材、保温材に損傷を与え、飛散しやすい状態にあるので、補修を行う等の措置を講じておくこと。

(11)既存建築物の解体や改修の際に石綿含有の有無を調べる必要ありますか。

法律により、既存建築物の解体や改修に際して、石綿含有の有無の事前調査を行うことが定められています。石綿含有調査を行なわないで解体や改修をする場合は、石綿含有とみなして、対策を講じなければなりません。

(12)建築物等に石綿があるとわかった場合、どのようなことに考慮したらよいですか。

例えば、石綿含有吹付け材は、石綿規則及び大気汚染防止法、廃棄物処理法の特別管理産業廃棄物「廃石綿等」関連の規定が適用になります。

石綿含有建材の種類に応じて、法的対応が異なるため、発散状況や劣化状況等を勘案した上で、今後の取り扱い、具体的な処理対策を立てる必要があります。

例えば、人の出入りが多い場所は、立ち入りを禁止し、倉庫などは最低必要な時以外は入室しないような措置を講じてください。

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