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更新日:2023年3月27日

アスベストQ&A/建築編1

2 建築編

(1)石綿含有建築材料、「どのような場所」に使用されていますか。

建築物等に使用されている石綿(アスベスト)含有の可能性がある「建材」を、使用目的ごと、3種類に分類して紹介いたします。

<1>吹付けアスベスト(耐火材、吸音、断熱材)

建築物等の鉄骨材または、機械室(ボイラー室・空調機械室)やエレベーター廻りの天井や壁に使用されている。
(粉じんをかぶるおそれがある。)

<2>アスベスト保温材(アスベストを含有する保温材)

石油精製や石油化学(エチレンプラント)などの施設に使われることがほとんどであり、建築物では、ボイラーなど建築設備や空調設備のダクトなどの継目部分に使われている場合が多い。
(ビニルや紙等により覆われているため、粉じんをかぶるおそれは、ほぼ無い)

<3>アスベスト成形板

建物の外壁、屋根をはじめとして広い範囲で使用されている。さらに、化粧を施したものや、軽量化したものなど、多くの石綿スレート関連製品がある。
(成形され固化されているので、粉じんをかぶるおそれは無い)

(2)アパート(3F)の天井の鉄骨や機械室・倉庫の天井に綿状の物が吹付けてあります。あれは、危険な石綿(アスベスト)ですか。

石綿(アスベスト)かの判定方法について、3つの方法があります。

※建築物等に使用されている吹付け材については、昭和56年以降に生産された製品には、アスベストが含まれておりません。(日本石綿協会、ロックウール工業会調べ)

<1>竣工年度による判定方法

  • 昭和42年までに完成した物件は、ほぼ100%が石綿(アスベスト)成分が含まれているため、危険です。
  • 昭和43~50年までに完成した物件は、70~0%の石綿(アスベスト)成分が含まれているため専門の試験機関による調査が必要です。
  • 昭和51~55年までに完成した物件は、30~0%の石綿(アスベスト)成分が含まれているため専門の試験機関による調査が必要です。
  • 昭和56年以降の完成した物件は、石綿(アスベスト)は含まれていません。

以上が日本石綿協会やロックウール工業会による見解ですが、協会に参加していない業者や吹付けひる石などの製品には、平成8年度までアスベストが含まれている可能性があります。

<2>「商品名」による判定方法(昭和54年以前の完成建物で図面からの判断)

以下の商品は、石綿(アスベスト)が含まれています。

  • 吹付け石綿の商品名
    ブロベスト、オパベスト、サーモテックスA、トムレックス、リンペット、ノザワコーベックス、ヘイワレックス、スターレックス
  • 石綿を含有する吹付けロックウールの商品名
    スプレーテックス、スプレーエース、スプレイクラフト、サーモテックス、ニッカウール、ブロベストR、浅野ダイアブロック、ノザワコーベックスR、アサノスプレーコート、スターレックスR、バルカロック、ヘイワレックス、オパベストR、ベリーコートR、タイカレックス
  • 湿式石綿含有吹付け材の商品名
    トムウエット、バルカーウエット、ブロベストウエット、スプレーコートウエット

<3>「商品名」による判定方法(昭和54年以前の完成建物で図面からの判断)

  • 目視により、写真資料を参考に現地にて、色や形状・光沢により判断する

一般的な判断は以上になりますが、最終判断はサンプル採集を含め、専門の試験機関による調査が必要になります。

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