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更新日:2015年9月17日

平成27年度 第4回浜北区協議会 議事要点

開催日時:平成27年7月23日(木曜日) 午後1時30分~3時00分
開催場所:浜北区役所 3階 大会議室

次第

  • 開会
  • 議事
    (1)協議事項
     ア 浜北斎場拡張整備事業基本計画について
     イ 平成27年度浜北区地域力向上事業の提案について
    (2)報告事項
     第2種協働センターを核とした地域課題解決事業について
  • その他
    (1)その他
    (2)次回の開催予定
  • 閉会

1 開会

2 議事

(1) 協議事項

ア 浜北斎場拡張整備事業基本計画について

≪市民生活課から説明≫

~浜北斎場拡張整備事業基本計画について、人体炉10基(既設4基、増設1基、拡張5基)、動物炉最大2基(既設1基、拡張1基)となり、延床面積がおよそ3290平方メートル、拾骨室2室、告別室2室、待合室7室、1日最大火葬数が20体となる予定であることを説明~

 

(市川孝雄 委員)

 この件については、昨年度、浜北区自治会連合会にも説明がありましたが、その時には浜松市全体の斎場計画が示されていないのに、浜北斎場だけが拡張されるというのは認められないという指摘がありました。今回の説明で、浜松市全体の計画が示されたということでしょうか。

(市民生活課)

 今回の説明では、浜松市の全体計画というのは示していません。しかし、基本計画の中で、全体の配置や今後の見込み、それぞれの斎場の継続性の評価などの基本的な考え方を示していると考えています。全体計画については、今後まとめていきたいと考えています。

(市川孝雄 委員)

 一般的な進め方として、全体計画が示されて、その中で浜北斎場などの各施設についてどうしていくかを示すというのが正しいと思います。逆ではありませんか。

(市民生活課)

 全体計画が先にあるべきというのはおっしゃるとおりですが、市内全体の状況の中で早急に増えていく需要に対応するために、一番適切だと思われる浜北斎場について、まずは検討させていただきました。

(市川孝雄 委員)

 資料を見ると、一番大規模な浜松斎場は、老朽化で年数も経つため撤退し、それを雄踏・浜北・三ヶ日の斎場へ拡散していくという風に受け止めます。斎場というのは迷惑施設ですが必要不可欠であるため、幅広く分散させていくということが基本だと思います。ただ、新清掃工場建設計画についても、麁玉地区ではパッカー車が通るなど大きな影響を受けます。迷惑施設を麁玉地区へ持ってきてほしくありません。地元からもそういった声が挙がっています。

 浜松斎場は高台にあり津波の心配もなく、以前から斎場があって馴染んでいるわけですから、老朽化したら建替えればいいのではないですか。なぜ、そういうことをやらずに周辺へ拡散されるのかが疑問です。

(市民生活課)

 浜松斎場については、非常に老朽化しているということもありますが、市内全体の3分の2の数をこの斎場で行っているため、稼動を止めると大変大きな影響が出ます。そのため、浜松斎場を廃止するということは決めていません。ただ、現在あるものを稼動しながら改修工事を行うということも、敷地の広さを考えると非常に難しい状況にあるということをご理解いただきたいです。

(市川孝雄 委員)

 それならば、そういうことを全体計画の中で明確に示せばいいではありませんか。全体計画が示されない中で浜北斎場だけ拡張するというのは、なかなか納得や理解を得られないと思います。早く全体計画を示していただきたいと強く要望しておきます。

(鈴木博 委員)

 業務継続性総合評価についてですが、浜松斎場は「低」となっています。浜松斎場については現在、圧倒的な需用を担っています。それを考慮すれば「低」はあり得ないと思います。この総合評価というのは、何を基準に出しているのでしょうか。

 今の状況を考えると、浜松斎場が将来どうなるのかが決定的な問題であり、その結論を見ながら個別の計画を作っていくのが本来だと思います。浜北斎場の計画は2年後には基本設計に入って、規模は今の2倍くらいになるなどとても具体的です。しかし、これは浜松斎場の動向とは関係ないと考えていいのでしょうか。

(市民生活課)

 業務継続性総合評価については、評価の項目にあるように、敷地条件や地震被害想定など5項目で判断をしており、浜松斎場については改修等が非常に困難な状況にあるということもあり、評価が「低」となっています。ただ、現在の利用数が多いということは承知しています。

 浜北斎場の計画については、浜松斎場の急な故障なども想定していて、そういう意味では全体を俯瞰した中で計画したものであり、人体炉の10基という数字も、今後の利用総体数を基に算出しています。

 浜松斎場は廃止するということではありません。今後、総合的に検討をさせていただきます。

(河村敏子 委員)

 道路整備についてお伺いしたいのですが、バイパスから北へ向かい、スズキの販売店とガソリンスタンドがある交差点を北へ向かっていくと思いますが、あそこが大雨のときによく冠水するということはご存じですか。また、新清掃工場へ行くルートと重なることもあるかもしれません。そう考えると、斎場の拡張を受け入れるよりも先に、道路整備が必要だと思いますが、道路に関する調査は行うのですか。

(市民生活課)

 道路については、火葬が昼間の時間帯であり、1件につきおよそ20台という想定があるため、斎場を拡張することによって大幅な渋滞が発生するというところまでは想定していません。道路を整備するとなると、地元の協力等々、いろいろなことが出てきますので、その点については今後、検討していきます。

 道路が冠水するということは、私は承知しておらず申し訳ございませんが、ご意見として承ります。

 新清掃工場との関係については、連携をとりながら話を進めていきたいと考えています。

(鈴木博 委員)

 浜松斎場の改修が困難だということでしたが、その理由はなんですか。現実に、何か住民との関係など問題が出ているのでしょうか。

(市民生活課)

 浜松斎場は築40年の歴史がありますが、建設当時も、決して地元の方から歓迎されているわけではありませんし、大きな整備を行うときには必ず地元の同意を得るというお話はありました。

 また、浜松斎場の場合、稼動しながら改修を行うと、火葬をしている最中に大きな騒音が発生します。そうなるとご遺族の方に大変迷惑がかかりますし、敷地的にもゆとりがなく、稼動を止めるということもできないことから、大きな改修をしていくことは非常に厳しいという状況です。

(川上正芳 会長)

 各斎場の整備方針の中で、浜松斎場については「既存施設の維持、他斎場への機能移転検討」とありますが、「既存施設の維持」というのはどういった意味で記述しているのですか。

(市民生活課)

 浜北斎場をはじめとした他斎場の整備、運営の状況を見ながら、浜松斎場は使えるだけ使いながら、その中で今後について検討していくということです。

(山下勝康 委員)

 市川委員の言うように、全体計画がないのに浜北斎場だけ拡張するというのは疑問なところがあります。浜松斎場を広げようとしても、地元の反対があるわけですよね。そこで浜北の麁玉地区へ持ってくるのだと思いますが、麁玉地区の住民にとって迷惑であるということは当然だと思います。だから、地元の人たちに、全体がこうなっているので、浜北斎場は拡張する必要があるというような納得のいく説明をして、住民のみなさんの不安を解消するということが当たり前だと思います。新清掃工場についても、浜北区では大きな影響を受けますが、それを認めました。今回の件も、新清掃工場の担当者としっかりと調整をし、麁玉地区をはじめ浜北区の皆さんに迷惑にならない、不安にならない設計をしなければ、なかなか納得はできません。地元の皆さんが納得いくようなやり方をしてください。

(市民生活課)

 新清掃工場の担当者ともしっかりと調整をしながら進めていきます。また、地元の皆さんへの説明も行っていく考えです。

(髙栁春男 委員)

 説明を聞いていると、施設をつくることだけしか考えておらず、そこにつながる道路の状況などはよく調べていないように受け取れて、非常に残念です。

 道路状況をしっかりと調査し、道路が狭いところは広げたり、信号をつけたり、そういった計画をした中で施設をつくるという手順を踏んでいただきたいです。先だって麁玉地区自治会の役員からも、道路をしっかり整備してから拡張を行っていただきたいという要望を差し上げました。道路について、委員からの質問にしっかりお答えいただけないのならば、今回の計画はあまりいいものではないかなと思います。

(市民生活課)

 道路については交通量等を含め、一応の検証をしています。その結果、大きな渋滞は発生しないだろうと考えています。地元の皆さんのお気持ちもありますので、新清掃工場と連携をとりながら検討していきます。

(山下勝康 委員)

 渋滞は起こらないという推定だから道路は整備しないというのはおかしいのではないですか。地元の皆さんに納得してもらうために道路を整備するという答えにならなければ、地元の人たちはもっと怒ると思います。

(河村敏子 委員)

 山下委員のおっしゃるとおりだと思います。斎場の近くには浜北球場もあり、試合があるときには大変混雑します。駐車場も少ないです。また斎場付近の道路は歩道もなく大変危険です。そういったことを全て考えた上で、もっと緻密な調査・計画をしていただきたいです。

(川上正芳 会長)

 この辺で意見、質問を打ち切ります。

 道路整備の問題になれば、土木部との調整も必要になるかと思います。十分な情報提供をしながら、その中で適切な方法を考えていただきたいと思います。

 

イ 平成27年度浜北区地域力向上事業の提案について

≪副区長から説明≫

~平成27年度浜北区地域力向上事業として提案された「はまきた新名所ツアー」について、提案者、事業目的・効果、提案内容、予算内容、行政推進会議検討結果などを説明~

 

(髙栁春男 委員)

 見学先について、いろいろな職種がありいいと思いますが、この辺りでは遠州織物ということで、新原に村松タオルという工場があります。また、宮口には山口屋繊維工場という、応援の旗などを作る染め物屋もあります。タオル工場というのは織機がとても複雑で、見学するのはとてもいいかなと思いますので、参考に意見させていただきます。

(山下勝康 委員)

 この場所を選定するのに、私も少し関わっていましたので発言させていただきます。まず、行き先として、髙栁委員からお話があった村松タオルを含め、浜北区内で10箇所に絞りました。その中で、これだけの人数を受け入れていただけるか、バスで行くので社長ないし工場長に説明をしていただけるか、といったことを説明して了承いただけたのが、今資料にある場所となります。第2回が行われるならば、また違ったところが出る可能性もあるとのことでした。

(小栗重晴 委員)

 山下委員のおっしゃるとおり、浜北青年会議所だけでこの行き先を決定しているわけではなく、いろいろな方々に協力していただきながら選定をしています。定員が100人ということで、先方から了承をいただかなければいけません。今回、この企画を行ってみて、その評価を見ながら次回についても考えていきますので、そのときには髙栁委員のご意見も参考にさせていただきます。

(河合德子 副会長)

 100人が1日でこの見学と体験をするということですか。

(小栗重晴 委員)

 100人が一緒に行動するわけではなく、グループに分かれて回る予定です。内容に関しては、時間的なスケジュールを考慮しながら詳細を詰めている段階です。

(鈴木博 委員)

 新名所ツアーということで、今までは「名所」というと、旧跡や歴史がある場所へ行くということが多かったと思いますが、その地域の産業や文化、そういうものをつくっている人々のところを回るというのは、まさに地域力の向上として非常に効果があると思いますし、今までにない発想でとてもいいと思います。

 概算事業費がおよそ38万円で、その内訳を見ると3分の2がバスの借上料です。参加費はおよそ1,500~2,000円くらいかと思います。お昼は万葉の森公園で食事をするのかなと思いますが、そうすると500~2,000円程度かかるかと思います。この金額が予算内容には入っていません。万葉食を食べる人は参加費とは別途お金が必要となるのか、それとも参加費に昼食代が含まれているのか教えてください。

 また、参加対象について、どの年代を対象にしているのか教えてください。

(小栗重晴 委員)

 参加対象についてですが、小・中学生、高校生、大人も含めて考えています。

 昼食代については、参加費に含まれています。まだ決定ではありませんが、昼食を万葉食とすることで、食事からも浜北区の魅力を体験できるように考えています。

(区振興課)

 補足ですが、この企画については、皆さんにお配りした資料のあとも検討が続けられていまして、事業の名前についても、「はまきた新名所ツアー」から「はまきた魅力体験ツアー」へ変更されると聞いています。

(村松辰芳 委員)

 ぬしやというのは私の店ですが、この企画は大変ありがたいと思っています。浜北商工会でも、新東名ができたことで、浜松浜北インターチェンジから降りて1、2時間で浜北区を回ってもらう体験ツアーを考えていて、そのきっかけづくりにもなるのではないかと思います。

 また、我々のような職業は「職人」が多いわけですが、目立たないところでやっております。その職人にスポットを当てていただき、わざわざ来ていただくのは本当にありがたく、浜北商工会でも浜北の隠れたアーティストにスポットを当てていきたいと考えていた矢先の企画でしたので、ぜひ進めていただきたいと思います。

 今、経費の話が出ましたが、正直全然足りていません。見学者に体験をしていただくための準備にもとても費用がかかります。ただ、私たちにとってはPR効果のほうがはるかに大きいと思いますのでいいのですが、もし余裕があるのならば、今後のためにも増やしていただけたらと思います。

(川上正芳 会長)

他に何か意見はありますか。

この事業は試験的な取組みということなので、成功できるようにできるだけ多くの人に参加していただけたらと思います。

 

(2) 報告事項

第2種協働センターを核とした地域課題解決事業について

≪まちづくり推進課から説明≫

~今年度新規に予算化された「第2種協働センターを核とした地域課題解決事業」について、中瀬地区において地域の歴史的資源を掘り起こし紹介する「中瀬今昔物語」として事業実施することを説明~

 

(市川孝雄 委員)

 件名の「第2種協働センター」というのはどういう意味ですか。第1種とは違うのですか。

(まちづくり推進課)

 水窪や春野など、合併前に役場であったところが第1種協働センターとなっています。第2種協働センターは、浜北区で言いますと、中瀬・麁玉・北浜南部・浜名の、もともと公民館であったところのことを言います。

(山下勝康 委員)

 中瀬地区自治会から説明させていただきます。中瀬地区では、中瀬の歴史を考えたり、中瀬村編纂史や中瀬に関する書物を集めたりしている団体があり、この事業の話をしたところ、協力していただけることになりました。現在、中瀬に関する資料を集めているというチラシを回覧していて、ぞくぞくと集まってきています。それをもとにパネル展の開催を企画しています。

 また、中瀬地区出身者で、全国的に有名な人またはその子孫による講演会の開催も予定しています。

(川上正芳 会長)

 他に意見等はありますか。

 地域力向上事業として新たに30万円の予算がついた事業ですが、それを有効活用するということで、がんばっていただきたいと思います。

 

3 その他

(1) その他

~区振興課から国勢調査、みんなでまちづくりトークについて説明~

(2) 次回の開催日程について

~次回の会議について、平成27年8月27日(木曜日)の午後1時30分から浜北区役所3階大会議室にて開催することを確認~

 

4 閉会

 

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