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更新日:2015年2月27日

平成26年度 第11回浜北区協議会 議事要点

開催日時:平成27年1月22日(木曜日) 午後1時30分~3時50分
開催場所:浜北区役所 3階 大会議室

次第

開会

議事

(1) 報告事項
浜北区役所の各課の事務事業の状況
・社会福祉課
・長寿保険課
・健康づくり課

その他

(1) その他

(2) 次回の開催予定

閉会

 

 

1 開会

2 議事

 (1) 報告事項

浜北区役所の各課の事務事業の状況

(川上正芳 会長)

 本日は浜北区役所の各課の事務事業の状況について3課に説明をしてもらいます。今回の目的として、ひとつには区役所の事務事業がどのように進められているのかについて情報の共有化を図ること、もうひとつには区協議会の目的のひとつである市民協働という点から、市民代表である我々委員と行政が、市あるいは区の行政課題を見つけ、それに対する解決方法を話し合っていくというきっかけづくりということがあります。なお、資料については平成26年7月31日現在で作成された監査資料をもとに作成してありますのでご承知おきください。

 

≪社会福祉課から説明≫

~課の職員数、事務分掌、主要事業の概要について説明~

 

(鈴木博 委員)

 1点目に、浜北社会福祉会館管理運営事業について、ヤタローに委託していますが、この事業に関して区役所が行っている業務を教えてください。

 2点目に、相談支援事業について、区役所で行う業務は窓口へ相談に来た人に天竜厚生会、聖隷福祉事業団、みどりの樹のいずれかを紹介するということだと思いますが、それは相談者の障害の程度や相談内容によって紹介先を決めているのでしょうか。また、過去の年度実績の委託料を見ると23年度から24年度で2倍に増え、25年度には更に増加しています。この要因は施設を増やしたということですか。それともこの事業の周知が徹底し、利用者が増えたということでしょうか。

 

(社会福祉課長)

 1点目の浜北社会福祉会館管理運営事業についてですが、高齢者ふれあい福祉センターの建物の中に、社会福祉会館があります。センター内全てではなく、社会福祉会館の面積に応じた施設管理費を負担しています。

 2点目の相談支援事業ですが、紹介の方法については、相談者の障がいの程度に応じて案内をします。ただ、場所の問題もありますので、そちらについても考慮して案内をしています。過去の委託料の実績の増加については、24年度にひとつ、25年度にもひとつ施設が増えたことが要因です。

 

(鈴木博 委員)

 相談支援事業の事業所を今後増やしていく予定はありますか。

 次に、児童家庭相談事業がありますが、これはいわゆる児童虐待に関する業務だと思います。全国的には増加傾向にあると聞きますが、資料の表を見ると、浜北区は逆に減っているようです。これはどうしてでしょうか。

 最後に民間保育所の運営経費についてですが、数年以内には待機児童を解消するということで取り組んでいると思います。26年度には1園増えましたが、申込者も増え、その結果待機児童も増えてしまいました。表面に現れていない、潜在的な対象者がいるということでこのような結果になったのだと思いますが、来年度また1つ園が増えますが、これで待機児童は解消されるのでしょうか。

 27年度には「開園する」と書いてあり、28年度に新たな保育所を「整備する」と書いてありますが、この違いは何ですか。

 

(社会福祉課長)

 「開園」と「整備」という言葉については、27年度の1園は、完成していて開園が決まっているもので、28年度については、これから補助金をつけて建設していくということで「整備」とさせていただきました。

 相談支援事業の事業所について、今後増やしていく予定はありません。

 あとは担当グループ長から回答いたします。

 

(社会福祉課)

 児童家庭相談事業の件数ですが、23年度223件から24年度175件と減っていますが、これについては、統計の取り方が変わり、障がい者に係る部分を児童家庭相談事業に含まないことになったため、数字が減少しました。児童虐待や養護の相談等の件数については、微減ないし変わらないということで、浜北区では推移しています。

 待機児童については、最近の保護者の傾向として、保育所に預けられるのであれば働きたいという人が多く、入所を希望する人が今後も増えていくと予想されます。幼稚園の在り方等を絡めながら就学前の児童の預け先を整備していくという市の方針がありますので、それで解消も図られるのではないかと期待しています。

 

(市川孝雄 委員)

 放課後児童会運営支援事業についてですが、資料では小学1年~3年生を対象としていて、余裕がある場合には4年生以上も受け入れるとありますが、浜北区は以前から小学1年~6年生まで希望すれば入ることができていたと思いますが、いかがしょうか。また、放課後児童会の待機児童はどれくらいいるのですか。

 定員を超えたら受け入れられない、というのは少しおかしいと思います。希望者がいればなるべく入れるように定員を増やすなどの努力も必要だと思います。表では22年度からの推移が載っていますが、定員はその当時から変わっていないのでしょうか。

 

(社会福祉課長)

 受入れ学年の拡大ですが、26年7月の時点ではまだ全市的に1年~6年生までとなっていなかったため、このような表現となっています。

 定員については、22年度から変わっていません。

 待機児童数については、26年4月1日の時点で4人でした。

 

(市川孝雄 委員)

 ぜひ、受け入れ施設や定員の拡充など、努力をお願いしたいと思います。

 

(河合德子 副会長)

 母子家庭に関する事業がいくつかありますが、最近は父子家庭も増えてきていると聞いています。浜北区では父子家庭の相談件数はどのようになっていますか。

 

(社会福祉課長)

 電話での相談がありますし、祖母など代理の人からの相談もあるようです。相談件数についての記録がありませんので、具体的な数字はわかりません。

 

(川上正芳 会長)

 母子家庭等に対して医療費の助成などがありますが、それは父子家庭も対象となっていますよね。対象となる父子家庭の数は把握していますか。

 

(社会福祉課長)

 父子家庭も対象に含まれます。数については手元に資料がないためすぐにお答えはできませんが、把握はしています。

 

(髙栁春男 委員)

 放課後児童会についてですが、以前は6年生まで受け入れてもらえたのに、来年度からは1年~3年生までが中心で、定員に達していると4年生以上は受け入れてもらえなくなり、3年生までは入れたのに来年度4年生になると入れなくなるという話を地元の方から聞きました。先ほどの説明と実情が少し違う気がしますが、どういうことでしょうか。

 

(社会福祉課)

 放課後児童会について、浜北区では1年~6年生を対象として行っています。今までは祖父母が近くにいるという家庭が多くあり、旧浜松市に比べて希望者が少なく定員におさまっていました。しかし、最近は浜北区内でも核家族が増え、希望者が年々増加し、高学年が入りづらくなってきています。その中でも特に来年度の1年生で放課後児童会の希望者が多い小学校では、待機児童が出ており、高学年の利用を断らざるを得ない状況となっているようです。

 

(市川孝雄 委員)

 放課後児童会には、高学年の子どもが低学年の子どもをお世話するという、健全育成としての意味もあります。ですから、定員を超えたから高学年は入れなくなるというのは、放課後児童会の良さもなくなってしまいますし、福祉の精神に反すると思いますので、早急に努力をしていただきたいと思います。

 

(川上正芳 会長)

 表を見るとほとんどが定員以上となっていますが、許容範囲や基準などは決まっているのですか。

 

(社会福祉課長)

 許容範囲が決められています。その中で、定員を超えても可能な限り対応をしていますが、どうしても制度や面積などの決まりがあるため、待機という結果になってしまう場所もあります。

 

(鈴木博 委員)

 1箇所を除く全てが定員以上です。これは根本的に放課後児童会の数が足りない、あるいは定員が少ないということです。浜北区では今後も子どもの数が増えていくと思います。4月から新制度が始まり、全国的に受け入れ学年が6年生までとなるのに、浜北区ではその逆の現象が起きてしまいます。この実態を深刻に受け止め、早期の対応をお願いしたいと思います。

 

(社会福祉課長)

 現在、NPO法人や保護者からも要望等があり、早期対応をしていかなければならないことは承知をしているのですが、浜北区役所だけで解決できる問題ではありません。本庁の担当課や他区との調整の中で、釣り合いのとれる福祉行政の推進を図っていきたいと思います。

 

 

≪長寿保険課から説明≫

~課の職員数、事務分掌、主要事業の概要について説明~

 

(鈴木博 委員)

 国民年金受託について、これは受託事務ですから、人件費なども含めて国から費用が出ていると解釈していいですか。

 元気はつらつ教室事業は、二次予防対象者への事業ですが、この二次予防対象の該当者というのはどのようにして決められていますか。また、この事業は介護保険から多少の費用は出ているのでしょうか。この教室は、恐らく毎年新しい人が参加し、あるいは卒業をしていると思いますが、その数の推移を教えてください。

 介護認定訪問調査経費ですが、実施上の課題のところに、「委託件数も増やす必要がある」と書かれていますが、委託先の仕事としてケアプラン作成と訪問調査の二つがあり、ケアプラン作成の方が時間がかかるが作成料は高いので、そちらに比重がおかれてしまい、こういったことが起きていると捉えていいですか。

 

(長寿保険課長補佐)

 国民年金受託についてですが、人件費については、市の職員として市から給料は出ていますが、事務費とともに、受付件数や事務を行う者として何人工持っているかなどを記した書類を国へ提出し、それを基に交付金を受けるという形となっています。

 元気はつらつ教室事業について、二次予防対象の該当者ですが、生活機能の基本チェックリストを基に判断をし、教室等の事業の利用を促しています。また、こちらの事業は介護保険から経費は出ていません。利用状況は、症状が改善して卒業されるという人はあまりいません。事業の目的としては、症状が悪くなるのを延ばし、最終的には介護に移っていくということなので、そういった人は多くいます。

 介護認定訪問調査経費ですが、認定調査の委託料は4320円となっていて、実際に申請者の元へ出向き1時間ほど調査を行った後、調査票を作成し提出していただくことになりますので、手間がかかります。また、委託先が居宅介護支援事業所といってケアプランを作成している事業所になりますので、ケアマネージャー1人が50人ほどのケアプランを作成しています。そちらの業務も増えてきていて、それに加えて委託料があまり良くないため、委託件数が減ってきているのが現状です。

 

(川上正芳 会長)

 ケアプラン作成料はいくらですか。

 

(長寿保険課長補佐)

 手元に資料がないため、わかりません。

 

(鈴木博 委員)

 この事業は、介護保険から費用が出ますよね。

 

(長寿保険課長補佐)

 はい。介護保険から全て費用が出ますので、本人の負担はありません。

 

(河村敏子 委員)

 元気はつらつ教室について、周知はどのように行っていますか。

 

(長寿保険課長補佐)

 周知は、地域包括支援センターで、民生委員や町内会と交流をする際にご案内をしていると思います。

 

(河村敏子 委員)

 ケアプランを作成する時に、ケアマネージャーが訪問すると思います。その時に、元気はつらつ教室の案内をするということも、有り得ますか。

 

(長寿保険課長補佐)

 ケアプランを作成する対象の人は、要介護認定を受けた人です。元気はつらつ教室は要介護認定を受けた人は参加できませんので、要介護認定を受けられなかった人に対して案内するということはあると思います。

 

(市川孝雄 委員)

 敬老支援事業、高齢者社会参加促進事業についてですが、26年度にはバス・タクシー券が6000円から4000円に減額されました。27年度、28年度は何が減額されますか。

 

(長寿保険課長補佐)

 27年度には敬老支援事業の敬老祝金の88歳到達者が3万円から1万円に、99歳到達者が5万円から3万円に引き下げられます。また、101歳以上の人には敬老祝品を贈呈していましたが、こちらが廃止される予定です。

 28年度は27年度と同じになりますが、29年度に敬老祝金で、99歳の祝金が100歳に統一され、100歳の人に祝金と祝品を贈呈することになる予定です。

 

(市川孝雄 委員)

 敬老会の補助金についてですが、私の自治会では大きなイベントとして敬老会を行っていますので、ぜひともこちらはなくさずに、現状維持をしていただきたいと思います。まだ、今後の方針が決まっていないようですが、いつ頃決まりますか。

 

(長寿保険課長補佐)

 この件につきましては、高齢者福祉課が自治会と話し合いを行った結果を基に調整中で、今後の方針についてはまだわかりません。

 

(市川孝雄 委員)

 老人クラブ支援事業ですが、実施上の課題のところで「老人クラブに新規に加入する会員が減少している」とありますが、行政側として、この原因はどこにあると考えていますか。

 

(長寿保険課長補佐)

 老人クラブの加入者数ですが、以前は20%ほどでしたが、今年度は17.7%で、減少傾向です。理由については、町内会等が主体となっていて、それぞれの事情があると思いますので、こちらで把握はしていません。

 

 

≪健康づくり課から説明≫

~課の職員数、事務分掌、主要事業の概要について説明~

 

(鈴木和代 委員)

 救急医療事業ですが、浜北区内で夜間・休日救急を行っている病院はどこでお知らせしていますか。新聞やインターネットでは見つからないときが多いのですが。

 

(健康づくり課長)

 ひとつの手段として、浜松市のHPに入ると「子育て情報サイトぴっぴ」のサイトへ行けます。そちらで見ることができます。また、新聞紙上においても浜松市内の休日救急を行う医療機関が掲載されています。他にも、消防署が把握していますので、そちらに問い合わせていただければ、浜北区内のどこで行っているかわかるようになっています。

 

(河合俊 委員)

 浜北医師会の河合です。浜北区内で救急指定となっているのは、浜松赤十字病院と十全記念病院です。その他の診療所については、そこに住んでいない先生もいるため連絡がとれないこともあるかと思います。また、伝馬町に夜間救急室があるので、そちらを利用していただくこともできます。

 

(新村香代子 委員)

 タウンページに、夜間救急へ行くべきかどうかアドバイスをしてくれるダイヤルがありますが、それは県や市の委託事業ですか。

 

(健康づくり課長)

 市の事業ではありません。ただ、どこが行っている事業かはっきりわかりませんので、確認します。

 

(市川孝雄 委員)

 母子予防接種事業の子宮頸がん予防ですが、24年度には延べ1347人、25年度には延べ192人、26年度は7月時点で3人と接種者数が減っていますが、この原因は何ですか。以前、メディアで子宮頸がん予防のワクチンの副反応で苦しんでいる人がいるということを見かけたことがあるのですが。

 

(健康づくり課長)

 全国的に副反応が疑われる事例が報告されていることから、国の勧告に基づき、積極的な接種勧奨をしていないため、保護者がワクチンの接種を控えていることが考えられます。

 

(新村香代子 委員)

 浜北区内で、子宮頸がん予防のワクチンを打って、副反応が出たという報告はありますか。

 

(健康づくり課長)

 浜北区内では報告はありません。

 

(河合俊 委員)

 副反応を起こしたという事例は全国的に数件しかありませんが、このことについて大きく報道されてしまい、多くの人が敬遠しているようで、私の周りでも激減しました。しかし、このワクチン自体はほぼ100%ウイルスを排除し、その効果はおよそ7年以上続くとされていて、良いワクチンだということを申し添えます。

 

(市川孝雄 委員)

 総合病院移転支援事業についてですが、「浜松赤十字病院に対して建設に係る長期借入金元利償還金を補助対象として、補助金を執行する」ということで2億円弱の予算となっていますが、これはどういう事業ですか。

 

(副区長)

 この事業については、旧浜北市時代に、高林にあった浜松赤十字病院を浜北市へ移転していただく条件として提示した、建設費の補助と、建設に伴う長期借入金の元利償還金を補助していくということを履行しているものです。平成19年から平成38年までの20年間で、総額がおよそ30億円となるものですが、二次救急病院である浜松赤十字病院を浜北区におくことで、災害時にも地域に貢献がある上、大きな病院が中区に集中している浜松市において、地域間のバランスも取れるということで、この事業についてはご理解いただきたいと思います。

 

3 その他

(1) その他

~村松委員から(仮称)浜北副都心にぎわい協議会の今後の活動について説明~

 

(2) 次回の開催日程について

~次回の会議について、平成27年2月26日(木曜日)の午後1時30分から浜北防災センター2階会議室にて開催することを確認~

 

4 閉会

 

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