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更新日:2014年12月2日

平成26年度 第8回浜北区協議会 議事要点

開催日時:平成26年10月23日(木曜日) 午後1時30分~4時20分
開催場所:浜北区役所 3階 大会議室

次第

開会

議事

(1) 協議事項
 ア はままつ友愛の高齢者プラン(案)について

 イ 第3次浜松市教育総合計画(案)のパブリック・コメントの実施について

その他

(1) 森岡の家について

(2) その他

(3) 次回の開催予定

閉会

 

 

1 開会

2 議事

(1) 協議事項

ア はままつ友愛の高齢者プラン(案)について

 ≪高齢者福祉課から説明≫

~第7次浜松市高齢者保健福祉計画と第6期浜松市介護保険事業計画を一体的に策定する「はままつ友愛の高齢者プラン」(平成27年度~平成29年度)の案について、基本目標、重点施策、施策の現状と今後の方向性等について説明~

 

(鈴木博 委員)

 日本の介護保険制度は世界的に見ても手厚い形でスタートしましたので、今後、高齢化が進んだときに一定の見直しが必要だと思いますが、その一方で高齢者の負担も必要以上に多くなってはいけないということもあります。例えば、年金については、マクロ経済スライドが反映されると、2、3年に1回、1~2%の年金額削減がされると思います。そうなると高齢者の負担能力も厳しくなりますから、高齢者の負担と制度の見直しの整合性が必要になると思います。

 質問なんですが、ベッド数を平成30年には5,000床まで増やして、待機者数を2,500人以下にするということですが、この見通しというのは、制度の見直しによって要介護1・2の人たちが入所できなくなることに伴う減少分も含めていますか。

 もうひとつ、今回の見直しはバス・タクシー券等の交付や敬老会の補助といった地域福祉を削って、その分を特別養護老人ホーム等の整備などの施設福祉へシフトしていくという傾向が強いです。しかし、制度の見直しにより、要介護1・2の人たちが入所できなくなると、その人たちは地域で生活することになり、より一層地域福祉が求められるようになると思いますが、今回の制度見直しはその点がマッチしていないように感じます。

 

(高齢者福祉課)

 1点目の見通しの考え方ですが、今高齢者全体の約16%が要介護認定を受けています。その方々の内、32%程度が施設入所を希望している、あるいはすでに施設に入所されているというデータがあります。それを、今後の高齢者の伸びなど、要介護認定者の増加傾向から逆算して、待機者数を減らすために必要なベッド数を求めた結果、5,000床が必要で、それを今後の3年間に用意しなければならないという結論になりました。国の方で要介護3以上の人でないと、特別養護老人ホームに入所できないという方針を示しましたが、例外の規定もあります。例えば、要介護1・2の人でひとり暮らしをしている人や認知症の人がいます。そういった人は在宅では生活していくのに難しい部分もありますので、例外的に入所が可能であるとしています。

 

(鈴木博 委員)

 要望ですが、高齢者を大きく二つに分けると、65歳~74歳と75歳以上ですね。しかし、60代と70代では体力などに微妙に差が出てきます。高齢者全体で考えるのではなく、5歳ごとの階層に分け、それぞれの階層に対する課題や健康管理について、あるいは施設入所や地域の取り組みなどに関して、示していただきたいと思います。

 もうひとつ、介護保険制度の改正で一定額以上の所得の人は負担が2倍になります。そうなると、今まで経費が高額で敬遠されがちだった介護付き有料老人ホームや高齢者向け有料住宅などを選択する人も増えると思います。しかし、こちらも飽和状態となってきています。資料の31ページを見ると、平成37年まで公的な軽費老人ホームや生活支援ハウスなどが増える様子がありませんが、それらを充実させる予定はありませんか。

 

(高齢者福祉課)

年齢についてですが、実際の施策の実施にあたっては、ご提案いただいたことを加味しながら進めていきたいと思います。しかし、年齢は基本にありますが、一番は個人別にその人の状況に目を向けて施策を展開していきたいと思っています。

二つ目の施設について、今後、特別養護老人ホームは1,000床規模で、介護付き有料老人ホームは500床規模で整備していきます。これは、本人または家族が、住まいとして選択できるようにしていくためです。数字が増加していないことについては、この3年間の整備が終わった段階で、一度立ち止まって、高齢者の伸びや待機者の状況を確かめ、施設のあり方を検証した上で、その後の整備の必要性を考えたいと思っているためです。

 

(佐藤真琴 委員)

 ピーク時に合わせて待機者を2,500人まで減らすために、特別養護老人ホームを建てていくということですが、ピークを過ぎた後は人口の推移も下がります。その後その施設はどうしていくかという計画はありますか。

 もうひとつ、平成26年と平成36年を比較して、施設に入る必要がない要支援1・2、要介護1・2の人はおよそ63~64%、施設入所が必要な要介護3・4・5がおよそ36%です。そう考えると、要支援1・2、要介護1・2の人が要介護3・4・5にならないようにするための施策を重点にしていくべきだと思います。

 

(高齢者福祉課)

 ピークが過ぎた後は、急激にではなく、緩やかに減少していきます。10年後、そのまた10年後でも、高齢者の数は現在とほぼ変わらない、もしくは増えていると考えられますので、今、造らなければ間に合わないと考えています。そういったことも含めて、3年後の計画が終わった段階で立ち止まって、状況を把握する予定です。

 重症化予防への取り組みについては、当課としては、ロコモーショントレーニングを普及していきたいと考えています。

 

(鶴田則子 委員)

 ロコモーショントレーニングのモデルケースを行った3か所と、どのようにロコモーショントレーニングの普及を図っていくのか、もう少し具体的に教えてください。

 

(高齢者福祉課)

 ロコモーショントレーニングについては、今年度、モデル的に実施をし、事業の実施の仕方について検証をします。地域包括支援センターを中心に声をかけました。全市でおよそ24か所あり、浜北区では3か所です。シルバー人材センターのシルバーサロン、宮口笑いの里、地域福祉あしたば会です。

 普及方法ですが、まずロコモ指導員を養成し、そのロコモ指導員がロコモ普及員を養成しました。ロコモ普及員は地域のみなさんです。ロコモ普及員が中心となって、公会堂などの場所に集まっていただいて指導をするサロン型と、ロコモ普及員が直接ご自宅へ行って指導をする在宅型の二つの方法で普及し、10,000人規模に拡充していきます。

 

(髙栁春男 委員)

 前プランの成果と取組状況の評価で、「プランの成果目標を達成することはできませんでした」とありますが、達成できなかった原因を教えてください。

 また、12ページに「個人の問題ではなく地域の問題として解決していくことで」と書いてありますが、民生委員や自治会はまだ地域包括ケアシステムづくりについて何も聞いていません。いつ頃、どういう形で進めるのか教えてください。

 

(高齢者福祉課)

 前プランの成果目標を達成できなかった理由ですが、介護予防事業への参加者が想定よりも少なかったことが要因ではないかと思っています。介護予防事業は通所型と訪問型のものをいくつか実施していましたが、大勢いる2次予防対象者のうち、およそ1,500人しか参加していただけませんでした。この反省を生かし、地域の身近な場所で集まって行うことができるロコモーショントレーニングを重点的に進めていきたいと考えています。

 地域包括ケアシステムづくりに関しては、民生委員や自治会への説明をこれから行っていきます。今回は、パブリック・コメントを行う前に、先に区協議会へ説明させていただきました。

 

(袴田矩嘉 委員)

 特別養護老人ホームの入所希望者について、収入の上限はありますか。要介護認定の等級のみで選定されていますか。

 また、入所希望者の中から選定する基準は、施設が独自で決定しているのか、市が関与しているのか教えてください。

 

(高齢者福祉課)

 入所に関して、所得の条件は現在設けていません。基準については、施設ごとに決めるのではなく、静岡県が一定の基準を示しています。その基準に基づき、各施設が点数化をし、点数の高い人から順に入所を決めるという仕組みです。今後は、入所対象者が要介護3以上になることに伴い、基準そのものが見直されていくと思われます。

 基準の項目としては、ご本人の生活状況や、家族の状況、居住地や虐待の有無などがあります。

 

(鈴木博 委員)

 37ページに介護給付の一覧がありますが、その中で介護療養型医療施設が、平成37年には0になりますが、平成29年から平成37年のどの段階で0になるのでしょうか。また、利用者が多いですが、この施設がなくなったときに、他の施設での受け入れが可能になっているということでいいでしょうか。

 

(介護保険課)

介護療養型医療施設ですが、平成29年に628床減少します。現在、介護療養型医療施設を平成29年4月以降なくしていくという国の方針が出ていますので、今回の計画についても平成29年度に切り替わるということで進めています。

受け入れについては、介護老人保健施設で対応するという方針で進んでいます。

 

(河村敏子 委員)

 民生委員の立場として申し上げますと、地区によって違うかもしれませんが、現状の意見交換や情報交換は毎月行っています。それが、このプランにどのように反映されるかは、今後の話になると思います。任期が昨年の12月で入れ替わりましたので、なかなか理解しきれていないという方もいると思いますので、ご理解をお願いします。

 

(高齢者福祉課)

 おっしゃるとおり、地域包括支援センターが様々な事例を解決するために、民生委員や自治会、近隣の方と会議を頻繁に行っていますので、地域包括ケアシステムづくりということはイメージとしてお持ちかと思います。

(市川孝雄 委員)

 高齢者を支える生産年齢人口が減り、将来は2人を切るという話がよくありますが、実際は65歳以上で働いている人はどんどん増えています。働く人の年齢が上がっていくということを加味すると、状況も変わってくると思いますが、いかがですか。

 

(高齢者福祉課)

 ご指摘のとおり、そういった実態も細かく数字を追っていけばあるかとは思います。ただ、過去と現在と比較した場合に、ボリュームのイメージとして、支えていく人の数が極端に少なくなってきているというのは、認識していただいていると思います。これについては、資料の数字のひとつとして捉えていただければと思います。

 

(川上正芳 会長)

 この辺で意見を打ち切ります。委員から出た意見を参考にして、計画の作成を進めていただきたいと思います。

 

イ 第3次浜松市教育総合計画(案)のパブリック・コメントの実施について

≪教育総務課から説明≫

~第2次浜松市教育総合計画が平成26年度末で期間終了となることに伴い、新たに平成27年4月から平成37年3月までを計画期間として策定する第3次教育総合計画(案)のパブリック・コメントの内容について説明~

 

(新村香代子 委員)

 17ページに愛郷心の育成という項目がありますが、「地域の行事や祭典に参加している子どもの割合は、小学校6年生・中学校3年生ともに全国平均を上回っており」とありますが、確かに、お祭りに関しては子どもの参加率は高いと思います。しかし、お祭り以外の高齢者との交流などについては、実は参加率が低下しています。特に高学年の子どもの参加率が低いです。小さな子どもたちのお世話を通して学ぶという意識が減っていますし、近所の子の顔を知らないということも起きています。子どもたちが地域活動に目を向けるように保護者が働きかけたり、学校側からも地域活動に参加するように何か提案をしていただければと思います。

 

(教育総務課)

 計画を作る中で、我々もこの数字は本当に正しいのか、という疑問がありました。子ども会活動が衰退している地域もあるという話も聞いていて、もう一度地域の子どもたちの実態を捉えることが大事だということになりました。今回の計画には間に合わなかったため、追跡調査をし、地域の実態を正確に捉えていきたいと思います。

 また、まずは子どもたち同士のつながりをつくっていくために、土曜学習や放課後子ども教室などを行っていく方向ですので、その中で地域における子どもの参加の様子を見届けてまいります。

 

(山下勝康 委員)

 地域活動への参加について、行政や学校側から指導をしたとしても、地域が受け入れられないと、子どもは動かないと思います。私の地域では、地域活動への参加を要請しますが、子どもたちは喜んで参加しますし、おじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントも自分たちで考えてあげています。何度か自主的にそういったことを行っていけば、自然と組織ができていきます。ただ、学校が何か言ったとしても、地域は動かないと思います。

 

(教育総務課)

 具体的な案については検討中ですが、例えば85ページに「コミュニティ・スクール」があります。「コミュニティ・スクール」では、学校運営協議会を各学校の中に組織し、これを地域の人が運営していきます。その中では、地域の子どもの実態に合った地域における教育活動を考えて実施することもあります。

「コミュニティ・スクール」で考えられた地域における教育活動を応援するために、「社会総がかりネットワーク」を構築します。これは学習ボランティアや体験ボランティアなどを地域の教育に提供していくというものです。

 

(山下勝康 委員)

 そうはいっても、塾へ通わせたいという保護者もいますし、地域の行事についても塾を理由に参加を断る人もいるので、なかなか難しいと思います。

 

(新村香代子 委員)

 山下委員が言うように、塾やクラブ活動があって参加できないという子どもは多いです。子ども会連合会浜北支部では、習い事やクラブ活動などを行っている団体に対し、なるべく子どもが地域活動へ参加できるようご協力をお願いしていますが、やはりそちらを優先されてしまうことが多いようです。区内にも活発に子ども会活動をしている地域もありますが、10人以下のところもあります。昨年は子ども会が1つなくなりました。子ども会をなくす理由には、子ども数の減少もありますが、実際は役員となってくれる保護者がなかなかいなかったり、習い事で手一杯だったり、子どもたちが参加してくれなかったりというのがあるようです。地域で子どもたちを守るといっても、地域活動に子どもが参加しなければ顔を覚えてもらえず、いざという時に困ります。地域活動をなくすことでデメリットが発生しますが、そういったことを保護者に理解してもらい意識してもらうということが一番難しい部分です。何かいい提案があれば教えてください。

 

 

(教育総務課)

 地域の子を地域で見守り、育てるというのは、我々が目指している市民協働のあるべき姿だと思います。そのために、まずは学校や保護者などの意識改革が必要だということを念頭に、計画をもう一度見直していきたいと思います。また、家庭の教育力の向上については多くの意見をいただいていますので、講座などを行う際はそういった視点を取り入れていきたいと思います。

 

(村松辰芳 委員)

 昨今気になることですが、先生方の不祥事というのが非常に多いですね。昔とは違い、あまりに忙しく、ストレスがたまっているのではないかと思います。せっかくいい計画を立てても、それを実際に行っていくのは先生方ですので、もう少しゆとりを持てるよう、何か対策をお考えですか。

 もうひとつ、資質や能力の向上を図るとありますが、身に付いたかどうかは、どう判断するのでしょうか。判断する方法に学力テストなどがあるかと思いますが、私は結果を公表して競争心を煽るということもいいと思います。実社会は競争だらけですから。今は運動会も順位を決めないそうなので、学力テストの結果を公表し、励みにするということも考えてもいいと思います。

 それから、塾の話題がありましたが、市民協働による人づくりの中に、学習塾の存在がありません。学習塾と学校の役割分担というのがあるのでしょうか。

 

(教育総務課)

 一点目に教員が多忙であるという話がありましたが、確かにその通りです。この計画を作るときには、学校が今よりも多忙にならないように配慮しました。また、校長会や関係機関との調整の中でも、不必要なものは見直し、学校や教員の自主性・主体性が保てるようにしていきたいと考えています。

 取り組みの中にもありますが、「学校を元気にする委員会」を開催し、その中で出た意見を、はままつの教育推進会議で取り上げ、教育委員を交えて具体的な方針を出していくというしくみを作っていきます。

 二点目の資質や能力についてですが、今までの学校教育では、知識や技能の習得が主でした。しかし、これからの時代はそれだけでは足りず、思考力や判断力、表現力といったものが求められるようになります。これらは、測りにくい学力ではありますが、現在の全国学力調査ではひとつの評価方法を示しています。評価方法についてはこれからさらに確立されていくと思われます。

 学習塾については、学校単位ではあるかもしれませんが、教育委員会として現在はコンタクトをとっていません。

 

(鶴田則子 委員)

 第3次浜松市教育総合計画のイメージとして、自分らしさというのが一番大事であるという話がありました。自分らしさを持たせるためには、家庭教育が大事だと思います。その家庭教育の目指す家庭の姿として、3つのことが書かれていますが、これをどう具体的にしていくのかを見ると、87ページの6-1-1に、「早寝・早起き・朝ごはん」とありますが、もう少し目指す家庭の姿に近いものを書いていただければと思います。また、結婚して出産、乳児から幼児、幼児から就学など、それぞれの過程における役割についての教育ということも具体的に書いていただきたいと思います。

 

(教育総務課)

 計画を正式に出す時には、今のご意見を十分参考にしたいと思います。

 また、11月に子ども家庭部から「子ども若者支援プラン」がパブリック・コメントで出されます。それには、出産から始まり、30歳前後までのことが記述されています。そちらも合わせてご覧いただきたいと思います。

 

(山下勝康 委員)

 障害を持つ子どもについてですが、発達支援学級に在籍する子どもは年々増加傾向です。その子どもたちの学習の充実について、より一層努力していただきたいと思います。また、発達学級に行けない子どもたちもいます。そういう子たちは、私がやっている施設へ来ます。しかし、施設では遊ばせたりはしますが、学校のように勉強をするということはやっていませんので、どうしても差が出てきてしまいます。できれば、施設よりも学校に行ったほうが本人にとっても保護者にとってもいいと思います。そういう子どもたちをたくさん受け入れる体制を作っていただきたいと思います。

 

(教育総務課)

 そのような計画になるよう努力していきたいと思います。

 

(袴田矩嘉 委員)

 いじめについて、最近は非常に陰湿になってきているようです。教育委員会から学校側へ、情報収集やいじめを見つけた時の対策について、どのような指導をされているのか教えてください。

 

(教育総務課)

 いじめへの指導については、教育委員会の指導課が中心となって、教員に対して研修を行っています。研修では、いじめに対する教員の認識やアンテナを高くすることや、ひとりひとりを大切にするということをやっています。また、学校の対応については、各学校によって異なるところもありますが、気になる子どもについては全員面談を行ったり、子どもたちのちょっとした変化を見逃さないよう心がけたりすることにより、いじめの未然防止、発見を行っています。その結果として、いじめの認知件数が上がってきているという報告もあります。

 

(市川孝雄 委員)

 教員の多忙化という話がありましたが、中学校教員は世界一忙しいと以前マスコミで話題になりました。その多忙の原因として、部活動の指導と、教育委員会等への報告義務があると思います。また、週の持ち時間数も世界の中でトップクラスで、学力を伸ばすために必要な教材研究が十分にできない状態です。教員の多忙化をいかに解消するかが一番の課題だと思います。そのために、一学級の子どもの数を減らすことに、まず取り組むべきだと思います。

 また、学力テストの公表という話も出ましたが、私は反対です。学習塾で身につける学力というのは受験型の学力です。成績順に席を並べる塾もあり、子どもたちは強いストレスにさらされています。いじめを減らそうと言っていても、その数が全然減らないのは、子どもたちの深刻なストレス問題が解消されていないからです。自分を豊かにし、周りを豊かにするための勉強で、人と競争させられているストレスが、学力テストを公表することでさらに拍車がかかります。学力テスト上位をキープするために過去問題を必死に解かせているところもありますが、それは本当の学力ではありません。

 教職員の不祥事についても、先生方のストレスが原因であるというのは認めます。だからといって仕方がないとは思いませんが、そういった原因について根本的にメスを入れる必要があると思います。校長先生が教職員の家庭訪問を行うといった対応ではなく、多忙化をいかに解消するかに取り組まなければ全てが絵に描いた餅です。学力の中心は地域ではなく、学校です。先生方が子どもたちの学力向上や人格形成に打ち込める体制を作ることがなによりも大事な課題だと思います。教育委員会の仕事は先生方が働きやすい環境を作っていくのが一番の仕事ですので、そういった方向で計画を作っていただきたいと思います。

 

(教育総務課)

 教員や学校は確かに年々多忙になっていると感じています。子どもたちの自分らしさを育てていくために、教員と子どもたちが向き合える環境を整えていくということが何よりも大事だと考えていますので、そういった教育環境を整えていきたいと思います。

 

(村松辰芳 委員)

 市川委員の話で、学力テストの件についてはよくわかりました。意見ですが、浜松の市政全般に通じることですが、コストカット主義、財政中心主義がいろいろな場面で目立ちます。教育に関しても、こういう計画を立てながら、実際に進めていく時には無駄を省くという考え方が出てきて、人数を減らすことも考えられ、非常に危惧しています。ノーベル賞受賞者を生んだ浜松ですから、教育については予算を2倍つけるというくらいの気持ちでやっていただきたいと思います。

 

(鈴木和代 委員)

 教員の多忙について、その原因のひとつに保護者からの相談や苦情というのもあると思います。多忙化を解消して、先生方が子どもたちとたくさん遊べるようになれば、子どもたちは先生のことを好きになるし、勉強も好きになります。そうすれば保護者からの苦情も減ると思いますので、そういったよい流れになるようお願いします。

 未来創造の人づくりについて、たくさんいいことが書かれていますが、人づくりは心をつくることではないかなと思います。例えば勉強ができて、資質や能力に優れていても、社会に出た時にそれらを生かすために必要なものはコミュニケーション能力だと思いますので、そこを育てるような取り組みを入れていただきたいと思います。

 

(教育総務課)

 委員のおっしゃる通りで、コミュニケーション能力はとても大事なもので、これも資質や能力のひとつだと考えています。現在、指導課を中心に各学校でコミュニケーション能力の育成を進めているところです。誰とでも上手く関わって、考え深め合っていくためにも、コミュニケーション能力は必要です。自分らしさという人間の芯になる部分も大事に育てながら、一緒に育てていきたいと思います。

 

(鈴木博 委員)

 目指す子どもの姿について、夢と希望を持ち続ける子ども、資質や能力を育む子ども、自分らしさを大切にする子どもの3つがありますが、この3つは段階を追っていくのが大事だと思います。そうなると、3歳刻み程度で段階をつくり、それぞれの段階でこの3つの目標についてどのような形で取り組まれていくのかを設定する方がいいと思います。

 また、理数教育の充実が施策の中にあるのは何か理由があるのでしょうか。理数教育の充実を進めるならば、それ以上に理解力や説得力、表現力に必要な国語力の充実を進めるべきだと思います。

 3つ目に、計画の推進機関ですが、教育委員会がイニシアティブをとるのでしょうか。そうではなく、関係している機関や自治会、NPOや事業者などがひとつの推進機関を作り進めていくべきだと思いますが、そのような推進機関はありますか。

 最後に、何人かの委員から家庭教育が重要だという意見がありました。資料を見ると「早寝・早起き・朝ごはん」といったことが書かれていますが、これではまだ記述が不足していますので、もう少し補強していただきたいと思います。

 

(教育総務課)

 目指す子どもの姿に挙げられた3点については、全ての発達段階において大事にしていきたいと考えています。

 理数教育の充実については、国の第2次教育振興計画の中のひとつの柱となっています。市でも国と目指していくところを揃えていく必要がありますので、施策のひとつとして盛り込んでいます。国語力については、国でも言語活動の充実ということで出ています。今回の計画では、施策の2-1-1の授業改善や指導力向上という部分に含まれていると考えていただければと思います。

 推進機関ですが、こういった機関を設けることについては我々もその考えで進めていますが、いろいろな課にまたがった計画で、調整が難しい状況です。今後も調整していきたいと思います。

 家庭教育の充実については、今後、補強していきたいと思います。

 

(川上正芳 会長)

 ここで質問、意見を打ち切りたいと思います。委員のみなさんから出た意見を参考に、計画の作成を進めていただきたいと思います。

 

3 その他

(1) 森岡の家について

 ~市民から提出された要望書に対する市の回答について説明~

 

(2) その他

 

(3) 次回の開催日程について

~次回の会議について、平成26年11月27日(木曜日)の午後1時30分から浜北区役所3階大会議室にて開催することを確認~

 

 

4 閉会

 

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