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更新日:2022年5月27日

令和3年度 第9回浜北区協議会 議事要点

開催日時:令和4年1月27日(木曜日)午後1時30分~午後4時10分

開催場所:浜北区役所3階大会議室

次第

開会

議事

(1)協議事項

 ア 浜松市区再編内定案説明及び意見聴取について【資料1】

 イ 家庭ごみ有料化の検討状況について【資料2】

その他

(1)その他

(2)次回開催日程について

閉会 

開会

(大石静夫 会長)

初めに、本日の会議の会議録署名委員を、太田好美委員、岡田正利委員にお願いします。

議事

(1)協議事項

 ア  浜松市区再編内定案説明及び意見聴取について

~髙林行財政改革・大都市制度調査特別委員会委員長・山名副市長があいさつ、

髙林委員長及び岡安区再編推進事業本部長が資料に基づき説明~

(波多野友美 委員)

資料18ページの防災についての質問を2点、それ以外の要望を1点。

昨年末の市政を語る会で、防災士として質問したところ、市長から、防災をさらに良くするために区を再編するという力強い言葉をいただいた。資料では現状維持で、良くなる点について何も記載されていないが、区再編により良くなる点は。

また、現在の浜北区長と北区長の防災の決定権限に変更はあるか。

浜北区が単独でない区割りに内定したことは、私の希望どおりではなかったが、北区にはすばらしい点がたくさんあるため、ぜひ協力して地域活性をしていければと思っている。浜北から浜松のまちなかへ行くよりも、北区の端へ行くほうが時間が掛かるということで、一緒に何かをやるということにピンと来ていない部分がある。今後は、どのように進めていけばよいのかも含めて、検討してほしい。また、もともと浜北市という名前であったため、浜北という言葉を残してほしい。

(松永調整官)

防災体制と再編後のまちづくりについては当局から回答し、浜北という名前についてはご意見として承る。

(岡安本部長)

防災について、昨年末の市政報告の説明資料には、馬込川の水門整備について記載されており、津波対策の強化や、やり取りの中で、浜北区には、新東名高速道路のサービスエリアや大型商業施設など、災害時に活用できる拠点があるというご意見をいただき、そうした浜北地域のポテンシャルについては当局も認識しているといった回答をさせていただいた。

区再編により防災について良くなることを今回の資料で具体的にお示ししているものではないが、時代の変化に応じた柔軟な組織体制を構築していくことで、分野に関わらず、状況に応じた市民サービスを提供していくことも、再編のねらいであるといった点について、市政報告の際にもお伝えしたものと思う。

災害時の指揮命令系統について、現在も区長が区域の中の災害対応における陣頭指揮を執っており、そうした役割は再編後も変わるものではない。B区の場合は、浜北区に区本部、北区の行政センターには地域本部が設置される。地域本部では、行政センターの所長がトップを担い、エリア内を所管する。現在も再編後も緊急避難場所は区長や地域本部長の判断で開設することができ、適時適切に災害対応していく。

(山名副市長)

将来のまちづくりについて、現在も、2045年を見据えた総合計画を策定し、これを具現化するため、戦略計画等のきめ細かな計画のもと、施策を実施している。

B区だけでなく、A区も新たな形となるため、将来のビジョンを考えることは重要であると認識している。新たな形でのまちづくりについて、どのような方向で取り組んでいくか市民の皆様の声を聞きながら進めていければと思う。

(池谷敏 委員)

区割りの考え方について、再編するとの前提に立てば、私個人としては妥当な良い案であると感じている。浜北から三ヶ日までは40数kmと遠いが、天竜区はもっと距離があるし、静岡市の葵区も広いため、妥当な区割りではないか。

今後のスケジュールに、令和4年6月~9月に区名募集等とある。区名は単なる名前ではなく、歴史を持っているため、思い入れを持っている人もいると思う。今日の新聞に北区協議会で三ヶ日の委員から寂しい思いがするという意見が出たことが掲載されており、これは吸収されてしまうという思いではないかと感じた。そうした思いを払拭し、ぜひとも多くの人が参加して区の名前を決めたという意識をもつような形としてほしい。例えば数点の候補を決めて、その候補に対して意見を集約していくなど、色々な方法があると思うが、区名募集のイメージは。

市民が参加したという意識が醸成されるよう、しこりを残さない方法で進めてほしい。

(岡安本部長)

区名については、今年の6月~10月の作業を想定しているが、具体的な部分まで決まっているものではない。スケジュール感としては、7月頃に広く市民の皆様から区名を募集し、この結果を受け、その手法は未定であるが候補を絞り、9月頃を目途に市民の皆様に区名のアンケートに参加いただき、その結果を参考に1つの名前に決めていくことを想定している。

(川嶋弘美 委員)

私たち区協議会の委員は細かく説明を受け、再編するのだということで落ち着いている感じである。

今回のパブコメで出た意見は、どのように扱うのか。今後の再編に組み込まれるものもあるのか。私の周りにも意見を出したい人が多いが、質問に答える程度の扱いなら、わざわざ時間を使うのは、と言っている人もいる。

区名を決める時には、将来にわたって区名を使っていく子供たちが参加できる場を設けてほしい。

(松永調整官)

パブコメでいただいた意見の取扱いについて、当局から回答する。

区名の決め方については、今後詳細を詰めていくため、本日のご意見は参考とさせていただく。

(岡安本部長)

パブコメに寄せられた意見は、今年の5月に区再編案を決定していく予定となっており、決定に向け、今回のご意見を参考に、特別委員会で協議していく。

(川嶋弘美 委員)

参考にするとのことだが、どの程度参考にするのか。意見が取り入れられる前向きな参考か、意見を見ただけの参考か。

(松永調整官)

今回のパブコメは、2月15日までしっかりとご意見を承り、意見を分類し、意見を受け入れるものは案の修正を行い、ご意見も公表する。決して軽く取扱うものではないと認識している。

(室内久芳 委員)

資料18ページの防災体制について、今までは7区の中で消防・救急の受け持ちが割り振られ、その中で対応されていたと思うが、今回の再編により、受け持ちや割り振りが変わることでマイナス面が生じた場合、人的損害が出る恐れがある。消防車・救急車が出払ってしまって、近隣の車両で対応した場合にどれくらいの時間がかかるのかといったデータを参考に、現在の課題を解決し、良い方向に向かうように検討してほしい。

また、指示命令系統が末端まで行きわたるようにしてほしい。一番良い方向で進めたとしても、ここが足りないということが出てくる。そうした場合には、早急に良い方向に向かうよう、しっかりと取り組んでほしい。

(松永調整官)

皆様のご意見を伺いながら検討を進めることになるが、本日の意見はご意見として承り、消防局にも伝える。

(西村恭一 委員)

質問1点と要望を1点。

資料16~17ページの土木整備事務所について、現在の東・浜北土木整備事務所が再編後には出先グループとなるが、その場合の人員配置について確認したい。浜北区内の土木事業は結構な量があると感じており、不安に思っている。

波多野委員も少し触れたが、浜北と北区を結ぶ公共交通機関について、具体的には浜北駅前から新都田を結ぶバス路線の新設であるが、これは、浜北の民間団体で構成する「副都心にぎわいづくり協議会」のバス路線部会でここ数年取り上げてきた問題であり、新都田に市民音楽ホールもできたことから、ぜひ実現してほしい。交通政策課も承知していると思うが、早急にスピード感をもって実現できるような方向性でお願いしたい。

(岡安本部長)

東・浜北土木整備事務所が出先グループになった場合の職員数は、正規職員・再任用職員・会計年度任用職員の合計で26人と試算している。

現在、内定案を踏まえ、最終的な執行体制の検討をしているところであり、現段階での試算値である。

(山名副市長)

浜北駅から新都田までのバス路線について、来年から着手という形には至っていない。内定案のB区を踏まえながら、交通体系全体についてしっかりと調査する必要があると認識しており、来年度はそうした部分から進めていきたい。

(川島隆夫 委員)

参考資料9ページの配慮すべき課題は、全市民が注目しているところである。2点目に、旧浜松市と合併市町村の溝ができないよう周辺市町の融和・推進と記載されているが、区の名前だけでなく、区の線引きによって様々な影響を受けるという特別委員会の指摘はもっともなことである。ぜひ推進してほしい。

また、面積・人口のバランスがとれた状態ではなく、人口の多いA区が中心となることがアンバランスであることは誰が見ても明らかである。今回の区割りとなった結果がよかったということになるよう、頑張ってほしい。

(髙林委員長)

参考資料9ページについては説明の中で触れなかったが、委員の中から出た意見であり、委員会としてもこのように理解している。今後、市全体のこともあるが、各地域の課題もあるため、アンバランスにならないよう、議会としても当局の行政運営を見守っていきたい。

(金井真吾 委員)

再編後も現在のサービス提供体制を維持するとのことで、場所によっては課を集約し管理職が削減され、人件費削減につながるとの記載があり、例えば中区役所は再編後も従来の課が維持されている。技術革新を踏まえ、業務の内容を精査し、課の数や組み合わせなどを見直す方向性はあるか。

(岡安本部長)

資料7ページに再編後の区の組織を記載しており、現在も今後も区振興課、区民生活課、まちづくり推進課を編成していくという提案をしている。今回は、再編に合わせた組織編成についてご説明しているが、市役所の組織は、常に必要に応じて組織改正を行っていくべきものと考えている。例えば、区役所の組織では、現在、東・南区役所には、まちづくり推進課がなく、区民生活課でまちづくり推進課の業務も担っている。ご指摘のように柔軟に運営していく必要があると考える。

(平松昇 委員)

金井委員の質問に類似するが、資料14ページの福祉・保健分野の組織について、本庁組織となることで、指揮命令系統が一元化され、質の向上が図られるとあるが、これまで各区で決裁や問題解決ができていたものが、逐一本庁に確認することとなり、結論が出るまでに時間がかかるようになることはないか。

(岡安本部長)

福祉の組織について、現在7つの区役所で行っているものを一元化することで、決裁が手間にならないかというご質問であるが、現在7つの区に事務が分割され、区長が福祉事務所長を担い、それぞれの区の判断で進めており、類似案件であっても区によって判断が異なる運用ケースがあることを監査で指摘されたことがある。本庁に一元化することで、事例の共有がスムーズにできるようになると考える。

現在、区の判断で進めているが、レアケースは本庁に問い合わせることもある。こうした部分を本庁に一元化することで対応の質を上げることもねらいとしている。

(大石静夫 会長)

B区は浜北区と北区の一部で構成されることとなり、今後、自治会や民生委員児童委員など一体感に向けた協議をする中で醸成されてくる部分があると思うが、先ほど川島委員が触れた配慮すべき課題の2点目にあるように、旧浜松市と合併市町、A区とB・C区に分かれることが今後の難しい課題になってくると感じている。

現計画では、副市長を天竜区に配置し課題解決に当たるとしているが、B区内においても、浜北駅周辺地域の副都心構想の推進は北部地域における拠点整備となり、非常に重要な要素である。このようなことから、合併市町のB・C区を担当する副市長を配置し、A区との融和やB・C区の課題解決を図っていく必要があると考えているが、どうか。

(山名副市長)

旧浜松市と合併市町村のバランスをとることは、もっともなご指摘である。再編により一体感を醸成していくことが大きな目標であり、しっかりと配慮していく。

担当副市長の配置について、天竜区を単独の区とした理由の中にもあるように、多面的な機能を有する天竜区を支えていくために、天竜区に配置し、すべての区政を担当することで、バランスに配慮していくという提案をしており、今後、特別委員会で協議を進めていく。

(髙林委員長)

区政担当副市長については、設置することは決まっているが、2月下旬に特別委員会を再開し、継続協議となっている配置・役割について協議していくため、その点についてもご意見を賜りたい。

イ 家庭ごみ有料化の検討状況について

(大石静夫 会長)

委員の皆さんからご意見・ご質問等ありましたらお願いします。

(川島隆夫 委員)

資料にある「浜松市環境審議会からの答申書(写)」記「1実施に向けては、ごみ減量の重要性や、ごみ減量推進のために必要な取り組みであることを、市民に十分説明するとともに、新たな制度に対する混乱を招かないように周知を図ること。」とあります。資料を読み込むと、ごみ減量はSDGs(持続可能な開発目標)の達成に繋がっているというようなことが書かれていますが、これを見てすぐに我々の生活に直結しているとわかる方と、何の事かわかならい方との落差が大きく、ごみの処理については市の仕事だから税金でやればいいじゃないかと思う方もいます。環境を維持するためには、必要であることを周知徹底することが重要だと思います。資料3「ごみの現状と家庭ごみの有料化の検討状況の説明会」の開催スケジュールがありますが、この日程で説明し周知したと考えるのでは、いつまでたっても不法投棄は無くならないと思います。市民にはもっと時間をかけて説明し周知すべきだと思います。

(ごみ減量推進課)

皆さんにお渡しした資料の説明で全て説明したというわけではなく、皆さんに視聴いただいた動画や、現在、新たに作成している動画等を使い、「ごみの現状と家庭ごみの有料化が現在検討中である」ことを説明していく事が第1段階と考えます。みなさんからのご意見をいただき、今後の市の考え方、方針について示し、再度、皆さんからのご意見をいただく事が第2段階と考えます。ごみの有料化については議会へ諮り議論いただき、条例改正も必要となります。資料3に示した2週間程度の説明会が全てではなく、第3段階として、決定後は更にみなさんへの周知の時間を十分に取り進めて行きたいと考えます。

(村木惠子 委員)

現在のごみ袋ですが、袋の製造費と流通費の経費のみで、ごみの有料化がされているわけではないのですが、有料で購入しているため既にごみが有料化されていると考えている方が少なからずいると思います。

また、紙おむつの減免について、他市ではどのような政策が行われているか具体的なことが分かりましたら教えてください。

(ごみ減量推進課)

平成25年に浜松市指定ごみ袋に変わりましたが、他市町村では既に実施していたところもあり、お金を払い購入していただいておりますが、この中に手数料が入っている等をご理解いただきけるように今後も説明会で周知していきたいと考えます。一般的には「ごみの有料化」と使われており、出したごみの量に応じて負担していただくわけですが、全てのごみ処理費用を賄えるわけではなく、それを目的としていません。まずは、一人一人にごみ減量の意識付けをしていただく、すべての方にごみの減量をしていただくことが重要だと考えます。

紙おむつについて、高齢者、乳幼児等も紙おむつを使っており、必ずごみとして出てくるもので、皆さんが努力して減らせるものではないことは理解しており、何かしらの減免措置を考えていきたいと思います。他市の場合は、様々な方法を実施していますが、お子さんが生まれた際に最初にごみ袋をお渡しする、高齢者はオムツ使用の証明等を出していただき、見合った枚数のごみ袋をお渡しするというような措置を取っていきたいと考えています。

(村木惠子 委員)

減免の具体的な事例はよくわかりました。現在も有料でごみ袋を購入しているのにまた更なる有料に懸念があると思うので、具体的な今の仕組みの説明が必要だと感じました。

(ごみ減量推進課)

ごみ袋の対応は何らかの措置をさせていただきたいと考えます。

(川嶋弘美 委員)

SDGsに沿ってこのような施策を出していただいていると思いますが、子どもたちに地球をきれいなまま渡していきたいと考えていますので、ごみの有料化がいいかどうかは別として、ごみの減量はしていかなければいけない課題だと思います。開始までにはまだ時間があるようなので安心しました。期間を先に決めてパブリックコメントのお知らせですと言われても、口が挟めないと参加している感じがしませんが、今回は早い段階で説明を聞くことができて良かったと思います。コロナ禍で、マスク、紙ペーパー、テイクアウトの容器等、家庭ごみが増えているように認識していましたが、他市町村では減量できたとありますが、具体例を教えてください。

(ごみ減量推進課)

ごみ減量の実施例は、家庭ごみ有料化をすべての品目に行うのではなく、燃えるごみ、燃えないごみ、資源ごみの中から、市が処分する燃えるごみ、燃えないごみについては有料とし、リサイクルに回せるので資源物に関しては無料にすると、ごみの分別をするようになり資源物に回す意識付けができ、ごみの減量につながるといった結果が出ております。従来ごみ袋は有料になっていたが、捨てるにも有料となると、無駄なものは買わないようにしようという意識付けができ、ごみが減っていくと考えます。令和2年度はコロナ禍の影響もあり浜松市の家庭ごみは増えています。有料化を実施している市町村では導入する前と比べるとコロナ禍にあってもごみは減っています。

(川嶋弘美 委員)

家庭ごみだけでなく、企業ごみ、例えば製品を売るときのパッケージ等をリサイクルできるものにしていただければ相乗効果になると思います。

(波多野友美 委員)

資料2の「家庭ごみ減量のポイント」を拝見しましたが、いかにも表面的だと思いました。個人的な意見で申し訳ありませんが、私は片付けアドバイザーをしている関係で個人のお宅に伺いますが、買いすぎに気を付けるよう促しても、現在の冷蔵庫の中身を把握していない、備蓄を把握していない方が大変多いです。把握していないため必要のないものを購入してしまうという悪循環が生じています。ある方では、食品9割の消費期限が切れていたという事もありました。片付けすることによって、1カ月の食費が何万円も減る方もいます。そもそも片付けしておけば買いすぎも防げます。片付けが苦手な方は料理も苦手です。ごみの分別もできず分別したとしても置き場所がないという方もいます。このようなことも含めて周知をしていただきたいと思います。

ビデオにもありましたが、ごみの有料化により不法投棄が増えてくると思うのですが、佐鳴湖周辺等で不法投棄のごみ収集のボランティア活動している方々に対しても、ごみの有料化をするのか教えてください。そういったものに関しては無料にしていただけると嬉しく思います。

(ごみ減量推進課)

冷蔵庫の整理等は家庭のライフスタイルの課題であると思いますが、啓発を重視して行きたいと考えます。因みに全く何の対策もしてこなかったわけではなく「冷蔵庫セミナー」を開催する等、食品ロスの問題も含めてライフスタイルが密接に関係していると考え、市だけが何かをやるのではなく、そういった提案を地域社会全体で取り組んで行く問題だと考えております。先ほどSDGsの話もありましたが、賛同いただいている企業がライフスタイルをどうやって変えていけばいいのか、環境に優しい在り方について一緒に提案し、啓発も一緒に考え進めていきたいと思います。

不法投棄の課題について、ボランティアで集めたごみについては、ごみ有料化後においても、継続して続けていけるようにして行きたいと考えます。

(波多野友美 委員)

安心しました。よろしくお願い致します。

(池谷敏 委員)

私も浜松市の指定ごみ袋になったときに、ごみの有料化がされごみ処理料が含まれていると思っていました。今後、ごみが有料化された時の徴収方法を教えて下さい。例えば、現況のごみ袋の値段を高くして、ごみを出さないようにすると思うのですが、もっとごみを出すとお金がかかるんだとアピールしないとごみは減らないと思います。買い物の際もパックに入ったものや過剰包装されたものはごみが出るからやめておこうという方向になると思います。また、自動販売機についてですが、浜松市単独ではどうにかなる問題ではありませんが、缶やペットボトル専用のごみ箱が自動販売機に設置されていますが、その自動販売機で購入しその場で飲んで捨てていくわけではないことを考えると、自動販売機の在り方についても考えていただきたいと思います。

(ごみ減量推進課)

ごみの有料化の手数料について、多くの都市で、ごみ袋の代金の中に含めていく方法を取っています。企業との絡みもありますが、過剰包装についても少なくし、あまりごみが出ないようにパッケージやフィルムの工夫もなされております。自動販売機についても、国として循環型社会をどうやって作っていくかは、最新鋭化が進みごみが出ない、また、仮にごみとして捨てられても消えていく性分解性・海洋性分解を国でも研究しております。ペットボトルは400年500年経っても消えないのですが、ごみに対しての考え方や、技術革新に取り組んでおりますので、市としても国の考え方等の情報や動きをキャッチし、ごみは増やさない形でやっていきたいと考えます。

(内藤和子 委員)

私は民生委員をやっておりますが、近隣の団地の一角に、ごみを宝のように扱っている方がいて雨が降るとベランダや通路に詰まれているごみにブルーシートをかけて雨から守っています。ごみの有料化になってからこの大量のごみを捨てるとお金がかかって大変だからと整理するように促しますが、わかってもらえません。近所からもクレームが出ておりますが、どのように説得すればいいのでしょうか。

(ごみ減量推進課)

そういった課題が地域にあるのは承知しております。ご本人はごみという認識がないので、他からも持ち込んで保管している状況で、我々がご近所から連絡が入り伺いますが、「これはごみではない、これは私の大切な財産」という考えで、敷地内においてある物については、私有財産を犯すことはできないため、そういった扱いには地域の中で大変な課題になっていると認識しております。我々も現地に赴き事情を聴く、説明をする等の対処は繰り返し行っていますが、このような問題は時間を要するため継続的に取り組んで行きたいと考えます。

(平松昇 委員)

燃えるごみの中に雑がみや雑誌等の資源ごみがたくさん入って捨てられているとグラフで示されていますが、我が家では一生懸命ごみの分別をしています。最近は買い物をしても紙袋をもらえる機会が少ない為、雑がみを分別し入れる袋がないのですが、紙袋に入れないと雑がみBOXには入れてはいけないのでしょうか。また、雑がみ用の紙袋を市役所で作り各家庭に配布すれば分別し捨ててくれるようになると思うのですが。

(ごみ減量推進課)

浜北区役所にも雑がみカートがあり、雑がみの説明の掲示もされているので利用される方も多いと思います。今は紙袋が手に入りにくいという事で、我々が今、協働センター等に提案し実施いただいているのは、雑がみカートの横に市民の皆さんが持ち寄った紙袋を置いてもらい循環し活用していただくという活動をしていただいています。最初は佐鳴台協働センターで始めた仕組みですが、全体に浸透して行けるようにしていきたいと思っています。小さな雑がみについては封筒に入れる、雑誌の間に挟み雑誌を束ねて出す等の工夫をしていただいています。今後、うまく紙袋を循環させ活用していくかを考えてまいります。本日も動画を見ていただきましたが、説明会においてこの動画を紙で資料の作成をし全市民80万人に配るとなると、紙を減らすために紙を相当数使うことになってしまい、結局、雑がみになってしまう事への反省もあり、できるだけデジタルへ移行していく、またはDVDで繰り返し使えるものにしていくように考えています。みなさまからも何か良いアイデアがありましたら是非教えていただきたいと思います。

(川島隆夫 委員)

雑がみの回収BOXですが、その中に紙袋に入れないで捨てる方がいますが、ちゃんと仕分してあれば回収BOXの中は全て雑がみなので問題はないと思うのですがだめでしょうか。

(ごみ減量推進課)

今現在は、コンテナから出す際に雑がみ専用の回収車へ積み込むのですが、コンテナやカートごとひっくり返し積むことができないため、コンテナやカートから手作業で出して積み込むので、紙袋等に纏めていただく形になっております。今後、民間事業者と積み込み方、回収のやり方については手法も含め検討して行きたいと考えています。

(川島隆夫 委員)

紙袋が非常に少ない状況になってきていますので、是非検討をお願いします。

(大石静夫 会長)

この辺で質問・意見を打ち切ります。委員の皆さんから出された意見を参考にして進めていただきたいと思います。

その他

(1)その他

(大石静夫 会長)

新型コロナウイルスワクチン追加接種について

(区長)

追加接種(3回目)の対象者は、当初、8カ月以上経過した18歳以上の方でしたが、感染拡大が進む中、資料の表のとおり接種間隔、接種券発送のスケジュールが前倒しされております。従来通り、かかりつけ医や医療機関で受けることができる個別接種と、ザザシティ、アクトシティ、浜北プラザホテルで受けることができる集団接種があります。発送した書類には8カ月後の接種可能日が記載されておりますが、接種間隔が前倒しになっていますので、接種券が届けば予約可能となります。予約を取る際には、接種券番号、氏名、生年月日が必要になります。

集団接種の予約のとり方がわからない、パソコン等の機器がない方については協働センター窓口でサポートしております。資料に、昨日までの感染の推移をグラフで示しておりますが、終息が見えない状況であります。3回目の追加接種をなるべく早く一人でも多くの方に接種していただくことで感染者数の抑え込みと重症化を招かないようにしていきたいと考えます。

(大石静夫 会長)

委員の皆さんからご意見・ご質問等ありましたらお願いします。

(村木惠子 委員)

私のところにも本日、接種券が届きました。集団接種会場はモデルナ社ワクチンという事ですが、過去2回がファイザー社ワクチンだったので、追加接種のモデルナ社ワクチンを敬遠するという空気が見受けられ、それにより、なかなか3回目の追加接種が緩慢になって行くのではという懸念があるのですが、その辺はいかがでしょうか。政府はモデルナ社ワクチンも効果が高いと言っておりますが。

(健康づくり課長)

従来の1回目2回目のワクチン接種では、ファイザー社ワクチンを確保していましたが、今回も同じように確保できるという状況ではないことをご理解いただきたいと思います。ワクチンの効果は、ファイザー社ワクチンもモデルナ社ワクチンも国が承認しております。副反応についてご心配される方がいることは理解しておりますが、一人でも多くの方にワクチン追加接種をしていただき、多くの方に免疫を持っていただくことで、社会的にウイルスに打ち克っていいけると考えます。一部ではモデルナ社ワクチンは中和抗体が多いと言われており、そういった意味でモデルナ社ワクチンのほうがいいという考え方もあると思います。ワクチン接種のメリット・デメリットを踏まえて接種をしていただきたいと考えます。

(大石静夫 会長)

副反応についてはみなさん一番気になっているところだと思うのですが、1回目2回目がファイザー社ワクチンを接種し、3回目をモデルナ社ワクチンを接種したら副反応が大きかったという事はあるのですか。

(健康づくり課長)

副反応についてそこまでの見識はありませんが、1回目2回目と3回目を比べ、必ずしも3回目の副反応の方が大きいとは限らないと聞いております。ただ、副反応が全くないという事ではないようです。

(室内久芳 委員)

集団接種会場以外だと個人開業医になると思いますが、ワクチンの種類は何になりますか。

(健康づくり課長)

集団接種会場はモデルナ社ワクチン、個別接種はファイザー社ワクチンの予定ですが、国としてはモデルナ社ワクチンも活用して3回目のワクチン接種を進めていく方針としているので、今後、個別接種でのファイザー社ワクチンが維持されていくとは限りません。予約の際にワクチンの種類の確認をしていただきたいと思います。

(大石静夫 会長)

この辺で質問・意見を打ち切ります。委員の皆さんから出された意見を参考にして進めていただきたいと思います。

(大石静夫 会長)

「野鳥公園」について副区長から報告があります。

(副区長)

前回の浜北区協議会にて新市建設計画について市民協働・地域政策課から説明があった中で、岡田委員から「野鳥公園」について質問をいただき、担当課から回答がありましたのでご報告いたします。

染地台野鳥の森公園の整備にある、「野鳥公園」と「野鳥の森公園」は異なるのか、のご質問ですが、染地台の「野鳥公園」のことで「野鳥の森公園」と呼んでいるところはないとのことです。

野鳥公園の範囲についてのご質問ですが、公園の東側と南側の森は内野緑地となります。染地の雨水貯留地の西側に散策道から、西側・北側が野鳥公園となります。

既存の自然を活かした野鳥観察施設やレクリエーション施設はどこを指すかとのご質問ですが、野鳥観察施設は、計画の実施にあたり簡易的な施設とし位置の変更を行っています。染地の雨水貯留地西側の散策道にある屋根付きのベンチが野鳥観察施設、園内のビオトープ等を配した親水空間、森の散策ルートなどをレクリエーション施設として整備しました。

(岡田正利 委員)

「野鳥の森公園」というのは間違いということですね。

(副区長)

資料の中に「野鳥の森公園」という記載がありましたが、「野鳥公園」のことです。

(岡田正利 委員)

内野緑地と言っていますが、実際にはそこも含めて「野鳥公園」という事でよろしいですか。

(副区長)

~図面で説明~

(2)次回開催日程について

~次回の会議について、令和4年2月24日(木曜日)の午後1時30分から浜北区役所大会議室にて開催することを確認~

 

閉会

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浜松市役所浜名区区振興課

〒434-8550 浜松市浜名区貴布祢3000

電話番号:053-585-1141

ファクス番号:053-587-3127

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