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更新日:2024年6月7日

令和5年度「浜北区地域力向上事業(助成事業)」採用事業事後評価

助成事業

NO.

事業名

提案者

総事業費
(千円)

市執行額(千円)

事業内容

1

はまきたの文化財 遠州山辺の道の会 612 300 [内容]
静岡県文化財課、浜松市文化財課の協力を得て、下記の文化財の写真と調査内容の要約、現状を編集した、冊子「浜北の文化財」を発行する。
・国指定の文化財9点
・県指定の文化財6件
・市指定の文化財13件
・調査が行われた遺跡や新東名高速道路建設時に調査された遺跡、その後の調査
で発見された浜北区内の遺跡約20件
・他地区で保管されているが、浜北区で発見・製作された文化財6件
・浜北区内の保存樹木・保存樹林など
[実績]
「はまきたの文化財」1,000冊作成
浜北地域内小学校、図書館、その他協働センター等へ寄贈
2 LOCAL ACTION HAMAMATSU「森の朝市」 一般社団法人 LOCAL ACTION HAMAMATSU 872 348 [内容]
・マルシェイベント「森の朝市」の定期的な開催
・地産地消促進や環境問題を解決するためのワークショップの開催や各種講演会の開催
[実績]
1.森の朝市(年間23回開催※うち1回は酷暑のため中止。)
・静岡県立森林公園:計20回(1回当たりの来場者平均約800人)
・浜松城公園:計2回(1回当たりの来場者平均約800人)
2.講演会等
・マシンガンズ滝沢秀一さん講演会(10月9日)
・服部雄一郎さん講演会(10/28-29)
3.その他
・「森の朝市」での餅つき大会の開催(12月17日)
・別団体の主催イベントの「mikke」や「Hamamatsu Coffee Fes」への出展によるイベントPR等
3 「龍燈と秋葉山常夜灯」誌の発行事業 浜北郷土史部 807 403 [内容]
令和元年度から浜名地区を皮切りに常夜灯の設置箇所等の調査を開始し、令和4年度までに浜北地域全体の調査を終えた。今年度は、同地域内に存在した約110箇所の常夜灯の再調査を実施するとともに、冊子の編集を行う。また、冊子制作後には、市関係部署や全市立図書館、浜北区内の小・中学校や高校に配付するほか、各協働センターにも配架依頼し周知を図る。
[実績]
・「先人たちの心をたどる」冊子
A5判 128頁 カラー刷り 700冊発行
4 月の宴を飾るコンサート 浜北万葉食研究会「月草の会」 240 50 [内容]
万葉の森公園内の万葉亭において、万葉食を提供し、万葉集を研究している講師より万葉集にまつわる講話を実施する。食後には、月の下でフルートとクラリネットのコンサートを開催し、更に、当該コンサート中に手作りの行灯を飾り、イベントを盛り上げる。
[実績]
・万葉時代に貴族が食べたであろう「万葉食」を再現し、食材の説明や万葉歌との関りを万葉集の研究をしている山下氏から講義をいただき、見聞を深めた。
・曲水の池の周りに、万葉に関連する文言を記載した手作りの行灯を設置し、幻想的な空間をつくり出し、さらに、フルートとクラリネットのデュオによるコンサートを開催し、参加者が優雅な時間を過ごすことができた。
・当日は、40名の参加があり、10名のスタッフが対応した。
5 防災講演会-災害 その時- 防災啓発「生きる」上映推進赤佐実行委員会 726 360 [内容]
赤佐地区の住民等を対象に、防災意識の向上等を目的に災害を題材にしたドキュメンタリー映画を放映と映画監督を招いた講演会を開催する。
[実績]
・災害ドキュメンタリー映画『「生きる」大川小学校津波裁判を闘った人たち』の上映会については、当日のボランティアスタッフ含め、延べ158名が来場し、同映画が124分という上映時間であるのにも関わらず、参加者一同が最後まで真剣に映画を観ていたのが印象的であった。
・上映会終了後、参加者と映画監督との質疑応答では、当時の被災状況や亡くなった児童の遺族の悲しみ、その後の裁判の状況など、大災害の悲惨さや裁判の当事者としての苦悩が伺えた。
・別で作成した防災啓発冊子の作成、配布を通じ、地域防災の意識向上の啓発に繋がったと考える。

事後評価

評価基準

項目 ランク

A

B

C

1 浜北区らしさ

高い

普通

低い

2 事業目的の達成度

高い

普通

低い

3 財政支援の必要性

高い

普通

低い

4 費用対効果

高い

普通

低い

 

評価

NO.

 

事業名

 

浜北区らしさ

事業目的の達成度

財政支援の必要性

費用対効果

コメント

1 はまきたの文化財 A B A B 地域歴史遺産を冊子として取りまとめたことは、区民が地域の歴史に興味をもち、容易に知ることにも繋がり、有用な取り組みであると言える。この冊子を活用し、講演、講座等を開催することで有用性はさらに高まると考えられることから周知等について検討していただきたい。
・文化財課と連携した事業であるので、今後この冊子をもとに博物館で企画展のようなイベントを実施し、浜北の文化財のPRができるとよい。
2

LOCAL ACTION HAMAMATSU「森の朝市」

B A A A 当該助成事業を2年間助成を受けた以降、市の補助がなくても自立して事業を実施できる体制を構築できた点が最も評価できるポイントである。
・健康寿命等への関心の高まりにより、食に対する区民の関心が高まっているなかで、市民の健康増進、区内の有機栽培農家等の育成の面でも有用な取り組みだと言える。
3 「龍燈と秋葉山常夜灯」誌の発行事業 A A A A 浜北区内の資源を歴史と共に次世代に伝える貴重な資料となっており、若い年代が手に取り、見ることができるように検討いただきたい。
・非常に完成度の高い成果物であるという印象を受け、各所への配付もしっかりと計画されていた。
・老朽化や減少のおそれがある龍燈、常夜灯を一冊に記録し、区民が容易に知ることができるようになった取り組みは有用であったと言え、この冊子を使用し、講演会や講座を行い、多くの区民に周知が図られるとよい。
4 月の宴を飾るコンサート A B B A 食を通じて歴史を感じることができ、万葉の森公園を広く知ってもらう効果があった。
・万葉文化について区民の興味や知識が高まることは、来園者数の増加等、万葉の森公園の活性化にもつながる事業であったと考える。市からの助成が5万円であったことを踏まえると、費用対効果は高い。
・市はもちろんのこと指定管理者や万葉の森公園で活動する団体と連携をとり、より一層の万葉の森公園の情報発信をお願いしたい。
5 防災講演会-災害 その時- B B B B 1月の能登半島沖地震の直後の開催であったことから、参加者の防災対策への意識向上に効果があったと思われる。
・会場となった赤佐地区の今後の自主防災隊活動や防災意識の高揚に結びついた。今後、アンケート結果等から成果を検証し、赤佐地区以外の他地域でも同様な取り組みが広がるよう声がけ等を行ってもらいたい。
・能登半島地震後の開催だっただけに参加者の関心も高かったと思う。心配された協賛金も確保でき有意義な企画になったと感じるが、今後は協働センターも巻込んだ事業を展開するなど更なる工夫を期待する。

 

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浜松市役所浜名区区振興課

〒434-8550 浜松市浜名区貴布祢3000

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ファクス番号:053-587-3127

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