更新日：2022年7月15日

土砂災害防災訓練

（浜北区広報取材日記平成28年6月）

6月5日（日曜日）、堀谷地区で「平成28年度土砂災害防災訓練」を実施しました。この訓練には、地域住民、消防署員・団員、警察、市および県の担当者およそ80人が参加。避難勧告の発令を想定し、自主防災隊員や消防団員らを中心に緊急避難場所の開設や避難してきた住民の安否確認などを行いました。

その後は、静岡県砂防課による土砂災害講演会を開催。県内の土砂災害発生状況やそれに対するハード・ソフトの対策が紹介されました。また、実際に土砂災害を受けた地域でのアンケート結果から、「土砂災害の知識がなかった」「土砂災害を意識しておらず、自分の地域は大丈夫だと思っていた」といった反省点が挙げられ、事前準備として「自分の住んでいる土地の状況を知る」「避難する場所と経路を知る」「避難するタイミングを知る」「避難訓練への参加による『模擬避難』を行う」ことが必要だと説明がありました。

講演会の後には、班ごとに地図へ川や危険箇所、避難場所などを書き込むことで、改めて地域の状況を確認し、いざという時の避難経路を情報共有しました。