更新日：2022年9月30日

はまきた歩け歩け運動

（広報取材日記平成26年11月）

　11月3日（月曜日）、はまきた歩け歩け運動を開催しました。当日は少し風がありましたが、11月にしては暖かい陽気。区内を歩くには絶好の日となりました。
　朝、スタートとなる岩水寺の西側大駐車場へ行くと、すでに多くの参加者が集まっていました。開会式のあと、みんなで準備運動を行い、一斉にスタートをします。

　岩水寺をスタートし、庚申寺、六所神社、県立森林公園、根堅遺跡などを巡るおよそ10キロのコース。歩くからこそ感じることができる秋の訪れを実感しながら、思い思いのペースで歩きます。
　第1チェックポイントの庚申寺までの道のりは、広がる空の青さに、奥に見える高根山や田んぼの緑がとても美しく映えていました。また、庚申寺を通りすぎた後の六所神社の参道では、静かな空気の中、深い緑色の木々の間から木洩れ日がきらきらと降り注ぎ、紅葉とはまた違った魅力を発見できました。

　六所神社を抜けると、次は第2チェックポイントのバードピアを目指して歩きます。

　県立森林公園の中では例年よりも少し遅めの紅葉が見ごろとなっていました。参加者は、カメラで紅葉を撮ったり、落ち葉を集めたりと、紅葉狩りを楽しんでいました。私も、色鮮やかな木々を前に、夢中でシャッターを切っていました。

　バードピアを通過し、最後はスタート地点の岩水寺西側大駐車場へ戻ってきます。全てのチェックポイントでスタンプを押した完歩者にはお楽しみ抽選会があり、当たりの人にはあらたまの湯や浜北温水プールのチケットなどが贈られました。また、赤佐発展会による地場産品即売会も行われ、温かい豚汁などで運動後の疲れを癒していました。
　そろそろ取材を切り上げようかと思っていたところに「カメラマンさん！」と声がかかりました。子どもたちが「僕ら1位だったんだよ！撮って撮って！」とピースをしてきます。「競争じゃないんだけどなあ」と心の中でつぶやきながら、嬉しそうな子どもたちの笑顔につられて記念写真をパシャリ。歩くことで、たくさんの秋と、たくさんの笑顔を発見できました。