更新日：2015年11月10日

未来の浜北作文コンクール受賞作品「未来へつなげ、浜北の植木」

「未来へつなげ、浜北の植木」

浜松市立新原小学校六年　中野　真那（なかの　まな）

　私が通っている新原小学校には、松の木がたくさんあります。毎年五月の終わり頃に、「緑つみ」といって新芽をつんでくれる人が学校に来てくれます。松の木が元気で、形よく保てるようにしてくれます。地域の人の手で植木を手入れしてくれる事によって、私たちにも植木のよさが伝わってきます。それを見るたびに、この地域に生まれてよかったと感じます。
―緑のまち浜北―として、緑花木センターや万葉の森公園、森林公園があります。また、北浜の大カヤノキ、新原の大マキ、白山神社のクスは、天然記念物として、今も大切に残されています。
　私の住んでいる浜北区は、このように緑にめぐまれています。そこで、私は、この浜北の顔「植木」を保つために、出来る事はないか、考えました。
　私が一番実行していきたい事は、ゴミを拾って、ゴミを捨てる事のないまちづくりを目指すことです。このような事をすれば、環境にもやさしいし、木にもやさしいと思います。また、浜北区に住んでいる一人一人も気持ちよく、快適に過ごせると思います。
　次に、植木を日本全国にも伝え、浜北のよさを知ってほしいと思います。私が、これから会うたくさんの人にも伝えていきたいです。
　また、最近、日本の植木は、海外でも人気を集めるようになってきたとニュースで聞きました。日本の植木が、海外で気に入られ、大切にされる事は、とてもうれしい事だと思います。なので、インターネットを利用して、遠い所に住んでいる人にも、見てもらえるように、なったらいいなと思います。
　今、浜北は、温水プール、映画館ができ、新東名高速道路が開通し、生活するには、便利な町となりつつあります。そして、人口も増え、企業も移転してきたりと、活気あふれていて、これからますます期待される浜北になる事でしょう。
しかし、便利さだけを求めてしまうと、緑が少なくなり、浜北のよさが減ってしまうと思います。なので、今ある自然を大切に未来の浜北へとつなげていきたいです。