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更新日:2020年7月21日
あらたまの 伎倍の林に
汝を立てて 行きかつましじ
寝を先立たね (巻十四-3353)
大意:
麁玉の伎倍の林にお前を立たせて(待たせながら)、今夜は行けそうにもありません。
先に寝てください。
歌の作者 |
不詳 |
---|---|
揮毫者 |
大阪大学名誉教授 犬養 孝 |
所在地 |
浜北文化センター敷地内 |
石の種類 |
根府川石 |
大きさ |
(179*146) |
わが妻は いたく恋ひらし
飲む水に 影さへ見えて
世に忘られず (巻二十-4322)
大意:
私の妻はひどく私を恋い慕っているらしい。
飲む水に妻の面影さえ映ってきて、どうしても忘れることができない。
歌の作者 |
若倭部身麻呂 |
---|---|
揮毫者 |
国学院大学教授 桜井 満 |
所在地 |
万葉の森公園内 |
石の種類 |
根府川石 |
大きさ |
(200*162) |
伎倍人の斑衾に 綿さはだ
入りなましもの妹が小床に (巻十四-3354)
大意:
伎倍人のまだらに染められた夜具に綿がたくさん入っているように、自分も入ればよかったのに。妹の寝床に。
歌の作者 |
不詳 |
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揮毫者 |
大阪大学名誉教授 犬養 孝 |
所在地 |
万葉の森公園内 |
石の種類 |
三重県鈴鹿石 |
大きさ |
(149*191) |
磯の上に 生ふる馬酔木を
手折らめど 見すべき君が
ありと言はなくに (巻二-166)
大意:
磯のほとりに生えているあしびを折りたいが見せるべき相手のあなたがいるわけではないのに。
歌の作者 |
大来皇女 |
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揮毫者 |
大城東石 |
所在地 |
万葉の森公園内 |
石の種類 |
群馬県産青石 |
大きさ |
(113*162) |
わが妻は いたく恋ひらし
飲む水に 影さへ見えて
世に忘られず (巻二十-4322)
大意:
私の妻はひどく私を恋い慕っているらしい。
飲む水に妻の面影さえ映ってきて、どうしても忘れることができない。
歌の作者 |
若倭部身麻呂 |
---|---|
揮毫者 |
大阪大学名誉教授 犬養 孝 |
所在地 |
八幡神社(旧若倭神社)敷地内 |
石の種類 |
群馬県産青石 |
大きさ |
(147*227) |
あらたまの 寸戸が竹垣 編目ゆも
妹し見えなば われ恋ひめやも (巻十一-2530)
大意:
麁玉の伎倍の竹垣の編目のほんのわずかなすきまからでも妹が見えたならば、何で私が恋に苦しむことがあろう。
歌の作者 |
不詳 |
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揮毫者 |
大阪大学名誉教授 犬養 孝 |
所在地 |
麁玉協働センター内 |
石の種類 |
天竜産青石 |
大きさ |
(187*170) |
銀も 黄金も玉も 何せむに
まされる宝 子にしかめやも (巻五-803)
大意:
銀も金も珠玉もどうして優れた宝といえよう子にまさろうか。
歌の作者 |
山上憶良 |
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揮毫者 |
大城東石 |
所在地 |
万葉の森公園駐車場敷地内 |
石の種類 |
白御影石 |
大きさ |
(94*39) |
お問い合わせ
万葉の森公園
〒434-0041 浜松市浜北区平口5051-1
Tel:053-586-8700・Fax:053-586-8700
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