更新日：2022年6月3日

浜松市消防局 女性の活躍促進01

「伝わる」言葉で話したい

就職活動のとき、一生続けていけるやりがいのある仕事ができる職場を探していたところ、浜松市で女性消防吏員の採用が開始されることを知り受験しました。

採用後は、女性消防吏員第1期であったため組織には、女性にどの様な業務を任せていくのか検討・模索していただき、当時は女性の消防活動への制限がかなりあったことから非常に気を使わせてしまったことを覚えています。

現在は、日勤で消防水利の契約に係る事務や消防団事務に従事しています。慣れない事務に戸惑うこともありますが、周りからのサポートもあり何とか乗りきっています。人と環境に恵まれ日々感謝しながら勤務しています。

キャリアビジョンは、災害現場でより多くの経験を積み、その経験を元に自分の言葉で市民のみなさんに伝わるような消防広報をしていきたい。様々な広報をするうえで「伝える」と「伝わる」は、圧倒的な差があります。

「伝わる」言葉は、実際の経験に基づく生の言葉だと考えています。「伝わる」言葉で話すためには、より多くの災害現場での経験とそれに対する考察が必要になります。私は「伝わる」言葉で話したい。だから現場で活動したい。

消防吏員とは、階級を有し、消火活動中の緊急措置等、消防法上の権限を有する者をいいます。平成28年4月1日現在、当市に885人おり、そのうち女性は26人勤務しています。