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更新日:2021年11月15日
浜松城は、今から四五〇年前の元亀元年(一五七〇)に徳川家康が引間城を改修し、名を改めた城です。家康が在城すること十七年間、この間に戦国武将として領地を拡大していきました。天正十八年(一五九〇)に城主となった豊臣秀吉の重臣堀尾吉晴は、家康が土を盛って土塁を築いた城を、高石垣を備え、天守の建つ城に大改修をしました。江戸時代には、譜代大名たちが城主を務め、城下町を整備しました。浜松城主から、江戸幕府の要職に就くものが多いことから、浜松城を「出世城」と呼ぶこともあります。
明治六年(一八七三)に廃城となり、建物は取り壊され、城跡は民有地となり、天守曲輪と本丸の一部は公園となりました。昭和三十三年(一九五八)には天守台にコンクリート製の天守が建てられ、浜松城のシンボルとなりました。また、近年浜松城や城下町の発掘調査が行われ、埋もれていた浜松城の歴史が明らかになってきています。
本展では、絵図やさまざまな記録、そして浜松城から発見された出土品を通して、浜松城四五〇年の歴史を紹介いたします。
開催期間 |
令和2年10月17日(土曜日)~令和2年11月29日(日曜日) |
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開催場所 |
浜松市博物館特別展示室 |
開館時間 |
午前9時~午後5時 10月17日(土曜日)のみ一般観覧は午前9時30分から |
期間中の休館日 |
月曜と祝日の翌日(ただし、祝日の11月23日は開館) |
観覧料 |
一般500円(400円)、高校生200円(160円)、70歳以上の方250円 中学生以下・各種障がい者手帳をお持ちの方及び介添えの方1名まで無料 ()内は20名以上の団体料金 |
遠州浜松城図(当館蔵)
歴代城主の家紋瓦 浜松城出土(当館蔵)
浜松城再建募金箱(個人蔵)
10月24日(土曜日)・11月7日(土曜日)
11月21日(土曜日)新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、中止になりました。
毎回午後2時から30分程度
浜松城主の家紋の瓦で拓本を取ってみよう!
11月3日(火曜日・文化の日)
(1)午前10時~12時(2)午後1時30分~3時30分
主催:浜松市博物館
後援:静岡新聞社・静岡放送・中日新聞東海本社・静岡県文化財保存協会
芸術文化振興基金助成事業
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