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更新日:2023年3月24日
浜松を代表する地域ブランドの一つとして知られている「浜松注染そめ」。今回、浜松ものづくり展のテーマとして、その文化と技術について展示資料を通じてご紹介いたします。
開催期間 |
平成24年12月8日(土曜日)~平成25年2月3日(日曜日) |
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開催場所 |
浜松市博物館 特別展示室 |
開館時間 |
午前9時~午後5時 |
期間中の休館日 |
12月10日(月曜日)、17日(月曜日)、21日(金曜日)、29日(土曜日)~31日(月曜日) |
注染そめは、浴衣やのれん、手ぬぐい等の身近な道具の染色に利用されており主な産地は東京、大阪、浜松です。浜松では浴衣や浜松祭りの手ぬぐいなどで利用されています。
注染染めの歴史をさかのぼってみると、浴衣や手ぬぐい等の需要に応じる形で、明治時代初期から中期にかけてその原型が開発されたと考えられます。浜松の地においては、明治時代中期頃の手ぬぐいの染色に始まるとされ、大正時代には主に浴衣染め、以降は浴衣、手ぬぐい、のれん等の染色に広がったと考えられます。
染色技法は日本独自のもので、多彩な染色をすることができます。
手順としては、まず生地に型紙を乗せて染めない部分にへらで糊を塗りつけます。そして糊を塗った生地を注染台という台の上に乗せ、注ぎ口の細いやかんのような道具で生地の上から染料を注ぎ、下に抜いて染めていきます。
こうした方法で染めることで、
という注染そめの特色が現れます。
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