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更新日:2023年9月22日
福祉視点からの森守チャレンジ
~高齢者から幼児まで利用できる竹林を目指して~
浜松市では、市民協働による森の管理活用を模索しています。
「森守チャレンジ提案事業」は、市が所有する市街地の森をフィールドに、様々な方が森に関わるきっかけとなる事業を公募し、実施するものです。
今回は、「富塚小藪地区市民の森」の様子をお伝えします。
令和5年度「富塚小藪地区市民の森」では、NPO法人地域創生支援事業団(以下、「事業団」という。)の提案事業を実施します。
事業団は、認知症や認知症予備軍への支援活動や子育て世代への支援活動を通じた地域創生を目指し、認知症の予防/相談/支援などに取り組んでいる団体です。
事業所が「富塚小藪地区市民の森」の隣接地であることが縁で、事業提案いただきました。
60歳未満で認知症の症状が現れる場合を「若年性認知症」を言うそうです。
「若年でも認知症になり得る」という知識が一般に普及していないため、本人も周囲の人も認知症と気づかないまま生活し、失業や、家庭崩壊など深刻な状況に陥ってから認知症と気づくケースがあるとのこと。
事業団では現在、「若年性認知症を知ってもらう」と「若年性認知症の方の仕事をつくる」ことを目指し、認知症についての相談会「認知症カフェ」や若年性認知症の方が活動する「竹炭の製造販売」を実施しています。
令和5年度には、富塚小藪地区市民の森でこんなイベントを実施します。
各催しでは、参加者全員で草刈りやごみ拾いなど、森の保全活動も行います。
イベントなど実際に森での活動をしながら、高齢でも幼児でも、認知症であってもなくても、みんなで活動できる森ってどんな森か、関わってくださる皆さんと考えていきたいと思います。
福祉分野に対して、「当事者や専門家じゃないと、関わりにくいイメージ」がありませんか?
環境保全活動にも同じようなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか?
当事者でなくても、専門家でなくても、一回だけの参加で大歓迎です。
イベント開催情報は、市SNSで発信していきます。
少しでも気になるものがあれば、参加してみてください。
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