緊急情報
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更新日:2024年5月10日
富塚川平市⺠の森を、今の時代に無理のなく守り活用していくアイデアと具体的な管理方法について地域で話し合いを始めています。
第1回は地域の市民が森に願うことを見える化し、第2回は実現のための行動を具体的に考えました。
第3回は2月4日(日曜日)、富塚西会館で行われました。
10年後も子どもの声がこだまする森をめざして
第2回で「近隣小学校での森の活用」「子育て世代の森林整備への参加」「近隣住⺠による森林整備活用」
の3つのモデルについて話すなか見えてきた、最大の課題は
「現代のライフスタイルに合わせて森を守り、活かしながら子ども達に伝えられる人をどう見出だすか、育成するか」です。
楽しく、またがんばらないをがんばりながら、森と人との関わりを生み出すことができるのでしょうか。
森と人の新しい関わりを、地域でつくっていこう
実は解決の糸口も、第2回の話し合いの中で見つかっていました。
それらを整理し、『とみつか未来塾塾生(参加者)保護者の人材発掘・育成』『自然とともにあるライフスタイルを求める地域外の人との接点を作る』
『周辺の学校が学習に活用する可能性を検討する』という3つのプロジェクトに分け、
それぞれ最も関心のあるテーマに分かれて話し合いを深めました。
話す中で「森づくりを引き受けてくれる人などいない」という当初のあきらめに近い空気が、少しずつ変わってきました。
ワークショップ参加者が、はじめの一歩を踏み出した!
そんな中、参加者のおひとりが「市⺠のみなさんの活動したい気持ちを後押ししたり、情報提供したりする窓口の役割を負う人がいない。
私はそれをやろうと思う」と発言してくださったのです。
さらに、学校との連携を進めるために学校訪問をする意志表明をしてくださった方も!
小さくても大きな1歩が踏み出されました。
最後は全員で自分にできる第一歩を発表し、全3回のワークショップは終了しました。
富塚地区は地域の未来について真剣に考えまた行動する方が各世代にいらっしゃる、
熱量のある地域です。
子ども達に地域の自然を手渡すために、世代や地域を越えてお互いを知り、協力する未来を予感させるワークショップとなりました。