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更新日:2024年11月28日
令和4年12月4日(日曜日)に開催しました「森づくりワークショップ」の様子をご紹介します。
今回は、森の目指すべき姿『ホタル舞う富塚の森』をベースに、森全体のゾーニングについて考えました。
ゾーニングを始める前に、この森のキーワードである「ホタル」の生態について今一度理解を深めようということで、
専門家である遠州自然研究会の藤森さんにお話を頂きました。
ホタルというとゲンジボタルがお馴染みですが、
世界には3,000種類ものホタルが生息し、このうち浜松には8種類が生息しているそうです。
また、水の中に住むホタルは10種類程度で、その他は陸上で生活をしているとのこと。
知らないことばかりでした。
ホタルや餌となるカワニナの生息環境など様々なお話をお伺いし、いざ、グループでゾーニングづくりとなりました。
何となくイメージはあっても言葉にするのは難しい。
グループ討議は予定時間を超え、1時間強行われました。
その後、グループ毎に発表をして頂き、この案を一つにするべく、全体で話し合いを行いました。
湿地のエリアでは、ホタルを主役とするか、その他生息する水生植物も含めるか、という点で意見交換がされました。
樹林のエリアでは、人の利用を主とするか、森のもつ機能や目指す姿を主とするか、という点で悩みました。
ゾーン名を細かく決めすぎるのも良くないのでは、との意見もあり、どうしたものかと考えた末、ひとつのゾーニング案が出来上がりました。
ゾーニング案
湿地(水色) : 川平湿地ゾーン
北川樹林(緑色) : 市民が憩えるゾーン
南側人工林 : 市民が憩えるゾーン
西側樹林(黄色周辺): 水源ゾーン
北側樹林(茶色) : 水源ゾーン
同名称は、A・Bなどの分けをする。