緊急情報
ここから本文です。
更新日:2025年3月18日
前回の竹林整備の講座の中で、
伐採した竹を林内に積んで残しておくと、やがて朽ちて崩れだし、2次災害の原因になってしまうため、
伐採した竹は、竹林外へ運び出す必要がある、ということを学びました。
竹林整備を進めていく上で重要なことは、竹を伐採するだけでなく、
伐採した竹の行く先をきちんと決めておくことです。
今回は、前回の作業で林内から運びだした竹をチップ化し、
林内の作業道やホタルの観察場に敷き詰めることにしました。
当初予定してた日が雨予報だったため、
令和7年3月14日(金曜日)に作業日を変更して、竹のチップ化作業に取り組みました。
竹林管理の基礎知識の講座に引き続き、今回も丸大株式会社の大石誠一さんに講師をお願いしました。
丸大株式会社では、地元浜松で竹専用のチッパーシュレッダーの製造・販売、レンタル等を行っており、
竹林管理について、相談から実践まで幅広く対応されています。
今回、川平の森の現場は、足場も悪く、細い斜面の作業道を持ってくる必要があるため、
小回りがきく、小型のチッパーシュレッダーを持ってきていただきました。
しかし、威力は抜群。どんな竹もどんどん粉砕していきます。
太い竹は事前に割っておくと、作業の効率化と機械の負担軽減を図ることができます。
作業を始めて、3時間ほどで、前回運び出した竹の粉砕処理が終わりました。
今回は、竹の粉砕処理までとなり、今後チップ化した竹は作業道やホタルの観察場等に敷き詰める予定ですが、
このまま、積んだ状態にしておくと、来年頃にはカブトムシの幼虫が沢山育つ格好の場所となるようです。
今後、仲間が増えて、作業できることが増えていくと色々な活用方法が検討できそうです。
帰りは、降りてきた斜面をチッパーがゆっくりと登っていきます。
かなり急で足場の悪い斜面だったため、機械の搬入は難しいかなと思っていましたが、
講師の大石さんのご協力のもと、無事、講座を終えることができました。
今後の川平の森での活動の広がりを、また一つ感じることができた講座となりました。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください