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更新日:2022年9月1日
令和4年8月27日(土曜日)に現地見学会を行いましたので、ご紹介します。
昨年11月に第1回ワークショップで森を見学した時は、落葉時期であったことや草刈後であったことから、森内がスッキリした印象でした。
8月の森はというと、セイタカアワダチソウを始め様々な草が地表を覆い、樹木の枝は空を隠すように大きく伸びて、湿度が高かったせいもありますが、鬱蒼とした印象を受けました。
そして行く手には、幾度となく現れるクモの巣の壁。クモの巣に絡まりながら進むと、たくさんのやぶ蚊が待ち受けていました。
また、法面の一部が崩れた場所もあり、園路や湿地に土が流れ込んでいる場所も確認しました。
見学会では、ワークショップのコーディネーターから森を管理することの大切さについて説明を受けました。例えば、樹林を突然切り開くと同種の植物ばかりが偏って植生するそうですが、この偏りが単一な生態系をつくる原因となること、外来種をコントロールすることで在来種の住処を確保できること、斜面林を適正に管理することが水や地形を守ることに繋がることなど。
森の見学会は1時間を予定していましたが、森の確認や森の再生について話し合いをするうちに時間が経過し、約2時間におよぶ見学会となりました。