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更新日:2023年9月22日
浜松市では、市民協働による森の管理活用を模索しています。
「森守チャレンジ提案事業」は、市が所有する市街地の森をフィールドに、様々な方が森に関わるきっかけになる事業を公募し、実施するものです。
今回は、富塚小藪地区市民の森で2日間(8月18日と8月25日)に渡り開催したイベントの様子をお伝えします。
富塚小藪地区市民の森(以下、「市民の森」)は、浜松医療センターの東側に隣接した樹林。
広さは約16,600平方メートル。
主に竹林となっています。
材料となる竹は、ここから切り出します。
市民の森に炭焼き窯はありません。
隣接する福祉施設「富塚倶楽部」の敷地内に設置された炭焼き窯を使用します。
今回のイベントは「富塚倶楽部」で若年性認知症に支援に取り組む「NPO法人地域創生支援事業団」が企画しているため、竹炭焼き体験が実現しています。
講師は袴田さんです。
「富塚倶楽部」で職員として活動し、3年ほど前からここで竹炭焼きを行っているそうです。
一般参加の方は、竹炭づくりに興味のある方や、森が気になっていた近隣の方が参加してくれました。
また、施設を利用している方も参加してくれました。
今回の講座では、スタッフがあらかじめ竹を切り出し、参加者は、窯に入るよう竹を小さくする作業から始めました。
「電動ノコギリ、初体験」という方が多く、慎重にトリガーを引くのが印象的でした。
「隙間が無いよう詰めるのが良い」ということで、どんどん詰めていきます。
「こんなに入るのか?」と思う量でしたが、ちゃんと入りました。
一日目はここまで。
二日目。
一日目から二日目までの間に火入れはスタッフが行い、既に窯が冷めた状態で二日目がスタート。
いざ、窯オープン。
ん?
なんかスカスカ…
どうやら今回は失敗です!
「火が強かった」「外気温が高すぎた」「空気が入ってしまった」などが、失敗の原因となるそうです。
なるほど!
表面の汚れを落とします。
炭をあまり水に浸すと乾かすのが大変になるそうで、「さっさっさっ」と軽く洗うのがコツだそうです。
洗った炭を乾かすと完成です。
竹炭は脱臭剤や土壌改良剤などの用途があるそうです。
光沢のある独特の黒色は魅力的で、装飾品にもなります。
富塚小藪地区でのイベントは、次回『竹炭堆肥づくり体験』を企画しています。
ぜひご参加ください!
イベント名 | 【森守チャレンジ】竹炭焼き体験(富塚小藪地区市民の森) |
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日時 |
令和5年8月18日(金曜日)及び8月25日(金曜日) |
場所 |
富塚小藪地区市民の森 |
主催 運営 |
浜松市/主催 NPO法人地域創生支援事業団/運営 |
イベント参加者数 |
6人 |
目的 | 森との関わりづくり |
対象 | 一般 |
内容 | 炭焼き体験会 |
問合せ先 | NPO法人地域創生支援事業団 電話:053-415-9070 |
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