更新日:2026年3月24日
新たな議員定数について
新たに決定した浜松市議会の議員定数
浜松市議会では、令和8年3月23日の2月定例会(本会議)で、議員定数削減に伴う改正条例を議決しました。
議決内容
- 浜松市議会では、新たな議員定数について、中央区と天竜区とそれぞれ1人減員し、44人とすることを決め、令和8年3月23日の2月定例会において、議員定数削減に伴う改正条例を議決しました。
- これにより、次回市議会議員選挙から、区ごとの議員定数は、中央区33人、浜名区9人、天竜区2人となります。詳細は以下の動画をご覧ください。

検討の進め方
- 以下の4つの視点を設け、視点ごとにそれぞれ検証内容を決め、ポイントも定める中、検討を進めた。
- 「将来を展望しているか」では、一票較差の許容範囲や配当基数(選挙区の人口を議員一人あたりの人口で除した数値)の把握などを行った。
- 「区ごとの事情に配慮し、市民の意向を十分に汲み取れているか」では、人口移動の傾向や人口増の可能性、市民意見等の実態や傾向を見極めた。
- 「今後の定数見直し時期を考慮しているか」では、今後の定数見直し時期を予測した。
- 「意思決定機関としての役割を果たしていけるか」では、審査機能の一つである常任委員会について、類似の特別区や政令指定都市、中核市と比較を行った。
区ごとの議員定数ー決定理由ー
- 調査会報告書に記されている「1票の較差による選挙が無効になるリスクを考慮すると、次回選挙から天竜区の定数に限っては、削減することも選択肢として考えざるをえない」との結論を尊重することとした。
- 天竜区の議員定数を現行どおりとした場合、令和7年4月1日現在、最大2.16となっている1票の較差は、10年後の令和17年時点では、最大2.75へと広がることが予想され、今後も引き続き、人口が減ることを考えると、1票の較差を是正する観点から天竜区の定数は、1人減員することが避けられないと判断した。
- 10年後の令和17年時点において議員定数を1人減の8人とした場合、1票の較差は2倍を超える可能性があり、2倍未満に抑えるためには、現行の9人を維持することが望ましいと判断した。
- 判断にあたっては、浜北地域で予定されている土地区画整理事業など、人口が増える要因も参考としている。
- 中央区の住民からは議員定数について、行政区再編時や議員定数の削減方針決定時、また、令和7年に実施した市民向けのシンポジウムや市民アンケートにおいても削減を求める意見が多く寄せられていることが削減を判断する大きな要因となった。
- 削減数は、定数の配分状況に着目し、令和7年4月1日時点の人口に基づく配当基数が、定数34人に対して35人となっており、1人減らすことで実質2人の減に相当すると考え、1人の減員とした。
今後の定数見直し時期
- 調査会報告書には、「短期間での見直しは不安定な選挙環境を招く恐れがある」とし、「特段の事情がない限り、一定期間見直さないことを十分考慮すべき」と記されている。
- 市議会として今後の見直し時期の考え方を整理し、令和9年4月以降における議員定数の見直しについては、特段の事情がない限り、令和21年の市議会議員選挙後に行うことを決定した。
- この決定にあたっては、状況変化に柔軟に対応する必要があるとして、改選期ごとに特段の事情に関する有無を確認した上、議員定数見直しの要否を判断することを条件とした。
これからの浜松市議会
- 新たな議員定数が決定したことで、住民の中には、議員を減らしたことに対し、「声が届きにくくなる」、「市政を監視する機能が低下する」などといった懸念を持たれる人もいるかもしれません。
- そうした不安を払しょくするため、浜松市議会では開かれた市議会を目指し、新たな取り組みを展開していく考えです。
- 一つは、市議会全体で天竜区の課題に向き合うため、8年1月に設けた天竜区特別委員会において、課題解決のための仕組みづくりに着手します。
- もう一つは、議会改革検討会議において、議会の監視機能や政策立案機能の強化に向け、さらなる議会改革に取り組みます。
- 今後は将来を見据える中、市民から負託を受けた者として、市民の皆様の期待に応えるべく、議員としての責務や役割を果たしてまいります。
議員定数の見直し方針について
令和7年6月4日の議会運営委員会で、議員定数の見直し方針について以下のとおり決定しました。
決定方針
議員定数を削減する。
決定の理由
人口較差は、令和7年4月現在、天竜区と中央区で2.1倍を超えているうえ、天竜区の人口減少は将来的に続くことが予想され、その差は今後さらに広がることが考えられる。訴訟により選挙が無効となるリスクを回避するためには、『浜松市議会議員定数のあり方調査会』の結論を尊重し、1票の較差を是正する必要がある。
令和7年4月1日の人口(781,011人)は、議員定数を46人とした平成23年4月1日の人口(818,841人)に比べ、約3万8千人減少しており、将来推計人口も考慮すると削減理由として妥当性がある。
天竜区は、過去2回(平成31年、令和5年)の市議会議員選挙が無投票となっており、選挙を通じた政策の訴えや住民の意見表明の機会が失われている状況が続いている。
令和6年1月の行政区再編は、市議会の合議で進めたものであり、議会も自らの議員定数削減を市民に示すべきである。
行政区再編に伴い、市においては中山間地域振興を特命とする副市長を配置するなど、必要な施策を推進できる体制を整えたほか、住民自治を強化するため、区協議会の仕組みを見直し、コミュニティ担当職員を増員するなど、住民意見の聴取に取り組んでいる。
施行時期
- 令和9年4月市議会議員選挙(新たな議員定数で実施)
方針実施に向けた議会の取組
- 議員定数の削減を不安視する意見に対応するため、議会として新たな取組を検討していく。
市民への報告及び広報
- 決定した方針内容については、令和7年5月定例会終了後、中央区及び浜名区の各地域分科会及び各地域自治会連合会、天竜区の区協議会及び自治会連合会を対象に報告するとともに、動画配信や市議会だよりなどによる市民への広報の仕方を検討していく。
備考
- 協議において、市政を監視する機能の保持、天竜区が抱える特殊事情への対応、各区における住民意見を吸い上げる新しい仕組みがまだ十分に機能していない状況下への不安等を懸念する意見があったことを申し添える。
浜松市議会議員定数のあり方調査会の設置
議員定数及び区ごとの議員定数の考え方に関する事項等を調査することを目的に調査会を設置します。
第1回(令和6年6月13日(木曜日))
第2回(令和6年8月27日(火曜日))
第3回(令和6年11月7日(木曜日))
第4回(令和7年1月9日(木曜日))
第5回(令和7年3月19日(水曜日))
浜松市議会・議員に対する市民意識調査(令和6年6月~7月実施)
議員定数など議会のあり方に関する議論を進める中で、市民の皆さまが抱く議会や議員に対する認識を把握するため、「浜松市議会・議員に対する市民意識調査」を実施しました。
ご協力いただきました皆様には心より御礼を申し上げます。
アンケートの結果がまとまりましたので、お知らせいたします。
郵送調査の概要・結果
- 調査地域:浜松市全域
- 母集団:浜松市在住の18歳以上の市民
- 3抽出方法:住民基本台帳から等間隔無作為抽出
- 標本数:3,000人
- 調査方法:郵送配布、郵送回収
- 調査期間:令和6年6月25日~7月22日
- 発送数:3,000人
- 回収数:1,185人
- 有効回収率:39.5%
- 調査結果報告書
WEB調査の概要・結果
- 調査地域:浜松市全域
- 母集団:浜松市在住の18歳以上の市民
- 調査方法:WEB回答(参加自由)
- 調査期間:令和6年7月1日~7月31日
- 回収数:2,715人
- 調査結果報告書
議会発!市民向けシンポジウム~市民とともに考える浜松市議会~の開催
市民の皆様に議会を取り巻く状況や議会の活動などを知っていただき、これからの議会について一緒に考えるための機会として市民向けシンポジウムを開催しました。※開催は終了しました。